すばらしくてNICE CHOICE

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2008年ベストアルバム
恒例となった当ブログが選ぶ今年の10枚。とはいえ、今年からベスト10として10枚を選びつつ、他にもジャンルごとにそれぞれ5枚を選んでみた。昨年ぐらいからとてもではないけれど、たった10枚しか選べないのは厳しいと感じていたので、邦楽ではポップスとロック、ヒップホップ、R&B、洋楽ではヒップホップとR&Bというように分けた。

今年は日本語ラップが豊作だったという話をいろんな所で耳にした。確かにリリース量は多かったものの、これという1枚がなかったように感じていて、本当に豊作なのかという印象ではあったのだけど、自分で選んだ10枚を見てみたら見事に日本語ラップが並んでいて、もしかしたら豊作だったのかも。ロックが元気なかっただけだとも思うけど。



第1位 SUIKA / 『カッコいい』 →記事

ダントツでトップ。これまでの柔らかい音を一新し、低音の利いたビートがめちゃくちゃかっこよく、3人のフロントも自在に言葉を重ねていき、グルーヴを作り出している。音源もすごいけれど、ライブはさらにすごい。


第2位 tobaccojuice / 『HEADPHONE GHOST』 →記事

期待通りの音と共に、新たな一面ものぞかせたタバコジュースの3枚目。一度はインディーズに落ちてしまったけれど、音楽的にはずっといいメロディを作っていたわけで、それが報われてのメジャー復帰は本当に嬉しい。惜しむらくはやはり「工場町」のアレンジ。あれだけはもったいない。


第3位 キリコ / 『BLAST』 →記事

相変わらず刺激的な日本語ラップを届けてくれるキリコの2枚目。ファースト超えは難しそうだったのに、たった2年のインターバルでやってしまうとは驚いた。ライブもうまいし、ただの奇才で終わっていないのが彼のすごいところ。次はどう変わるのか期待。


第4位 STERUSS / 『円鋭』 →記事

横浜のステルスの3枚目。中身ももちろんいいのだけど、ジャケもいい。画像を大きくするとさらに良く見える。今年一番良かったジャケかも。crime6とBELAMA2のふたりが紡ぐ言葉の温かさ、DJ KAZZ-Kのビートの温もり。年を重ねてもヒップホップをやれるというひとつの証明だと思う。というか、年齢を積んだ方が経験も増えるわけで、ラップすることは増える一方であり、彼らはこれからますます面白くなると思う。


第5位 神門 / 『こころ』 →記事

22歳の若造の言葉にどれだけ熱くさせられてるんだよという話ではあるが、たった1年ちょっとでここまで成長するとは想像していなかった。まだまだ伸びシロはあるわけで、楽しみ。リリックから読み取れる正直さがこれまで通りにいい方向に転がるといいのだけど。


第6位 ORANGE RANGE / 『PANIC FANCY』 →記事

いやいや自分でもまさかランキングに入れるとは、数年前に「上海ハニー」を聴いたときには想像だにしなかったけれど、この5枚目のアルバムはいい。ここに「おしゃれ番長」が入っていれば完璧だった。だから、10曲目の「O2」と次の「イカSUMMER」を抜かして、代わりに「おしゃれ番長」を入れて聴いている。


第7位 安藤裕子 / 『chronicle.』 →記事

彼女のポップ感覚は独特で、多分にアーティスティックなのだけど、同時に分かりやすさも兼ね備えていて、シングルリリースでも気になってしまう。


第8位 Lion's ROCK / 『NO'17』 →記事

ダメレコの1000円シリーズとしてリリースされたファーストアルバム。値段と内容が釣り合っていない作品で、もっと高くても買ったと思う。リズム感のある跳ねるラップがひたすら耳に心地良く、スウィングしまくりのトラックと相まって楽しめた。あとは、ライブでどれだけリリックを聴き取らせるかだと思う。音源と違って荒削りすぎる。


第9位 Shing02 / 『歪曲』 →記事

セカンドアルバムから6年。ようやくリリースされた3枚目。それだけでも嬉しいのに、狭いとはいえそれなりに個性豊かなラッパーが多い日本語ラップ村のなかでも、比べものにならないぐらい強烈な世界観を提示した1枚。1枚目のような無邪気なユーモアはここにはないけれど、とてつもなく重い言葉のひとつひとつで作り上げられた深い世界がある。


第10位 般若 / 『ドクタートーキョー』 →記事

内省度をさらに深めた般若の4枚目。BBOY PARKでの短いステージしか見たことないのだけど、それでもエンターテイナーぶりは十分伝わってきた。ステージング、フロウ、押韻、リリックの内容。どれをとっても今一番油が乗っているラッパーだと思う。ワンマンが見たい。



<ジャンル別>

【邦楽ロック】

・サカナクション / 『NIGHT FISHING
・ZAZEN BOYS / 『ZAZEN BOYS 4
・ミドリ / 『あらためまして、はじめまして、ミドリです。
・serial TV drama / 『シリアルキラー
・avengers in sci-fi / 『SCIENCE ROCK


【邦楽ポップス】

・藤岡藤巻と大橋のぞみ / 『崖の上のポニョ』(シングルでしかも昨年12月リリースなんだけど)
・Peridots / 『EVERY LOVE SONG
・原田郁子 / 『ケモノと魔法
・キセル / 『magic hour
・LITTLE TEMPO / 『山と海


【日本語ラップ】

・TAK THE CODONA / 『RED EYE CONTACT
・Small Circle of Friends / 『FUTURE
・EVISBEATS / 『AMIDA
・MICHITA / 『Two
・環ROY×fragment / 『MAD POP


【邦楽R&B】

・JAMOSA / 『CRY
・SATOMI' / 『Angelite
・加藤ミリヤ / 『TOKYO STAR
・EMI MARIA / 『A Ballad Of My Own
・宏実 / 『True Colors


【洋楽ヒップホップ】

・Illa J / 『Yancey Boys
・MURS & 9th Wonder / 『SWEET LORD
・Atmosphere / 『When Life Gives You Lemons, You Paint That Shit Gold
・Q-Tip / 『The Renaissance
・Lil Wayne / 『Tha Carter III


【洋楽R&B】

・Raphael Saadiq / 『The Way I See It
・Usher / 『Here I Stand
・Raheem DeVaughn / 『Love Behind The Melody
・Mariah Carey / 『E=MC²
・Jaheim / 『The Makings of a Man
2008.12.31 Wednesday 23:59 | 音楽 | comments(6) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:59 | - | - | -
コメント
あけましておめでとうございます。

それにしても日頃あれだけの数の音盤を聴いて、さらにこんだけ好きな盤の名前を挙げられるのはすごいですね。
私は数を聴くと、どうしても一枚一枚の印象が薄くなってしまって、自分のベスト選ぶのも四苦八苦でした。
gogonyanta さんは普段から真剣に音楽を聴いているんでしょうね。
私も今年は見習って、ちゃんと記事を書けるようになりたいものです。
shooter | 2009.01.01 Thu 21:08
shooter様

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

> 私は数を聴くと、どうしても一枚一枚の印象が薄くなってしまって、
これはよーく分かります。だから今年はもっと枚数を減らしてじっくり聴きたいなと思っています。それと、字数を減らしてギュッと濃縮した文章を目指したなと。だらだらと事細かく書いても時間を食うだけで、もったいないということに今年1年やってみてようやく気づきました。スパッと切れ味爽やかで、かつ親しみが感じられるshooterさんのような文体を探し出せたらと思っています。
gogonyanta | 2009.01.04 Sun 12:35
昨年は日本語ラップ豊作の年でしたね。
特にSUIKA、STERUSS、神門、環ROY×fragment、般若などは期待を大きく上回る出来で、とても良かったです。特に般若はBBPでのトリ、UMB優勝など話題に事欠かさず、まさに彼の年になったと思います。shing02は6年ぶりということで、「緑黄色人種」を超えるものを期待していたのですが、微妙な感じでした。と同時に、「緑黄色人種」が日本語ラップ史に残る偉大な作品だと再認識しました。
キリコ、KOCHITORAはまだ聴いていないので、機会があったら、と思います。
今年も1月にペイジャー(客演が多いので若干がっかりしていますが)、サ上ロ吉のアルバム、また私事ですが2月に高田馬場での降神のライブと、早くも楽しみなことが多いので、昨年以上にシーンにおいて良い年になるよう期待しています。

私が聴いた作品では、GEEK、ICEBAHNあたりも結構良かったので、機会がありましたら是非聴いてみて下さい。


長々と駄文を失礼しました。
それでは。
wanyanaguda | 2009.01.07 Wed 21:37
wanyanaguda様

どうもです。

> 今年も1月にペイジャー(客演が多いので若干がっかりしていますが)、サ上ロ吉のアルバム、
> また私事ですが2月に高田馬場での降神のライブ

マイクロフォンペイジャーはGKマーヤンが出ると聞いたときは目の前が真っ暗になりました。どうなるのか興味津々、戦々恐々といった感じです。サ上とロ吉は私も楽しみにしています。彼らはヒップホップマナーをとても大事にした上でのエンターテイナーぶりがいいですよね。

でもって降神。1月もhaiiro de rossiらのリリパに登場するみたいだし、行ければいいなと思っています。今年こそは音源を出して欲しいところです。

GEEKは新譜の中の「Pipe Dream」というのを聴いたのですが、これが意表をつくトラックとフロウで良かったです。OKIのソロも含め聴きたいんですけどね。

ではでは。
gogonyanta | 2009.01.08 Thu 00:18
2008年は私のベストアルバムHIPHOP部門は「鬼一家/赤落」 「MAKKENZ/ユシトアミア人間」です。とゆうよりラップはこの二枚しか聴いてないんです…笑
あとはHIPHOPではありませんがビジュアル系のライブにも良く足を運んだ一年でしたね。アニメソングだと平野綾ちゃんの可愛さがダントツでしたし、東方projectアレンジのIOSYSも良く聴いたかな。東方は秋葉原で無差別通り魔殺人で有名なKくんも大好きだったゲームですよ、これが楽しいんだ。彼はこのキャラと同じナイフも隠し持ってたみたいね。まぁgogonyantaもゲームやるといいよ?音楽は一番受動的で楽なカルチャーだから、音楽ファンの人間的な底の浅さはアニヲタの比じゃないと思うの
BANDAI | 2009.04.20 Mon 15:47
BANDAL様

ここにまとめてお返事します。


【それでもボクはやってない】
司法のバンダル(あるいは、BANDAL)様

親身なアドバイスはありがたいのですが、文末が気持ち悪いです。ネット上での過剰なつきまといがストーカー規制法の要件を満たすことはないんだろうなぁ。悔しいです。


【機動警察パトレイバー THE MOVIE】
BANDAL様

「的」は射るものです。"小難しい表現や言い回し"を使うからこそ、"読むに耐えない素人丸出しの稚拙な文章"なんでしょうね。分かっていないのは書き手ばかりと。

> 批判や皮肉は実は謙虚さが無いと出来ない
さすがBANDALさん、珍しく真理をついたお言葉。まさに的を射てますね。思わずネット検索をしてみちゃいました。失礼。


【2008年ベストアルバム】
BANDAI(あるいは、BANDAL)様

虚言癖のあるBANDALさんらしく、前言を簡単に翻していただきありがとうございます。結局日本語ラップを聴かれていると。音楽を受動的な文化と捉えているとはずいぶんな損をしていますね。もったいないですよ。
gogonyanta | 2009.04.22 Wed 00:38
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