すばらしくてNICE CHOICE

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FU-TEN(瘋癲)『FLIP HOP』

2005年4月28日リリースのセカンドアルバム。

Mond GrossoのB-BANDJ、Naked ArtsのMILIという2MCと、M.FUJITANIとDJ SUWAの4人で結成。ファーストアルバム発表直後、M.FUJITANIがバイク事故で他界し、3人体制になったが、2006年のサードアルバムのリリース時に、結成から活動を共にしていたGUROが正式メンバーになり、現在は4人で活動中。

全17曲と一見ボリュームはありそうだが、インタールードが6曲も挿入されているため、時間にすると55分。あまり長いと嫌になるけれど、これぐらいの長さなら飽きずに最後まで聴き通せる。

次々とロゴマークが映し出されて、なかなか本編がスタートしない映画のように、もたつくイントロを経て、ようやく響く音はかっこいいのひと言。最初の1〜2回目はトラックにしか耳がいかない。ジャズテイストを基調に、落ち着いたグルーヴが醸し出すメロウなかっこよさ。レイジのようなロック風味やちょっぴりレゲエな変化球があるものの、根っこにはジャズがあり、M3「XXX」、M4「come get out」、M5「Why!?」、M7「good friends」と前半は良曲が続く。

M7後のインタールードからM12のインタールードまでは飛ばすのが吉。M14「Caliente」では生音グルーヴがメロウで大人なヒップホップを生み出し、女性ボーカル・神谷えりの声も麗しい。再びインタールードを挟んだ後の、M16「2000miles」はAzzurroプロデュース曲。深く深く潜航するトラックがたまらない。ラストのM17「我等は彼等へ」でようやく日本語詩が耳に飛び込んでくるようになる。

最初のうちはトラックのかっこよさだけが際立っていた。英詩のラップは音として耳に入ってくるから取り立てて青筋立てることはなかったけれど、日本語詩のラップがトラックの成熟に比べて、どうも幼い印象を抱いていた。全編英詩にすれば、それほど個性を感じさせないフロウなふたりなわけだし、耳に無駄に引っかかることなくスムースに聴けるのにと思っていたのだ。でも、子供への想いを歌うM17や亡くなった仲間に向けて歌われるM7の良さに気づくようになると、他の曲でも次第に日本語詩が気にならなくなるから不思議。


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2001.06.25 1st SG『THE BEGINNING E.P』
2001.11.25 2nd SG『THE OVERFLOWING E.P』
2003.05.23 1st AL『MUSIC IS EXPRESSION』
2005.04.28 2nd AL『FLIP HOP』
2006.09.28 3rd AL『PIECES OF TIMES』
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2008.06.05 Thursday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.06.22 Thursday 23:59 | - | - | -
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