すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
09 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
<< 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第21巻 | main | AZU『AZ ONE』 >>
垣根涼介『クレイジーヘヴン』

読了。
☆☆/5点中

************************************
孤独な胸の内に自己破壊にも似た狂気を隠し持つ、サラリーマンの坂脇恭一。ひょんなことから、チンピラ中年ヤクザ・市原の美人局をしている23歳の田所圭子と出会う。恭一が市原を殺してしまったことから、彼らの住む世界の歯車が徐々に狂い始める。
************************************

恭一が再三にわたって、自分を"とりまく世界はクソ"であり、そこで生きる"自分もクソ"でしかないと語り、その肥だめからの脱出を圭子と模索するわけだけど、この著者は『ワイルド・ソウル』や本作以後の作品でいえば『ゆりかごで眠れ』といった長篇でもっとクソまみれな現実を描いているので、どうも今回のクソはゆるいだけのように思えてしまう。まあ、確かにフツーの日本人が直面するクソとしては最悪なのかもしれないけれど。

オープニングの腐ったチーズ臭漂う嫌な展開からすると、意外に爽やかな終わり方で、文章も読みやすいし、強烈なエロもあるし、映像化したらそれなりに面白くなりそう。


「Samba Dobrado」が収録されているDjavanのセカンドアルバム『Djavan』(1978年)。
2008.08.12 Tuesday 23:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2020.09.09 Wednesday 23:59 | - | - | -
コメント
コメントする











この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Profile
Search This Site
Category
New Entries
Comment


Archives

今日も愚痴り中