すばらしくてNICE CHOICE

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ARIA『FEAT. "Mr. & Ms." BEST!』

2009年3月18日リリースの客演曲ベストアルバム。

どうしてこの時期に出されるのか不明な1枚。レコード会社の都合か。契約関係か。フィーチャリング商法がはやっているからか。

全14曲の半分にあたる7曲が1年半前にリリースされたセカンドアルバム『THE JUKEBOX』からで、ファーストからは3曲、昨年夏のミニアルバムからはさすがに遠慮したのか1曲のみ、そこにシングルだけの発表だった2曲と新曲の1曲が加わる。

本作で半数を占める2枚目のアルバムはそもそもレゲエやヒップホップ畑とのコラボレートを強く意識した作品であり、今回のテーマの関係上仕方ないのかもしれないが、それにしても2枚のフルアルバムと1枚のミニアルバムしか出していないアーティストが変則的とはいえベストアルバムをリリースしてしまうのがよく分からない。しかも売れていないのに。


さて、セカンドミニアルバムの曲は当時の記事に書いているので、詳しくはそっちに譲るとして、今回初めて聴いた曲を中心に腐す。

1曲目は昨年発表されたシングルで、AK-69が参加している「Departure」。AK-69は良くも悪くもないラップで花を添えているわけだけど、違和感なく歌と寄り添っている印象を受ける。今回倖田來未のアルバムに彼が呼ばれたのはここで実績を作ったことによるのかなと邪推してしまった。つまるところ、ARIAというR&B風シンガーは売れない倖田來未なのだと思う。ARIAとの絡みが想像以上にはまっていたということは、倖田來未とのはまりも悪くないないと思われたのだろう。

アリアと倖田來未は共に歌唱力がそこそこあるように聞こえながらも、表現力という点で劣る。どちらも今一歩個性が足りない。アリアの場合は自ら作曲ができるようだが、特筆するほどの冴えがないのは残念なところだ。

唯一の新曲M3「YOU'RE THE BEST!」では横山剣が参加している。横山が昭和ムード満載だからといって、アリアの歌詞の"そのひと言でヒューヒューだよ"はいくらなんでもナシだろう。彼女自身はぴったりはまった世代なのかもしれないが、狙っている層にはその面白さはさっぱりだと思う。

ファーストアルバムからの3曲のうち、童子-TをフィーチャーしたM5「Slow Jam」は音数の少ないメロウなトラックが素敵だ。童子-Tはこの頃から最近のスタイルのように押韻がどうのというよりも雰囲気を大事にする大人なラップをしている。いいか悪かは別にして。


知らない曲も半数弱あったわけだけど、結局いいなと思えたのはセカンドからのM9「DA MUSIC feat. SEEDA」とM10「SHINE ON feat. K DUB SHINE」だった。この2曲は並び順も同じ。

結局、本作の見所は日本人離れしたセンスのジャケットだけだ。毎回思うのだけどアリアのジャケでの思いっきりの良さは向こうのブラックミュージックに通じるところがある。このセンスが音にも向かえばいいのに。


1.Departure feat. AK-69 (7th SG[2008.4.30])
2.HANDLE IT feat. "E"qual (2nd AL[2007.11.28])
3.YOU'RE THE BEST! feat. 横山 剣(CRAZY KEN BAND) 新曲
4.Dream Drive feat. HI-D (1st AL[2006.8.23])
5.Slow Jam feat. 童子-T (1st AL)
6.NEXT DOOR feat. CHOZEN LEE(FIRE BALL) (2nd AL
7.BURNIN' LOVE feat. ANTY the 紅乃壱 (mini AL[2008.7.30])
8.JKP feat. SHINGO☆西成 (2nd AL
9.DA MUSIC feat. SEEDA (2nd AL
10.SHINE ON feat. K DUB SHINE (2nd AL
11.REMEMBER THIS feat. Mr. OZ & EL LATINO (2nd AL
12.I to I feat. Kayzabro (1st AL)
13.NOT OVER feat. HOKT & BIG RON (2nd AL
14.Color of Love (8th SG[2008.12.24])
2009.03.26 Thursday 23:59 | 音楽 | comments(3) | trackbacks(0)
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2017.05.21 Sunday 23:59 | - | - | -
コメント
こんばんわ。またコメントさせてもらいます。
ARIAは1stアルバムとミニアルバムしか聴いてないんですが、1stアルバムを聴いて、「I to I」にはまっちゃったんですよね。あのトラックがものすごく好きで。Kayzabroのラップもいい意味で邪魔にならずにうまくあってると思います。
あのアルバムは他の曲がいまいちピンとこなかったので、よりこの曲が映えてよく思えたのかもしれません。
goognyantaさんはまだ1stアルバムは聴いてないんでしょうか?1stのレビューも時間があれば書いてもらえるとうれしいです。
ちなみに、この記事のことではないですが、gogonyantaさんが「つまらない」の一言で斬り捨てている(?)ミニアルバム収録の「TOKYO TOKYO」も好きだったりします(笑)。
corpo | 2009.03.31 Tue 01:35
corpo様

こんばんは。
リンクの件、お世話になっております。おかげさまで客足も上々です。

「I to I」はこのアルバムにも入っていました。音はDJ PMXだったかな、メロウで聴きやすいですよね。"邪魔にならず"というのはいい得て妙だと思いました。

ファーストはあるのですが、まだ未聴です。いずれ聴ければと思っていますが、corpoさんもお分かりのように、ARIAにはどうもいい印象を持てないんですよね。作品に接する上で、予断を抱いてしまうというのはよくないことだとは分かっているのですが、どうも胡散臭さが消えないのです。
gogonyanta | 2009.03.31 Tue 03:13
返事遅くなってしまい、すいません。
客足も上々とは喜ばしい限りです。こちらも大変お世話になっているので感謝してます。これからもよろしくお願いします。

確かに胡散臭さはありますね。個人的には日本語ラップのおもしろいところとフューチャリングしている貴重なR&Bアーティストだと思っているのでがんばってほしいんですけどね。
corpo | 2009.04.04 Sat 02:22
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