すばらしくてNICE CHOICE

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SBK『RETURNS』

2008年11月26日リリースの7枚目のアルバム。

先行シングル『elegy train』がカップリングも含めかなりの出来だったので、5年ぶりのアルバムでの復活に期待を抱いたのだけど、ちょっと厳しかった。

鳴らしている音や取り入れているジャンルに変化はあるものの、ミクスチャーバンドとしてのスケボーキングに変わりはない。その点は評価できる。初めて聴く音に出会えるのも面白い。"テック・ハウスを換骨奪胎した"といわれても何のことか分からないわけで、様々なダンスミュージックの融合やら分裂がきっと行われているのだろう。その結果出てきた音はラップが乗ってはいるが、ヒップホップとは別物になっているのは初期の音も好きなファンにはさびしくもあるのだが、楽しければいいかなと思っている。

だけど、問題はその音のキレが悪く、ポップに行くのか、活動休止寸前のようにやりたいようにやるのか、どっちつかずに終わっている印象なのだ。仕方なくボーカルを入れたような曲もある。そして、嫌悪感すら抱いたのがM2「load the disc」やM6「revibubble」で、"初期レイヴ風"とのことだが、私にはM6の題名にもあるようにお立ち台を煽る醜悪なあの頃の音にしか思えない。

そんな中で良いと思えたのは、シングルだったM14「elegy train」、そのB面のM13「what can i say」、RIP SLYMEのPESが参加し、ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」をネタにしたM9「white sonata no.8」。クラシックネタはいくつもあるけれど、M9は原曲の雰囲気を壊すことなく、かといってそれに寄りかかり過ぎもせず、見事にラップと調和させている。

Dragon AshのKjがラップで参加したということで発売前から話題になっていたM3「episode V」は期待はずれ。ゴリゴリのトラックに、久し振りの降谷建志のラップが乗せられるが、以前のようなヒップホップに軸足を置いたラップではなく、ミクスチャーバンドにありがちなそれであり、ライムを楽しむとかそういったレベルではない。


ダンスミュージックを聴く耳や知識を持っていれば、その昇華(消化)の仕方に興味を湧くのかも知れないが、私には分かりやすさも同時に追求しようとしたために、音の切っ先が鈍ってしまったように思えた。
2008.12.22 Monday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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