すばらしくてNICE CHOICE

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Dragon Ash『Buzz Songs』

1998年9月2日リリースのセカンドアルバム。

確かドラゴン・アッシュを聴き始めたのはこの作品から。
ジャケットがいかす(サボタージュか)。
かっこいい日本語ロックがあるよと、友人に貸したら、
お返しでeastern youthの『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』を借りて、感動したのを思い出した。
ただ、今聴き直したら、この作品のどこに惹かれていたのか分からなくなってしまったけど。

BOTSのビートでアルバムが始まり、ヒップホップ色が強まるのかなと思いきや、
スクラッチなどは味付け程度で、それほど大きく路線変更しているわけではない。
ミクスチャー路線が少なくなって、ロックとラップがきっぱり分かれた。

で、完全に韻を意識して、生音ヒップホップになっているのが、
M6「Under Age's Song」とM11「陽はまたのぼりくりかえす」。
しかも後者はファン投票で第1位に輝き、前者も第9位とどちらも人気曲だ。

でも、聴いた当時に感じたかっこよさが思いっきり薄れ、
今はあの頃の気持ちを同じように持つことができない。
下手くそなラップを聴かされている気分になる。
内容はいいのかもしれないけれど、フロウが未熟で、押韻が稚拙。
M6はアコギがいいし、M11もトラックはまったく悪くないんだけど。

M6「Under Age's Song」
"とめどなく続くこの生活 心地良い空気吸うことも少なく
 何かに追われることにも慣れ なれなれしくふみこむ大人に慣れ
 薄れていくのは少年時代 ふくらみだすのは権力社会
 似たりよったりの個性はSucker / Pick up the Mic 今飛び立つ時

 羽根のないすべての天使に今 歌いささげるよ
 This is under age's song

 Be stronger Fly higher Don't be afraid

 その足でふみ出せばいい / 誇らしく揺るぎない翼を広げればいい"

M11「陽はまたのぼりくりかえす」
"One two step Baskeat Shoes / はけたら部屋から抜け出し one two skip
 軽やかに歩き出してこの胸つきさすBeat探して
 ただ吸い込む空気さえもむしばまれそうな時代で
 それでも何かを探して夢を見続ける人もいたりして"
"さあ窓をあけ 僕は手を差しのべて / さあ手を伸ばし 君はただ掴めばいい
 陽はまたのぼり繰り返していく / 僕達の空をのみこんでいく
 生き急ぐとしてもかまわない / 飛べるのに飛ばないよりはいい"

ブルーハーツの「Train-Train」を私がいまだに好きなように、
この曲を10代で聴いた人にとっては普遍のアンセムなんだろうな、と思う。
それと、こんなナイーブさをラップするMCが今いないのは非常に残念で、
ラップをしなくなった降谷だけど、またいつか聴ければな嬉しいなとは思っている。

完全なラップ曲の誕生と同時に、英詩のロックが比重を増した。
M2〜4、7、そして完全にレイジ趣味のM8「Pull Up Roots」。
日本語でロックすることに自覚的なアーティストだと思っていただけにこれも残念だ。
M4「Cherub Rock」は、The Smashing Pumpkinsに同名タイトルがあり、
その邦題が「天使のロック」だった。
今度は元タイトルを自分の歌の名前に持ってきたわけだけど、
別にカバーというわけではなく、単にスマパン好きが高じただけのようだ。
このAメロって何かのメロディに似ていて、思い出せそうで思い出せないのがもどかしい。

M9「Mustang A Go Go!!」は多分ギャグなのだと思う。

日本語詩で歌われるM5「Invitation (Buzz Mix)」が唯一今聴いても良かった。
ブレイクビーツと共に、鳴らされているのは歌声と同じように優しい音色。

"もし人に個性があるなら目に入る色もちがうはずなんで
 僕に見えたキレイな花もキミにはみにくい人食い花って
 それならキミが笑ってる時 僕がさめるのは道理だろうし
 そこに行けば何かあるなんてキミは言うけど僕は感じないよ"

歌詞もその声にマッチしていて、穏やかな気分になれる。
シングル『Rainy Day And Day』の裏に入っているアコーステックバージョンの方が、
アレンジ的には気に入っているけれど。

シークレットトラック扱いの「Iceman」はランクでも18位になった曲だけど、
珍しいくらいに真っ当なロックでそれほどいいとも思えない。
このアルバムから他にランクインした曲は、M5「Invitation (Buzz Mix)」が23位、
M9「Mustang A Go Go!!!」が39位、M9「Melancholy」が49位。
2007.08.29 Wednesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.04.19 Wednesday 23:59 | - | - | -
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