すばらしくてNICE CHOICE

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大石直紀『キッドナップ』

読了。
☆☆/5点中

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国際的巨大ヘッジファンドの元幹部・仁科の息子が誘拐された。犯人の要求は1億円を持ってブリュッセルへ飛べというものだった。到着した仁科に待っていたのは、今度は北アフリカのマラケシュへ行けとの指示。しかし、そこで仁科は行方不明になってしまう。
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ノベルス版では『誘拐から誘拐まで』という題名だったらしい本書。文庫化に際して改題されたわけだけど、原題の方が内容をよく表しているし、なにより興味が惹かれるいいタイトルだと思う。"キッドナップ"では味気ない。

身代金の受け取り時のリスクが高いため、割に合わない犯罪とされる身代金目的拐取。だからこそ、ミステリー小説ではそこのところが華麗に描かれれば描かれるほど、ポイントが上がるわけで、本作の2回の受け渡しはどちらもうまい。特にクライマックスの2回目が見事。

巻末の解説によると、第1稿を仕上げた後に、編集者からヘッジファンドなどの経済問題を絡めたらどうだと提案されて、本作のようになったらしいが、最初からジョージ・ソロスをモデルにしたヘッジファンドが描かれていたような自然さがある。
2009.03.22 Sunday 23:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:59 | - | - | -
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