すばらしくてNICE CHOICE

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日之内エミ『ME...』

2008年12月3日リリースのセカンドアルバム。

アーティストに期待するところは人によって違うと思うのだけど、私はシングル『愛だけが』でこの日之内エミという歌手を知ったので、M10「I Love You」からM11「Heart feel vacances」、そしてM12「愛だけが」ときて、インタールードを挟んでのM13「Grow」の4曲を聴けただけでこの作品に満足できた。反対にいえばそれ以外の曲には惹かれなかったのだけど。

M12については以前の記事でも書いているので、ここでは割愛するが、切々と歌われるサビには号泣必死だ。この曲と同じようにm-floの☆Taku TakahashiがプロデュースしたのがM10で、こちらもまたギターをメインにしたシンプルなアレンジが彼女の声を支える。かわいらしさのある1番の歌詞もいいけれど、それを親密さの感じられる歌声でそっと歌われるのがいい。少し今井美樹を思い出した。

M12と同様に作詞作曲を彼女ひとりでこなしたM11はメロディが本当にすばらしい。本作ではデュエット曲以外の作詞は全て彼女自身が行っていて、作曲に関してはたいていの曲で共作としてクレジットされているのだけど、このM11とM12、M14の3曲は彼女ひとりで制作した曲で、それらがアルバムの中で一番いいのだ。

ただ、ジャンルとしてはR&Bではない。でも魅力的なメロを持ち、アーティストとして力の入った作品はこの3曲にある。彼女の底知れない悲しみが歌詞と歌声とメロから如実に伝わってくるのだ。それならばジャンルがどうこういう話は些末な話題でしかない。

それ以外の曲はといえば、対象がぶれるのに若干戸惑った。明らかに10代しか喜ばないような幼い歌詞があったり、OLの共感を呼びそうな曲があったりと、どの辺りをターゲットにしたいのか分からない。5年ぶりの新作ということもあり、作詞の時期がまちまちなのが原因なのかなとも思うが。

それと、DJ Deckstreamのプロデュース曲が4曲もあるが、どれも精彩を欠いているのが残念。それらの曲は時の流れに耐えられないような出来であり、5年もすると聴いていられないと思う。しかし、彼女が作詞作曲した後半の3曲は絶対古びない輝きを放っている。R&Bとかはどうでもいいから、創作する側にとっては自分の抱えた痛みを表現するわけで辛い作業だろうが、この路線でいってもらいたい。
2008.12.09 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(2) | trackbacks(0)
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2017.07.31 Monday 23:59 | - | - | -
コメント
今さらながらコメントします
ファーストアルバムも聴いてみたら?
雪崩式リバースフランケンシュタイナー | 2009.04.05 Sun 00:41
雪崩式リバースフランケンシュタイナー様

どうもです。
いえいえ、昔の記事でもコメントをいただけるのはありがたいことです。遠慮なくお書き下さい。
gogonyanta | 2009.04.05 Sun 02:19
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