すばらしくてNICE CHOICE

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KK『Light in a Fog』

2007年4月27日リリースのアルバム。

この種のアルバムは、普段聴くことのないラッパーと出会えるので、とても嬉しい。
良かったのは、栃木を拠点に活動しているというドクトルマチダ。
M10「Signal」の1曲のみだけど、呂布カルマに似たフロウで日本語を大事にしたラップをする。

他には、Eudai Moniaus。SHRUGniceと共にDragons of Edinというグループで、
米国はサンフランシスコを拠点に活動しているらしい。
Dragons of Edinでも1曲やっているけれど、それよりも彼がソロでラップしている
M16「18」がとても良かった。
行間を想像させるリリックと、たたみ掛けるように踏んでいく韻、
あと、この鼻声な感じのこもった声質が好きなんだろうな。

アメリカ留学を終え帰国後、大阪で活動を始めたという疎外King MCは少しだけ注目。
基本的にはポエトリーリーディングなんだけど、少し引っかかる物があった。
ところどころだけど、一瞬世界が見えるのがいい。
2002年、EP「The END」をリリース。今回の「Ego Trip」はそれに収録されたもののリミックス。

K-Bombは相変わらずのズブズブラップ。
群馬で活動を続けるhisomi-TNPは、ワンヴァースのみの参加だけど、
去年新宿ロフトのShing02のステージで見せたキレがなかった。
Candleはうまい。すでに安定感がある。
Cream Cungbellは3歳のときにボートで日本に漂着したベトナム難民で、
さまざまな差別や環境的不利な状態から抜け出すためにラップを始めたらしい。
活動拠点は神戸とのこと。日本語とベトナム語を織り交ぜての社会派っぽいラップ。
背負っている物は大きいのだろうけれど、それがなかったら聴かないな。
"中近東に平和はいったいいつ来るのでしょうか"って、知らないよ。
どうすれば平和が来るのか提案までをラップして欲しい。投げっぱなしジャーマンはいらない。
環ROYはいつでも不安定。どうせなら魔王ネタで最後までやれば面白いのに。
この人のラップはどれを聴いてもフリースタイルをそのまま録音した感じがする。
練りに練ったリリックを聴いてみたい。
Shing02がM14「Lift the Fog Up」で参加。M20にそのリミックスバージョンも収録。
ピアノの鳴りが気持ちいいリミックスの方が好きかな。
でも、例によって英詩でのラップで、イマイチ。
2003年にファーストアルバム『TENSQRT』を発表しているAri1010は初めて聴く。
この1曲だけで評価をするのはなんだけど、好みのラップではなかった。
言葉が汚い。

他にも、海外からKensho & Tenzinが参加。
ホームページによると、Kensho Kuma はカリフォルニア育ちの日系1世で、
Tenzinはチベットの血を引いているらしい。
1990年代後半からカリフォルニア・ベイエリアで活動を始めたグループとのこと。
Dragons of EdinのSHRUGniceとやったL.I.F.E. Longはクイーンズ出身のラッパーとのこと。

まあ、ドクトルマチダとEudai Moniausに出会えただけでも儲けものと思うべきなのだろう。
あ、トラックは当たり障りのない音。ラッパー思いのトラックと言いますか。
M4「Crisis」とM11「Ego Trip」が好みだったぐらい。
縁の下の力持ちに徹している感じがした。
普段からこういう音なのかな。
2007.05.05 Saturday 15:13 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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