すばらしくてNICE CHOICE

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BENNIE K『BEST OF THE BESTEST』

2008年4月23日リリースのベストアルバム。

2001年1月にシングル『Melody』でデビューした、シンガーのYUKIとラッパーのCICOによるふたり組BENNIE K。最近のベストアルバム発表の早さと比較すれば、若干遅い印象もあるけれど、アルバム5枚・ミニアルバム2枚・シングルは13枚と順調にリリースしてきた彼女たちのシングルのヒット曲を中心に、アルバム曲も折り込み、7年間の活動が万遍なく収められている。ファーストアルバムからは2曲、セカンドは3曲、サード4曲、4枚目のアルバムから2曲、5枚目からは4曲、それに最新シングルと新曲が1曲ずつ、DJプレイのインストが1曲という全18曲を収録。

アルバムでいえば、サードアルバム『Synchronicity』あたりから聴いていて、それなりに整った音楽を聴かせるユニットという印象はあった。2005年6月にリリースされ、売上が50万枚を突破した「Dreamland」は今でもヘッドフォンから流れれば、コカ・コーラを思い出さざるを得ないわけで、CMソングとしてとても優秀だ。

ただ、このベストアルバム前半に並ぶ曲がどれも「Dreamland」やブレイク曲の「サンライズ」的であり、次第に飽きてくる。英詩でアッパーなラップと、裏声を使ったサビというBENNIE Kフォーマットは売れるのかもしれないが、さすがにそんな曲ばかりが並ぶと、反対にその公式のどこがいいのかすら分からなくなる。

ここ2枚のアルバムはコンセプトアルバムとして製作されていて、4枚目の『Japana-rhythm』では作品を通して四季を表現し、5枚目『THE WORLD』では音楽の世界一周旅行を繰り広げた。アルバム曲はシングルに比べ、パンチは弱いものの、曲調や曲順構成のうまさで飽きさせることのないアルバムだった。

ベストということで、細やかに張り巡らされていた構成力が失われているのは残念。

そうはいっても、ベストアルバムならではの恩恵として、これまで聴いてこなかった前の曲と出会えたのは収穫だ。というわけで、M10「Okay」からM15「SILENCE」の流れが良かった。M10で聴けるCICOのラップはなかなかのもの。もう1ヴァースあればと思ってしまう。普段から女性ラッパーを聴くことがないので、日本にどれだけいるのか知らないけれど、うまい方だと思う。やや単調なメロディが気になるものの、サビがすばらしいM11「なごり夏」や限りなくポップミュージックなサビと降谷建志のようなラップとの組み合わせに和んでしまうM12「Better Days」。ファーストアルバムからの2曲──M14「Melody 〜night fly〜」とM15「SILENCE」はR&B的なアプローチで、音に過剰な装飾もなく、素材の良さを際立たせていてかなりいい。ファーストってこの路線の曲ばかりなのかしら。そうならば聴いてみたい。


ゴールデンウィーク直前のため強力作品のない時期にリリースされたとはいえ、初登場2位。そのまま3週連続2位だったので思わず聴いてみたのだけど、最新シングルのM16「モノローグ」や新曲であるM1「チャクラ」の音とメロディのどこが良いのかさっぱり分からなかったが、初期の音が結構好みだったは大きな発見だった。
2008.05.23 Friday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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