すばらしくてNICE CHOICE

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曽根圭介『沈底魚』

読了。
☆☆☆/5点中

第53回江戸川乱歩賞受賞作品。

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アメリカに亡命した中国外交官から、大物の沈底魚──スリーパー──が日本に潜っているという衝撃情報が伝わる。流出する国家機密。公安部外事二課の極秘捜査が始まる。
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騙し騙されのエスピオナージ(スパイ【露】)もの。敵だけではなく、味方をも欺き、しかし最後の一線だけは守っていてくれというかすかな信頼を寄せながら、でも油断せずに疑いながら捜査をしていくという面白さがうまく描かれている。決して派手さはないが、キャラクターの濃さがその辺りを巧みに救っている。

ずいぶんと簡単に蜘蛛の糸が下りてくるというちょっとアンフェアな終わり方なので、一匹狼の不破をそのまま主人公に据えた続篇が読みたい。


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曽根圭介(そね けいすけ)
1967年、静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。数々の仕事を渡り歩く。
2006年、初めての作品が第52回江戸川乱歩賞で一次選考を通過。
2007年、「鼻」で第14回日本ホラー小説大賞短編賞受賞。
       『沈底魚』で第53回江戸川乱歩賞受賞。

2007.08 『沈底魚』(講談社)
2007.11 『鼻』(角川ホラ−文庫)
2008.10 『あげくの果て』(角川書店)
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2009.04.02 Thursday 23:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:59 | - | - | -
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