すばらしくてNICE CHOICE

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Dragon Ash『The Best of Dragon Ash with Changes Vol.1 & 2』

2007年9月5日リリースのベストアルバム。

初めてドラゴン・アッシュが気になったのは、確かスペースシャワーTVの番組で見てからだ。
その頃はBOTSもいなくて、小雨が降る中、どこかの公園の金網の前に3人で立っているという
「絵」だけを覚えいている。
どういう状況だったのか全く記憶にないのだけど。
どんよりした雲の色と雨に濡れた3人。
真面目なバンドなんだろうなと思った。

バンドの要、降谷建志が18歳になってまだ一ヶ月にも満たない1997年2月21日に、
ミニアルバム『The Day dragged on』でデビュー。
当初からミクスチャーバンドとしてスタートしたグループではあったけれど、
味付けとしてラップをするだけではなく、本格的なヒップホップバンドになり、
やがてそこから離れ、ブレイク・ビーツの吸収、ラテンミュージックを取り入れていくことになる。
2枚のベストアルバムからは、タイトルにもあるように彼らの音の"変化・変遷"が辿れる。

『Vol.1』はファーストミニアルバムから1999年7月発売のサードアルバム、
Viva La Revolution』までを収録。

いきなり新曲「For divers area」から始まる。
これがいい。
ラテン風味とロックが絶妙に融合していて、7枚目のアルバム『INDEPENDIENTE』から、
さらに深化した音を聴かせてくれる。
ひとつの到達点かなとも思える。
この曲からM2「天使ノロック」へ行っても違和感を感じさせないのは、
ある意味で音の変化はあったものの芯のところで少しも変わっていない証明なのかもしれない。

セカンドミニアルバムからはM3「Ability → Normal」の1曲しか選ばれていないけれど、
ミクスチャー全開な音を出していた「Realism供廚筌▲灰の音色が優しい「冬ノ道ノセイ」や、
あるいは「虹の彼方」があっても面白かったかなと思う。
M5「Fever」やM6「Face to Face」はいらないから。
M5はロックではなく、ヒップホップとしてラップを始めた記念碑的な曲なのかな。
ひどいフロウだけど。

で、M7「Invitation (Buzz Mix)」から始まるヒップホップ路線。
「Under Age's Song」はシングルバージョンを収録して欲しかった。
アルバムを一枚一枚順を追って聴いていたときにも感じたけれど、
この辺りの音にはちっとも感銘を受けない。

権利関係がクリアになったのか、初めてアルバムに収録されたM11「I LOVE HIP HOP」。
「I LOVE HIP HOP」とM12「Freedom of Expression」の流れはシングルと同じで、
歌詞も続いているし、ようやく収まるべきところに収まった感じ。

Buzz Songs』期のラップと「I LOVE HIP HOP」や「Let yourself go, Let myself go」
のそれを聞き比べると、
降谷のラップの成長ぶりがはっきりと分かる。

M15「Dark cherries」が意外に良かった。
アルバム『Viva la revolution』ではそれほど良いとは思わなかったけれど、
今回聴いていたら、力の抜け方もいい感じだし、いい曲に思えた。
印象が変わったのはこの曲だけかな。

締めはのM16は「Viva la revolution」。
「Grateful Days feat.ACO & ZEEBRA」が収録されなかったのは残念ではあるけれど、
それがなかったからといって少しも損なわれることのない、ドラゴン・アッシュの栄光の軌跡が、
この『Vol.1』には収められている。


『The Best of Dragon Ash with Changes Vol.1』
M1「For divers area」            →新曲
M2「天使ノロック」              →1st mini AL『The day dragged on』
M3「Ability → Normal」          →2nd mini AL『Public Garden』
M4「Cowboy Fuck!」            →1st AL『Mustang!』
M5「Fever」                  →1st AL『Mustang!』
M6「Face to Face」             →シングル『陽はまたのぼりくりかえす』のM2
M7「Invitation(Buzz Mix)」        →2nd AL『Buzz Songs』
M8「Under Age's Song(Album Mix)」 →2nd AL『Buzz Songs』
M9「Melancholy」               →2nd AL『Buzz Songs』
M10「陽はまたのぼりくりかえす」       →2nd AL『Buzz Songs』
M11「I LOVE HIP HOP」          →シングル『I LOVE HIP HOP』のM1
M12「Freedom of Expression」     →3rd AL『Viva La Revolution』
M13「Drugs can't kill teens」       →3rd AL『Viva La Revolution』
M14「Let yourself go, Let myself go」→3rd AL『Viva La Revolution』
M15「Dark cherries」            →3rd AL『Viva La Revolution』
M16「Viva la revolution」          →3rd AL『Viva La Revolution』



2000年3月にリリースされたシングル『Deep Impact feat.Rappagariya』で始まる『Vol.2』。
アルバムとしては2001年の4枚目のアルバム『LILY OF DA VALLEY』から、
今年2月に出た最新作『INDEPENDIENTE』(7作目)までだ。
Every Little Thingの持田香織が参加した新曲「wipe your eyes」が収録されているが、
こっちはいまいちの出来。

これまでアルバム未収録だった「Life goes on」がM4に入っているし、
シングル曲とそれ以外の人気のある曲がバランス良く並んでいる。
個人的にはシングルのB面だった「休日」や不可能だろうけれど「M]があっても、
良かったかなと思った。
まあ、シングル『Summer Tribe』は入れないのが良心というものだろう。
同じようにアルバムに収録されなかったシングル『Shade』は未聴なので、不明。

強い不満としては、M8「Episode 4 feat.Shun & Shigeo」を入れるなら、
同じアルバムから「Harvest」を入れて欲しかった。
シークレットトラックが省かれたバージョンを聴いてみたい。

INDEPENDIENTE』から収録された4曲は悪くないし、いいと思うけれど、
「Develop the music」か「stir」、「Fly」、「Samba 'n' bass」あたりがあっても良かった。
あんな新曲はいらないから。

こうしてじっくり聴きこんでみると『Vol.1』よりも『Vol.2』の方が、
歌詞が英語まじりでよく分からなくなってはいるけれど、楽曲、演奏技術が格段に上がり、
聴き応えがあるのが分かる。

降谷のラテンブームもそろそろ一段落つくだろう。
次はどの音に向かうのだろうか。
コテコテのブルースかもしれないし、「Dark Cherries」が今回意外に良く感じたから、
"ワン・ラ〜ブ"とか叫ぶ降谷を見てみたいような、似合いすぎで嫌になりそうな、
ともかくルーツ・レゲエをしっかりやっているメジャーバンドは少ないので、聴いてみたい気はする。
何にせよ、くるりと同じで次に何をもってくるのか楽しみなバンドだ。


『The Best of Dragon Ash with Changes Vol.2』
M1「Deep Impact feat.Rappagariya」    →4th AL『LILY OF DA VALLEY』
M2「百合の咲く場所で」              →4th AL『LILY OF DA VALLEY』
M3「静かな日々の階段を (e.p. ver.)」    →シングル『『Lily's e.p.』のM3
M4「Life goes on」                →シングル『Life goes on』のM1
M5「Fantasista」                  →5th AL『HARVEST』
M6[Patience」                  →シングル『Fantasista』のM3
M7「morrow (Al Ver.)」             →5th AL『HARVEST』
M8「Episode 4 feat.Shun & Shigeo」    →5th AL『HARVEST』
M9「Canvas」                    →5th AL『HARVEST』
M10「crush the window」           →6th AL『Rio de Emocion』
M11「Palmas Rock feat.UZI-ONE」      →6th AL『Rio de Emocion』
M12「夕凪UNION」                →6th AL『Rio de Emocion』
M13「Ivory」                    →7th AL『INDEPENDIENTE』
M14「El Alma feat.SHINJI TAKEDA」    →7th AL『INDEPENDIENTE』
M15「few lights till night」           →7th AL『INDEPENDIENTE』
M16「夢で逢えたら」                →7th AL『INDEPENDIENTE』
M17「wipe your eyes feat.Kaori Mochida」→新曲
2007.09.06 Thursday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.10.17 Tuesday 23:59 | - | - | -
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