すばらしくてNICE CHOICE

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加藤ミリヤ『TOKYO STAR』

2008年4月2日リリースのサードアルバム。

もったいない。繰り返し聴きながら何度思ったことか。女性に容姿のことを書くのは礼儀に反するとは思うけれど、どうしてシャブ中みたいな顔なのだろう。テレビに彼女が映るたびに、見てはいけないものを見てしまった気にさせられる。木村カエラやYUI(趣味ではないけれど)とまではいわない、せめて宇多田ヒカル程度の顔を持ち合わせていたら、今より売れると思う。飯よりもシンナーが好き、みたいな顔で歌われると歌声よりもそっちに気を回してしまう。天は公平なのだという証明かもしれないけど。

前作で感じた不満が全て解消されているアルバム。何より歌がうまくなった。低音域も歌い上げも説得力が生まれている。M3「Better days -sweet love side-」のような単調なメロディの繰り返しの曲でも飽きることなく聴いしまうのは歌唱力によるものだろう。

M6「Love is...」やM7「最後のI LOVE YOU」、M11「サヨナラ」のラブバラードは特に良かった。M13「愛は変わらず」も負けず劣らずの歌声に聴き惚れるのだけど、ろくでもないミュートギターが飽き飽きとするほど長く、歌メロに寄り添う。あのコード進行は「Stand By Me」や「Every Breath You Take/見つめていたい」と同じなのかな、どこか聞き覚えのある。

M8「Just Wanna Have Fun」はご愛敬だろう。サビ直前の"自分の幸せ見つけたい"の歌い回しが歌謡曲的で面白いとは思う。さすがにあのメロディはThe-Dreamも作れないはず。

安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」をカバーしたM2「19 Memories」は音源で聴くと思いの外良かった。というか、12年前の曲を完全にアップグレードさせている。同じような試みだったUAの「情熱」がただのカラオケだっただけに、かなりの進歩だ。加えられたメロディも力強いし、何より歌い上げる声がすばらしい。カバーブームは相変わらず続いているけれど、ただカバーするだけではなく、下敷きにした原曲の雰囲気を壊すことなく、今の時代に合った曲に歌詞やメロディを追加させる、ヒップホップ的手法がもっと広まれば面白い。まあ、原曲を汚すようなパターンに陥るとは思うけれど。

"私自身を愛してる / あなたを深く想ってる (This is how I do my life)
 強く美しく生きている / 私は私 胸を張るよ / 誇り高きyoung lady"
色恋沙汰の歌詞も多いのだけど、上で引用したM10「Young Lady」のように前向きな決意を歌った歌や同世代への応援歌などもあり、同年代同性に支持されているの納得。M10では他にも"若さはいつか武器にできなくなる"という歌詞があり、毎回アルバムの宣伝文句に"10代うんたら〜"と使われることに疑問があるのかも。今回は"10代最後のアルバム"だったし。

しかし、最後を飾る表題曲、M15「Tokyo Star」の歌詞がひどい。

"私は東京のスターになった / 力強く歌っている 叫んでる / 皆の感情乗せて yeah"

若気のいたりなのか。この曲だけいらなかったかな。それと全体的にメロウな曲が多く、72分間聴き通すと胃もたれすらしてしまうほどで、非常に重い。もう少しアップテンポな曲を入れたり、あるいは何曲か削ったりしてくれれば、聴きやすいアルバムになったはず。20代最初のアルバムになる次回作が楽しみだ。
2008.04.15 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(1)
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