すばらしくてNICE CHOICE

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DABO『6 Bullets』

2004年11月10日リリースのファーストミニアルバム。

DABO作品ではこれだけが未聴だったので、聴けたことがただ嬉しい。

早口ラップから歌うようにゆっくりとしたフロウまで、緩急自在なラップ。この人は本当にラップがうまい。スムースなフロウは耳に心地良い。でも、残念だけど、それだけ。耳当たりの良いラップは右から左にするりと鼓膜に飛び込み、さっと消えていく。うまいのだから、それで十分だとは思うけど、いい加減物足りなくなるのも事実。

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのファーストアルバムで、初めてそのラップを聴いたときは衝撃だった。ダボの魅力だけが詰まったアルバムを聴きたいと思っていたところに、すぐさまソロファーストアルバムが届き、大満足したのを覚えている。セカンドの完成も早かった。が、1枚目のコピーのような内容に動揺し、続くサードもまた・・・。

ダボのラップにはどうして内容がないのかといえば、彼自身に何かいいたいこと、伝えたいこと、表現したいことがあるわけではないからだろう。彼はラップが好きで、ラップすることが好きで、ラップできるだけで充足しているのだと思う。身を削るようにして、自身を表現する芸術家とは違い、彼は職人なのだ。そう考えれば、どの作品も金太郎飴で、必ず一定の水準を保っていることに合点がいく。
2008.06.07 Saturday 23:59 | 音楽 | comments(3) | trackbacks(0)
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2017.12.13 Wednesday 23:59 | - | - | -
コメント
こんばんわ。久しぶりにコメントさせていただきます。

>>身を削るようにして、自身を表現する芸術家とは違い、彼は職人なのだ。
この言葉なんだか妙に納得できます。DABOを説明するには良い言葉ですね。
どんな曲に対しても、かぎりなく正解に近いフロウで乗りこなすうまさがあり、アルバム一枚ラップし通す語彙の豊富さもあるんだけど聴いた後に歌詞の内容が頭に残ることってあまりないですね。
インタビューやブログだと結構おもしろいことをしゃべってるんですけどね。
でも、DABOやNITROの面々が物事に対する深い考察を歌詞にしだしたらそれはそれでなんか変な感じになっちゃいそうな気もします。
| 2008.06.10 Tue 00:22
すみません。名前を入れ忘れました。
柏という名前でたまにコメントを書かせていただいてた者です。
柏 | 2008.06.10 Tue 00:24
柏様

こんばんは。お久し振りですね。
覚えてますよ。

> 聴いた後に歌詞の内容が頭に残ることってあまりないですね。
そうなんですよ。ホントそう思います。どんなに早くラップしても聴き取れる滑舌の良さや耳をとろかす声がありながら、残らないのはホント不思議です。

> DABOやNITROの面々が物事に対する深い考察を歌詞にしだしたら
> それはそれでなんか変な感じになっちゃいそうな気もします。
ああ、そうですよね。そもそもニトロですもんね。いつのまにか過度に期待してしまっている自分に気づきました。ラップを楽しめれば、それで十分。そこにこそニトロの良さ、かっこよさがありますからね。簡単なようで、結構難しいことだと思います。

いやいや、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
gogonyanta | 2008.06.10 Tue 01:03
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