すばらしくてNICE CHOICE

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鴨志田穣『日本はじっこ自滅旅』

読了。
☆☆☆/5点中

西原理恵子の元旦那(としか知らない)が綴る逃避行エッセイ。

6編あるうちの、最初の1編は冬の能登半島巡り。
これは、寒くて寒くて気が滅入ってしまうこと受け合い。
元気のあるときに読まないと、こちらまで負の感情に取り込まれてしまいそうになる。
それ以外の、「薩摩半島」「種子島、奄美大島、与論島」「千葉」の先っぽを巡る旅は、
比較的楽しく読めるが、観光ガイドブック的エッセイを期待できない。
そんな要素は微塵もなく、ひたすら駄目な男の人生の捨てぜりふを読む感じだ。
そこがいいのだが。

5編目「南紀」の旅は、痛すぎる。
6編目の「秋田」巡りで少し復活かと思うような、明るい展開だが、
「あとがき」で、あ〜あ、そうなったのね、というダメダメなオチになる。

しかし、こういう話に惹かれるのは『失踪日記』でも思ったが、
自分がそっち側にいつ墜ちてもおかしくないという思いがあるからなのか。



ところで、イーボンベとは?
=ツルソバ
タデ科タデ属。暖地の海岸に生える多年草。



【追記】2007.03.29
2007年3月20日午前5時、腎臓がんのため亡くなったそうだ。
42歳。
あまりに早いけれど、でもそうだろうなぁ。
でも悲しいなぁ。


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鴨志田穣(かもしだ ゆたか)
1964年7月、神奈川県川崎市生まれ。
5歳の時に父の転勤に伴い、北海道札幌市へ移住。高校卒業後は多くの職を経て、
24歳の時にバンコクへ向かう。
長期滞在中に日本人ジャーナリスト、橋田信介と知り合い、戦場カメラマンとなる。
以後、ボスニア・ヘルツェゴビナなど戦火の中を駆け回る。

1996年、西原理恵子と結婚。
1998年、長男誕生。
2000年、長女誕生。
2004年、離婚。
2007年、死去。

2000.04 『アジアパー伝』【西原理恵子との共著】(講談社)
       →講談社文庫
2001.07 『どこまでもアジアパー伝』【西原理恵子との共著】(講談社)
       →講談社文庫
2002.08 『煮え煮えアジアパー伝』【西原理恵子との共著】(講談社)
       →講談社文庫
2003.03 『もっと煮え煮えアジアパー伝』【西原理恵子との共著】(講談社)
       →講談社文庫
2003.04 『ばらっちからカモメール』(スターツ出版)
2003.05 『カモちゃんの今日も煮え煮え』(寿郎社)
2004.02 『最後のアジアパー伝』(講談社)
       →講談社文庫
2004.11 『ばらっちからカモメール(最後のラブレター) 続』(スターツ出版)
2005.03 『日本はじっこ自滅旅』(講談社)
2006.11 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(スターツ出版)
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2006.03.22 Wednesday 00:00 | | comments(0) | trackbacks(0)
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