すばらしくてNICE CHOICE

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SEAMO『SCRAP & BUILD』

2008年11月26日リリースの4枚目のアルバム。

SEAMOはよく働く。KREVAはサードアルバムで一息ついたけれど、彼は1年ちょっとのインターバルで4枚目を出してきた。その間にはカップリング集も出したり、ずいぶんと頑張り屋さんだ。

アルバムの前半に顕著なテーマは、勇気を持って前に歩き出せ。背中がかゆくなり始めるのは多分いい年の大人なのに無駄な抵抗をしている証拠なのだと思う。自分でも分かっている。前向きなメッセージを発することは悪いことではない。むしろかっこいいことだと思う。例えその表現が分かりやすさにも程があるようなものだったとしても。

ちょっとしたお遊びスキットがあり(バイカル湖に笑ってしまった)、ハードなロックで雰囲気を変えた後は、恒例のエロネタ。一方で熱烈なラブソングもある。テーマとしてはほぼこれまで通りだが、M11「MOTHER」を挙げなければいけないだろう。

M11は題名通り、母への感謝をラップしたもので、アメリカにはこの手の曲はたくさんあるけれど、やはり日本語でラップされるとグッときてしまう。ちなみに最後のリリックはこうだ。"ずっと僕の母でいて ずっと元気でいて / あなたにはまだ仕事があるから 僕の親孝行受け取る仕事が・・・"。この曲を否定したら人間性を疑われかねない。奥ゆかしい日本人は心に秘して語らずという美徳もあるが、彼はさすがラッパーであり、ありがとうの気持ちを臆面もなくラップし、特大の感謝を捧げる。彼の母はきっと泣いて喜んだだろう。いつかこういう素直な心をもてる人間になりたいものだ。

全体を見れば、これまで以上にポップになった印象。前作がバラエティに富んだ作品でそれなりに楽しめたのとは反対に今作はいわゆるチャート向けラップの含有量が増加し、少しさびしさがある。DJ大自然トラックによるM5「Kick it out」ではシンプルなビートの上にヴァースが乗せられ、少しだけ楽しめたが、こうした曲はこれぐらいなのが残念。

M13「夏の忘れもの」はひょっとしたら新機軸なのかな。季節の移り変わりに少しだけ"僕と君"を絡めて、哀愁を込めたラップをする。これは良かった。でも良かったのはこの曲ぐらい。
2008.12.02 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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