すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
09 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
<< "E"qual『TV Crushman & Radio Jacker』 | main | ヒストリー・オブ・バイオレンス 愛と暴力の対立 / A History Of Violence >>
Mariah Carey『E=MC²』

2008年4月8日リリースの9枚目のアルバム。

一時期は投げ捨てたくなるようなジャケばかりで、そのうち脱ぐのではと思っていたけれど、前作あたりから作品への評価も上がったようで、今作も方々で良い評判を聞いていた。本国では初登場第1位を飾り、1週目の売上枚数は46万3000枚。彼女のキャリアでも初動のこの枚数は記録だそう。再びピークを迎えているらしい。久し振りに──ホント久々で『Music Box』以来──手に取った9枚目の作品。

いきなり犬笛で始まり、思わずのけぞってしまうが、オートチューン使いのT-Painを配し、はやりをしっかり抑えている。他にもThe-DreamやYong Jeezy、StarGateなど前作から本作の間に目覚ましい活躍を見せた人材を参加させ、今の音への目配りを忘れない。

とはいえ、本作が良盤になっているのは、例えばThe-Dream参加のM2「Touch My Body」にしろ、制作にTricky Stewartを加えることでThe-Dream節ともいえるあのクセのあるフレーズをうっすら残す程度に中和させていることだろう。特に後半ではJermaine Dupriがいい仕事をしていて、初期のマライア・キャリーが甦ったような軽快なポップスが並び懐かしさすら感じられる。

Bryan-Michael Coxもまた、M4「I Stay in Love」ではシンプルなビートの上で声を丁寧に重ね、とても美しく見せる。日本人受けが良さそうな起伏があるメロディのバラードM12「For the Record」でも優れた手腕を発揮。続くM13「Bye Bye」では、今度はStarGateがやはり美メロを付け、思わず聴き入ってしまう。でも、M14「I Wish You Well」までいくとくどいのだけど。

他には、Swizz BeatzプロデュースのM12「O.O.C.」が驚くことにポップなメロディが踊る良曲に仕上がっている。


でもまあ、マライア・キャリーはマライア・キャリーなので、深みとかソウルとかそういったものを求めるのはお門違いであり、単純に高性能のポップスアルバムと考えるべきで、そうなると本作はまぎれもなく良盤といえる。


**********************
1990.06.12 1st AL『Mariah Carey』
1991.09.17 2nd AL『Emotions』
1992.06.02 live AL『MTV Unplugged EP』
1993.08.31 3rd AL『Music Box』
1994.11.01 企画盤『Merry Christmas』
1995.10.03 4th AL『Daydream』
1997.09.16 5th AL『Butterfly』
1998.11.16 best AL『#1's』
1999.11.02 6th AL『Rainbow』
2001.09.11 OST『Glitter』
2001.12.04 best AL『Greatest Hits』
2002.12.03 7th AL『Charmbracelet』
2003.10.14 remix AL『The Remixes』
2005.04.04 8th AL『The Emancipation of Mimi』
2008.04.08 9th AL『E=MC²』
**********************
2008.12.03 Wednesday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2019.09.18 Wednesday 23:59 | - | - | -
コメント
コメントする











この記事のトラックバックURL
http://gogonyanta.jugem.jp/trackback/2474
トラックバック
Profile
Search This Site
Category
New Entries
Comment


Archives

今日も愚痴り中