すばらしくてNICE CHOICE

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tobaccojuice、Empty Black Box&Pele@吉祥寺Star Pine's Cafe

年末年始は珍しく東京にいたので、大晦日は吉祥寺はStar Pine's Cafeの年末イベント「踊れ!大晦日 〜COUNTDOWN 2007-2008〜」へ行く。お目当ては当然タバコジュース。カウントダウン後にライブが始まるというので、しばらくぶらぶらして酒を補給し、30分前に再入場。

いよいよカウントが刻まれ始まる。こういうイベントは久し振りでなんだか嬉しい。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1。みんなで一斉にクラッカーを鳴らし、祝祭ムードが一気に高まる。ボーカル・松本が叫ぶ。"2008年あけましておめでとう"。歓声と乾杯と新年の喜びに沸くフロア。ステージ上では軽くジャムるタバコジュースの面々。

やがて、聞き覚えのあるイントロが鳴らされ、「ミラクル」へ。新年一発目は生きてきたことを両親に素直に感謝する曲だ。酒もかなり入っているせいか、"生きてるってそれこそすべてさ / 生まれてきて良かったよ / とおさんおかあさん、ありがとう 俺は歌ってるよ(幸せだよ)"というサビを口ずさむ。しみじみといい曲だと思う。

続くのはさらに陽気な「パーティーブルース」。"パーティを続けよう、朝まで"と歌われるのに、ライブの後半に置かれることが多く、あと数曲でパーティが終わってしまうなぁという気分になってしまうことが往々にしてある。だからこの位置は嬉しい。このパーティがいつまでもいつまでも続いていけ、という気分に存分にひたれる。セイ、イェーのコール・アンド・レスポンスがあったりしながら、この日も絶好調の演奏を聴かせる。特にエンディングでのドラムの熱い終わり方が気持ちがいい。

"今年のことはまだ分からないけれど、今年は・・・"と松本がまじめに去年の雑感を語り始めようとした直後に、ギター・大久保のとなりに転がっていた大きな風船がパーンと割れて、大久保がリアクション芸人なみにこける。フロアに温かい笑いが満ちるけれど、松本は少しも気にせずシリアスなMCを続行。このマイペースさも好き。

"マジ、去年とかさ悲しい事件とかいっぱいあったよね。今ので思い出したけどさ、テロとか全然終わらないしさ・・・。政治はいつまで経ってもプロレスみたいなものだし・・・。ホント日本でテロが起こらなければいいけどね。全然普通に起こりそうだもんね、だから・・・もしさ、テロとか起こって、日本で。そのときに本気で怒れる人間になりたいと思っているんだけどね、俺は。テロとか起こって、もし友達とか恋人が死んだときに、本気で怒れるぐらいその人たちを愛していきたいと俺は思う。ひん曲がった心からひん曲がった現象が生まれたときにまっすぐに怒りたい"

まだ笑い声が残っているフロアだけど、そんな真摯な言葉を紡いだあとに歌われる歌は、当然「ガーベラ」。生きることの一回性を日常的に使う言葉で、だけど松本にしか作れない詩で歌った名曲。"死ぬまでにあと何回ここまでやってこれるのかい"。何度聴いても薄れない言葉の強さ、重み、緊迫感。

大久保の飼い猫・モナコの話で、場を和ませて、5万2千円の家賃話、秋からのひとり暮らしの話。って、5万2千円ってどんなとこだ。オチは、女の子を大事にしてください。

そんなMCの後は大きなダイヤモンドを拾えたら働かなくていいのにねっていう、あまりに素敵すぎる「ダイヤモンド」。キラキラなギターとゆったりとたゆたうリズムが心地良い曲。ドラムがどんどんしなやかになっている。一昨年の「青山月見ル君想フ」でタバコジュースを初めて見たときに、硬質で直線的なビートを叩くドラムという印象を抱いて、音源で聴いていたイメージとあまりに違って驚いたものだけど、最近のライブでは手数も多くなり、バンドの一体感をさらに高めるビートを叩きだしている。

"友達の歌です"と紹介して歌うのは、「カウボーイ」。続けて「幻メルヘンシティー」、「サッチモの青い鳥」とたたみ掛けて、"明日からさ、明日からさ、変えていけるからさ、次の曲から変えていこうぜ"と言って「スモーキーラム」へ。いつもと違い、口カズーを響かせながらの熱演。酔いどれ感がより極まった感じで愉快。

0時42分でライブ終了。

あっという間。好きな曲ばかりで、楽しい時間だった。タバコジュースは見る度に、今日が一番良かったと思わせてくれるバンドで、毎回楽しみで仕方がない。特にStar Pine's Cafeは音も申し分ないし、今回のフロアは少しまばらではあったけれど、温かい雰囲気に包まれていて、メンバーもリラックスしているのが伝わってきて、ホントいいライブだった。

1.ミラクル
2.パーティーブルース
3.ガーベラ
4.ダイヤモンド
5.カウボーイ
6.幻メルヘンシティー
7.サッチモの青い鳥
8.スモーキーラム





Empty Black Box。

タバコジュースも終わったし帰ろうと思ったけれど、次のバンドの1曲ぐらいは聴こうかなと思い直し残ったら、結局最後まで聴いてしまった。4人のホーン隊とボーカル、ベース、ギター、ドラム、キーボードで9人編成のバンド。

初めて見たけれど、かっこいいわ。メロディのキャッチーさや派手な演奏とは対称的にどことなく哀愁を感じさせる歌詞もいいけれど、特筆すべきは個々の能力の高さ。特にベースのグルーヴ感はいい。とても気持ち良かった。ボーカルの客あしらいもうまい。ステージを降りて普通にフロアで歌い出すのは驚いた。関西弁のフロントマンが関西弁ならではの当たりの柔らかさでもって、客いじりをするというのはよく見かけるけれど、標準語で嫌みなくやっているのは技術だと思う。もっと前の方に詰めてという指図を、反発心を抱かせることなく、実行するのはなかなかできることではない。ホント、エンターテイナーだ。

お祭り騒ぎのイベントの中でするには、無粋なはずのライブ告知もアメリカ海兵隊がランニングするときに歌う(イメージだけど)、"〜知ってるかい"というあのリズムに乗って、紹介したりして、告知すらしっかりエンターテイメントにしていて面白かった。

ライブに長けたバンドだなぁという感心しきりだった。

2曲目の振り付けがユーモラスで、トロンボーンの女性の方がかなりキュートだった。

1月12日がCLUB PHASEで、4月12日がチェルシーホテルだったかな。俄然行きたくなった。



Pele。

15人編成(HPを見ると16人ようだけど)のスティールパンで演奏をするグループ。カリブ海で発達したドラム缶から作る打楽器で、実際に演奏を聴くのは初めて。

打楽器だけど、しっかり高低差のあるメロディがあるのに驚く。歌えるぐらいに分かりやすいメロディで、しかも踊れるときたもんだ。一バンド目だったけれど、十分に楽しんだ。
2008.01.01 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.10.16 Wednesday 23:59 | - | - | -
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