すばらしくてNICE CHOICE

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Dragon Ash『Mustang!』

1997年11月21日リリースのファーストフルアルバム。

グランジ風ロックに始まるアルバム。
いきなりM1「One Way」は英詩のみの曲で、最近のドラゴン・アッシュを知っているから、
何ら違和感はないけれど、最初から聴いてて、フルアルバムの1枚目の1曲目がこれだったら、
相当驚いたのではと思ってみる。
たいして詩も良くないし。

M3「Cowboy Fuck!」は、いわゆるドラゴン・アッシュ的テッパン名曲の先駆けのような曲。
恐る恐る入っているDJ Botsのスクラッチに和み、
柔らかいタッチのアコースティックギターが優しい歌声と相まって心地いい。

"僕はといえばしばらく黙ったままで / 遠く離れて見守ってるんだ
 前にでる前にでる前にでる / 勇気さえもなくじっとしてる / 底のない夢の中 意味もなくて"

次の「Sleep」もメロウで素晴らしい。
この曲もアコギがメインだ。
この声色を出しているときの降谷はいいと思う。
わざと汚い声を絞り出すパターンとか、他にも数種類の声を使い分けているけれど、
それほど曲に効果的だとは思えないんだよなぁ。

M5「Where Where Where」になると、やや激しいパートが入るけれど、
柔らかい声で歌われるメロディ。この声って結構希有だし、
この感じが、この頃のドラゴン・アッシュの良さだと思う。

この後からラストの15曲目まで、気に入った曲はほとんどなかった。
例のベスト50で、第19位に入っていたM14「Fever」なんて、
このレベルでのラップを静かなトラックに乗せて出そうとする勇気がある意味すごい、という感じだ。

ただ、M11「Sunday」は歌詞を無理に歌メロに乗せていないのが良かった。
こんな感じで、ふんわりと乗っかったメロディって意外に少ないなと思う。
"少し疲れた日曜日にはここで絵を描いていよう
 それはまるで暗い部屋で泣きじゃくる子供のように
 冷たい涙でその頬を悲しげにぬらすよりずっと
 こごえた両手をあわれな僕にそっと暖めさせて"

あと、全体的に、世代を背負うような歌詞が増えてきたかな。
個人的な歌を歌うというよりは、聴き手に語りかけるような曲だ。

M7「N.J.Soul」では、
"四角い空で育った僕達いつかこの街を出て旅に出よう
 それぞれの場所軽率な人築いた秩序を壊してまわろう"
M10「Generation Mind」の、
"青白く光るこの星で 僕達ははにかんだまま
 すこしずつ傷ついていった 僕達ははにかんだまま
 Hey Mr.Generation Mind 気がつけば風が歌をうたって
 Hey Mr.Generation Mind 僕達は何か始めようとした
M14「Fever」での、
"目標はまだ夢のまた夢で / 到達するにはかなり困難な道 / 着地成功は難しく
 世代の知性は足踏み状態 / それでも何か考え出す脳 / 行き止まりと知らずに前進
 つぶれかけたこめかみで感じながら / 方向見つけてさらに前進"

ただそれが、やや抽象的すぎてうまくいっていないようだけど。

ロックがあったり、ミクスチャーがあったり、静かな曲があったり、すでにラップがあったりと、
バラエティに富んでいる15曲。
玉石混合ではあるけれど、まだ若干18歳の少年の作品になるわけで、
そう考えるとすごいとなるわけだ。
売れ線の音を出していない姿勢にパンク魂をちょっぴり感じる。
2007.08.28 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.05.21 Sunday 23:59 | - | - | -
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