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SATOMI'『Daisylight』

2008年10月29日リリースのサードアルバム。

ファーストアルバム発売直後の2007年3月から地道に配信限定で発表してきた13曲と、M1「Joy of Love」とM11「The Last Lie」といった新曲あるいは未発表曲に、M15「Darlin'x2」とM16「Orange canvas」のハウスリミックスを加えた全16曲。なお、配信発表の13曲のうち、「Darlin'×2 feat. COMA-CHI」はカバーミニアルバムに収録されていることもあってか、今作ではフィーチャリングがCHRISになったハウスリミックスが収められている。

果敢に配信のみのリリースをしていて、アルバムにも収めないしどうなるのかと思っていたのだけど、こういう形で発表するのね。

全体的にはポップな曲調が多く、特にM1「Joy of Love」からの数曲は宇多田ヒカルにでも歌わせればいいんじゃないといった感じで、たいして面白味がない。ただそれでも聴いてしまうのは、M6「Beautiful Life」でも発揮させているややハスキーな歌声の魅力だ。伊秩弘将作曲によるM7「Spring」も悪くないものの、やはり歌謡曲であることは否めず、そうなるとLord Finesseも関わった「Time」のリミックスバージョン(M8)はビートボックスを活かした低音重視の腰の据わったトラックで楽しめる。

セカンドアルバムにも収録されていた「Drive」のヴァージョン違いのM10では相変わらずDJ YUTAKAの太いビートが味わえる。SHIZOOが邪魔なのも変わらずだけど。ラッパーといえば、GEEKのOKIがM12「KISS」で参加している。この曲がこのアルバムで一番いい。サックスを大きく取り入れたジャジーなラブソングで、OKIは雰囲気を崩さず、かといって童子-TやSouljaのような意味無しのラップではなく、詩情豊かなリリックを紡ぎ出す。これを機会に引っぱりだこになっておかしくないぐらい、シンガーを立てつつも自らの存在を主張するいいラップだ。そういえばKEN THE 390もM3「Present」でラップしているが、まあ彼らしいラップではあるものの、イマイチ。

微妙に気になるところでは、元FLYING KIDSの浜崎貴司と伏島和雄が作曲しているM13「Fly magic boy」なんてのもある。ホーンが大胆に導入された曲で、まあ出来も微妙。

M14「Memory -夏色の宝物-」はシングルで聴いたときよりも、アルバムの中の1曲としての方が映える。いいメロディだ。

最後の2曲のハウスリミックスは蛇足かな。全14曲でも十分お腹いっぱいだし、何より雑多な印象のアルバムになってしまう。

SATOMI'のアルバムは毎回タイトルが面白いが、今作の"Daisylight"は、「希望」という意味の花言葉を持つデイジーと「光」のLightをくっつけて「希望の光」の意らしい。


"SATOMI'名義最後のオリジナル作品"という宣伝文句があり、引退なのか、邦楽アーティストとしてのSATOMI'を捨て、洋楽アーティストとしてのSatomi一本でいくのか要領を得ないのだけど、ポップでキャッチーな歌メロ路線に行くのではなく、日本では数少ないちゃんとしたR&Bを歌う歌手のままでいて欲しい。
2008.11.04 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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