すばらしくてNICE CHOICE

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Dragon Ash『Public Garden』

1997年4月23日リリースのセカンドミニアルバム。

1枚目のミニアルバムからたった2ヶ月での発売。
よって、レコーディングはほとんど同時期だったのかもしれないけれど、
音は段違いにこちらの方がいい。

M1「Realism 供廚虜能蕕離疋薀爐瞭りからして、明らかに録音のレベルが上がっている。
チョッパーが完全にツボだ。
あと少し跳ねたらフリーだと思う。
しかし、ラップが入ってミクスチャーになった瞬間、うっすらがっかり感が漂う。
それでも突如出現する日本的なサビにはさすがにハッとさせられる。
こうしたどこかいびつな感じや、
バランスの悪さというのはドラゴン・アッシュらしさにつながるのかなとも思う。

"核心に迫ろうとするとき すべては初めに理解するもの
 前に見た夢や空想だとか捨て去ることからそれは始まる
 期待してはいなかった現実 確認してから受け止めるはず
 すでに否定することはできずに頭の中で膨らんでゆく"

歌詞カードを見ることなしには理解できない詩も若さゆえか。
見ても理解しにくいか。
これはやっぱりRAGE AGAINST THE MACHINEの影響なのかな。
AIRがシングル『KIDS ARE ALRIGHT』をリリースするのはこの年の9月だし、
そうなんだろうな。日本語詩でやろうとしていることは立派。

ベースラインが愉快なM2「Ability → Normal」はロックだ。

"凡人達は互いを罵って 少しずつ人を見下していった
 そしてありふれた小春日和には 友達と話し続けているだけ
 夕暮れがキレイな日にあった人 権力のあるお偉い政治家や
 才能豊かな僕の友達や 子犬と同じくらい弱気な僕

 そんな僕たちは過ごしていく / こんな毎日を過ごしていく"

この作品からファンが選ぶベスト50に選ばれたのはM2だけだ(しかも50位)。
この曲よりもM3「冬ノ道ノセイ」はもっといいと思う。
ベースはまたまた素晴らしいんだけど、今度はアコギも良くて、
高まって高まって突然終わるラストがいい。

"悲しい日々は過ぎない 遠くまで行くのに
 降り止まない雪のせい キミはまだ帰らない
 どうしてここにいるの あるのはただ寒さだけ
 疲れてまた眠った 寒すぎた冬の道のせい"

気温が低くて、体が凍えてきて、心も寒くなる。
あの感じがうまく表れている曲だと思う。

漫然とこのミニアルバムを聴いていると、
ニルヴァーナのように静と動があるM4「Future」を越えた辺りから、
不思議とあまり印象に残る曲がないのだ。

じっくり聴くと、M6「虹の彼方」はいい曲だと思うし、
M7「Addiction」の少し青い歌詞も良かったりするけれど、
気づくとシークレットトラックの留守番電話が平たい声で一件メッセージを
預かっていると申告してきて、いつの間に終わってたのねとなる。

アコースティックギターが入った曲が増え、比較的聴きやすい曲が多くなった。
また、タイトル以外全曲で日本語のみが使われ、その意気込みがうかがわれるのだが、
どうも聞き手への共感を誘うとか、詩的な表現であるとか、そこまでは到達していなくて、
青いと言ってしまえば、それまでなんだけど、滑らかな日本語詩ではないのは残念だと思う。
「冬ノ道ノセイ」や「虹の彼方」は好きだけどさ。
2007.08.27 Monday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.04.19 Wednesday 23:59 | - | - | -
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