すばらしくてNICE CHOICE

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サイプレス上野とロベルト吉野『WONDER WHEEL』

2009年1月21日リリースのセカンドアルバム。

2年ぶりとなるフルアルバム。前作『ドリーム』で名を挙げた彼らはBBOY PARKはもちろんのこと、フジロックなどにも出演を果たすなど、横浜代表というよりも日本語ラップの中でも目立つ存在になった感がある。

ライブを見たのは数回だけだが、それでも彼らの魅力は生のステージにあることは分かる。例えば、昨年の「SUIKA夜話 第12夜」でもアンコールに登場し、主役であるスイカの時間だったにもかかわらず、彼らの「横浜ジョーカー」をセッションし、強烈な印象を残した。帰り道に口ずさんでいたフレーズは"Yo Yo Yo ヨコハマジョーカー"だったほどだ。

つまり、ライブでこそ彼らの曲は映えるわけで、前作も悪くはないものの、ヘッドフォンで聴くよりはライブで聴きたいと思える曲が多かった。

さて、本作はといえば、アルバム作品としてよりしっかりしたものを作りたいという思いからか、前作にあったおふざけ度が極端に減り、地元・横浜を讃え、母への愛を語り、昔を振り返るといったありふれたテーマが顔を見せる。確かに彼ららしい言葉で綴られているわけで評価はできるのだけど、守りに入った印象は否めない。また、2~3回聴けば十分で何度も聴きたいと思わせる曲が少ない。ただ、ライブはいいんだろうなとは思う。

スチャダラパーにも通じるウィットの利いたM6「担当者不在」や、ろくでなし人生賛歌のM13「ボンクラの唄」のような曲がもう少し欲しかった。

LATIN QUARTERの手による表題曲はまんま「Bay Dream」であり、後半にも早回しを使った曲があるだけに必要性を感じない。M6ではBEAT奉行が、M13ではRomancrewのALI-KICKが非常にいい仕事をしている。同じロマンクルーから、ラップがいまいちな将絢がM14「BABY LOVE」で参加していて、あの低音ボイスが巧みに利用されている。彼はラップをさせなければかっこいいのだとようやく気づいた。

タイトルが直球過ぎるM15「Dear MaMa」では、"男なんていつまでもマザコン"といってしまえる強さが彼らの魅力でもあるわけで、この手のあざとい曲をしっかりこなせるのは彼らの強みだろう。この先、M14のような恋愛ものが増えても、変に甘くなることなく、聴かせてくれるのだろう。


個々の曲で見れば楽しめる曲も確かにあるが、アルバム全体でみるとライブの良さを出し切れていない作品だった。
2009.02.09 Monday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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