すばらしくてNICE CHOICE

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SEAMO『Round About』

2007年10月31日リリースのサードアルバム。

前作からほぼ1年でフルアルバムをリリース。
その間にはシングル3枚を切って、売上も「Cry Baby」が最高順位6位、
「Fly Away」は最高順位8位、「軌跡」で最高順位10位と、
日本で珍しく売れているヒップホップアーティストだろう。

今作は前作に感じたハードなヒップホップが薄れ、良質なポップミュージックになっている。
クレバよりもメロディメイカーだと思う。
M6「Cry Baby」やM7「おいしいゴハン」、M15「From Now」、M16「…おかえり」は、
ほぼ歌っている。
特にM7はギター一本に合わせて歌われる1分35秒の短い曲だけど、
槇原敬之を彷彿させるようなグッドメロディでいい。
同じ長さのM16も今度はピアノとシンプルなビートをバックに優しく歌われる曲で、
こっちもいい。

M15は彼に向けられた批判に対する思いのようにも聴ける。

"誰でもね 世の中に好きな人嫌いな人いて
 大抵は嫌いな人の方 気が楽だから見ないように
 見ないが為に 見えないものがあることに 皆気付かない
 閉ざす心 開く事を 皆ほとんどしないのさ

 合わないと勝手に決めつけ 苦手意識を植え付け
 陰口を捌け口に満足 何も生まれぬ 言葉の反則
 強者のようで実は弱者 いじめてるようで むしろ逆だ
 嫌われる事を怖がっている 自分でも薄々わかっている"


最近テレビでよく見るけれど、そこで聴くシングル曲よりも、
アルバムの中の一曲として聴く方がずっと良かった。
M3「Fly Away」が特にそうだ。いい意味で派手で、アルバムの中で栄える。
いい感じでストレートなラップが始まったかと思うとすぐに歌ものフックになるのは、
ご愛敬だけど。

ラップについては、仲間のHOME MADE 家族や手裏剣ジェットを招いたり、
BoAにフックを歌わせる曲があったり、と総じてノリのいい、分かりやすいラップが多い。

M5「君のとなり」のような恋愛もののラップはホントうまい。
クレバよりもロマンティックだし、声も変なアクがなくていい。

"もしも僕が星ならば 君だけを照らすだろうな
 もしも僕が風ならば 優しさを運ぶだろうな
 いつまでも君の手を 変わらずに握っていよう
 離さないよ 離れないよ 一番近くにいるよ"

そして、M14「軌跡」のような失恋ラップ。
売れるのがよく分かる。

mihimaru GTのhirokoが参加したM12「宝島」のようなリズムでは、
飽きさせることなくラップするクレバの方がうまい(クレバと比べるのも何だけど)。
それと、hirokoを有効活用していないのも残念。

トラックが良かったのはDJ大自然の手によるM9「Chilling, Chilling」。
エレクトリックポップファンク!(そんな言葉があるのか知らないけれど)
楽しい。
アホっぽいラップも面白いし。

このアルバムが前作(最高順位1位)のように売れているのかは知らないけれど、
武道館でのライブも決まったらしいし、人気があるのがよく分かる。
普通のポップミュージックと同じ感覚で聴ける。
2007.11.05 Monday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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