すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
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天然コケッコー

100点/100点満点中

くらもちふさこ原作の同名漫画を『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督が映画化。
2007年公開作品。

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山と海に囲まれた山陰地方の小さな町。中学2年生の右田そよは、小中学生合わせても
全校生徒がたった6人という小さな分校に通っていた。
ある日、東京から都会の匂いをまとったかっこいい男の子・大沢広海が転校してきた。
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100点満点を連発させてしまったけれど、さわやかボーイ・ミーツ・ガールものでは、
しょうがない。
こういうのにも弱い。
そよ役の子(夏帆)は、目元の腫れぼったさやくちびるの感じが裕木奈江を彷彿とさせてツボ。
相手役の男の子(岡田将生)もこれまたかっこいい。
美男子というのではなく、さわやかに、だけど少し男くささもあって、かつ少年っぽさというか、
お尻にまだ殻が付いている感じが、とっても良かった。

この監督を語れるほど、作品を見たわけではないけれど、
もっとアクの強いものを撮るイメージがあった。
だけど、素直に、ひたすら素直に淡い青春ものに徹していて、それが良かった。

無医村で本当に何もない田舎と東京という対比を描く場面がある。
けれど、そこにありがちな田舎尊重とかそういう展開ではなく、
田舎も都会もどちらもいいところ悪いところがあるという、
ニュートラルな視線が気持ち良かったな。

子役を始め、わき役でひとりも大根がいないのも素晴らしい。
たいていは子役でうんざりすることが多いのだけど、何のストレスも感じずに見られた。
もっとわきの人々の活躍を見たかったぐらいだ。

でも、なんといっても、初々しいふたりの絡みがもう最高。
ふたりで電車に乗る場面の手の繋ぎ方とか。三十路にはまぶしすぎる。
"ふたりで歩きたかったんだ"というセリフのタイミングが若干早いかなと思ったけど。
広海の少しつっぱった描写などのエピソードがもうひとつぐらいあって、
それで、あのセリフがあったらな、とか思いながら見ていた。

あと、暗転が多いのが気になった。
あの瞬間にちょっと現実に引き戻される感じがして、嫌だった。

レイ・ハラカミの音楽も繊細な映像にいい色を付けていた。
決して目立つことなく、かといって、引きすぎもせず。
エンディングのくるりの歌もやっぱり良かった。

クスリと笑えるシーンも多いし、幸せになれる映画。
自分の若かったときを楽しい気分で振り返ることができた。
2007.08.29 Wednesday 23:59 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:59 | - | - | -
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