すばらしくてNICE CHOICE

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東直己『向う端にすわった男』

読了。
☆☆☆/5点中

「ススキノ<俺>シリーズ」の短編集。

「向う端にすわった男」 ミステリマガジン1992年7月号
「調子のいい奴」    イエローページ1994年1月号〜7月号
「秋の終わり」      ミステリマガジン1994年12月号
「自慢の息子」     ミステリマガジン1995年11月臨時増刊号
「消える男」       書き下ろし

表題作「向う端にすわった男」は、第1作『探偵はバーにいる』と同時期の作品になるのかな。
コテコテのハードボイルドな展開を期待して、足元をすくわれるのが若干面白い。
第1作と同じで、「俺」が28歳の頃の話。
文中のハードボイルド映画をひとつも見ていないのに気付いた。

長篇第3作『消えた少年』の刊行前に連載されていた「調子のいい奴」は、
「俺」が29歳の頃の話。
収録作品の中では一番長いけれど、面白さは普通。

この作品のなかでは、「秋の終わり」や「自慢の息子」が好き。
主人公の「俺」には深さが足りないのだけど(その分が減らず口が豊富で嬉しいけど)、
わき役にもならないちょい役が人生の悲しみを背負っていて、結構好きだったりする。
そして、この2作品はそのちょい役がメインで描かれていて、いや〜な気持ちになりはするけれど、
「ススキノ」シリーズの軽妙さとは違う趣があっていい。


(「俺」の)マティーニ
レシピ:ドライ・ジン    60ml
    ドライ・ベルモット
作り方:ドライジンをシェイクし、ベルモットでリンスしたカクテルグラスに注ぐ。ノーオリーブ。

シンケンヘーガー(Schinkenhager)
1648年、ドイツはヴェストファーレン(Westfalen)地方のシュタインハーゲン村を発祥とするジン。"シンケン"とはドイツ語で「ハム」の意で陶器ボトルのラベルにもハムの絵が入っている。
本文中では、"向うの端にすわった男"がシェイクして冷やさせてから飲んでいた。
シュリヒテ・シュタインヘイガー
おそらく「シンケンヘーガー」と同じ村で造られているであろうジン。「シンケンヘーガー」は知らなかったけれど、こっちの「シュリヒテ」の方はよく飲む。ドライジンとは違い味わいがあり、おいしい。値段も安いし。

ノッカンドー
スペイサイド・モルト。
"ピート香・樽香ともにライトに抑えてあり、やや辛口の味わい"とのこと。
1898年に創業したノッカンドー蒸留所は早い時期からJ&Bのメイン原酒として使われていた。1977年になってからようやく市場に出され始めたシングルモルト。
2007.08.24 Friday 23:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
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