すばらしくてNICE CHOICE

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スティーヴン・ハンター『四十七人目の男』上下

読了。
☆☆/5点中

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60歳間近のボブ・リー・スワガー。未開地を開墾する彼のもとに矢野と名乗る日本人が訪ねて来た。太平洋戦争中、矢野の父は硫黄島でボブの父・アールと闘い、アールは矢野の軍刀を戦利品として持ち帰ったとみられ、家宝ともいえるそれを捜して欲しいという依頼だった。どうにか軍刀を手に入れたボブは矢野に手渡すために日本に向かって旅立つのだが・・・。
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作家・深町秋生氏のブログで取り上げられていて、気になって気になって夜も眠られず、最寄り駅近くの書店に駆け込んだら、上巻だけ売り切れ。おお、火が付いてしまったのかと紀伊国屋書店新宿店でやっとこさ手に入れるものの、読み始めたら、想像以上のトンデモぶりに愕然。上巻だけ買って様子見は正しい選択だと思った。

因縁の軍刀が実はだれそれの刀でとか、それを持つことが日本国民が認めるステータスになるとか、AV業界で名を馳せた人間が天皇から受章されるとか、ハンターのご乱心が過ぎる内容で、いちいちつっこみを入れていたらこちらが疲れてしまう。

でも、まあそれはいい。"ガイジン"がたかだか2週間の滞在期間と資料本と、数十本のサムライ映画を見て、他国の文化を理解できようはずもない。日本人だってよく知らないのに。

問題は訳文。ひどすぎる。これが日本語の文章ですかと問いたくなる。著者による日本への勘違いはまだしも訳者の日本人が母国語を不自由してどうする。『ダーティホワイトボーイズ』、『ブラックライト』、『狩りのとき』も訳しているらしいのだけど、こんなにひどかったかな。もしかして原文が悪文なのか。


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スティーヴン・ハンター(Stephen Hunter)
1946年、ミズーリ州カンザスシティ生まれ。ノースウェスタン大学卒業。
1971年、ボルティモアサン紙に入社、書評担当などを経て映画批評担当になる。
1996年、ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフに。
2003年、ピューリッツアー賞(批評部門)受賞。

【ボブ・リー・スワガー・シリーズ】
1993年 極大射程
1996年 ブラックライト
1998年 狩りのとき
2007年 四十七人目の男
【アール・スワガー・シリーズ】
2000年 悪徳の都
2001年 最も危険な場所
2003年 ハバナの男たち
【番外編】
1995年 ダーティホワイトボーイズ
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2008.08.04 Monday 23:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
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2020.08.05 Wednesday 23:59 | - | - | -
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