すばらしくてNICE CHOICE

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GAGLE『3 MEN ON WAX』

2002年8月9日リリースのファーストアルバム。

GAGLEと相性がよくないみたいで、世間的な評価ほどにはいいと思ったことがなかった。今回、他に借りるCDがなくて数合わせのためにレンタルした作品だったのだけど、これが不思議と繰り返し聴いてしまうスルメアルバムで驚いている。

魅力的なのはひとえにHugerのフロウ。MITSU THE BEATSのあくまで裏方に徹したような、控えめなトラックの上で、ひとり気を吐くハンガーのラップは笑ってしまうものもあるけれど、まっすぐで迷いがなく、すがすがしさすら感じさせる。セカンドアルバムについて自分が書いた文章を読む限りでは、セカンドはそのラップの単調さが面白くなかったようだけど、このファーストでは活きがよく、よく跳ねたラップが最後まで息が切れることなく続く。

トビウオが進化の過程で跳ぶことを選択し、体重の軽量化を図るために胃を失ったように(先日さかなクンから学んだばかりの知識)、ハンガーは言葉をビートにきっちり乗せるために、言葉の意味や内容を削ぎ落とし、よりシンクロ率を高めたことを選んだのだと思う。だから、スムースなフロウでビートへの乗せ方がうまいはずのDABOでさえ、ハンガーと客演してしまうと非常にもっさりとしていて、引き立て役になってしまっている(M6「ONE SHOT 1 斬り」)。ハンガーは易々とビートに乗り、余裕綽々で宙返りを決めた上に、"北のヤツに持ってかれるぞっと"というラインで鈍足の亀(この場合はウサギか)をからかっているかのようだ。

M10「ドンチャン騒げ」でのポチョムキンはさすがにそんなことはなく、互角に渡り合っていて、だからこの曲は刺激的だし愉快だ。

M4「GET FRESH!!!」では、無意味な言葉の羅列すら楽しいラップ。"ドレミファミレ・ファッ!"。M13「LIVE LIFE LIFE」やM14「都合良く憩う」もいい。よっぽど実力のあるラッパーの客演でなければ、邪魔でしかないし、純粋にハンガーのフロウだけを楽しみたい。
2008.01.09 Wednesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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