すばらしくてNICE CHOICE

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マボロシ『マボロシのシ』

2009年3月25日リリースのサードアルバム。

セカンドアルバム『ラブシック』からたったの1年4ヶ月で早くも新作が登場。1枚目の『ワルダクミ』と2枚目の間が3年だっただけに少し驚き。嬉しいけど。

前々作はMummy-Dが全面に出てしまい、竹内朋康は引き立て役に回っていた。前作になるとふたりの比重が同じになり、ギターロックとヒップホップの融合という本来やりたかったであろう音を楽しめた。そして、本作のふたりはもう完璧といっていいほど互いを生かし合い、ふたつのジャンルの融合が自然に行われている。M12「セクシー」なんて完成形だと思う。マミーDがラップするかたわらでギャンギャンとキャッチーかつ激しいリフを奏でる竹内。ロックバンドによくあるライブ写真──ボーカリストとギターリストが互いの背中を預けて演奏している光景が目に浮かぶ。

本作には、ラッパーだけではなくシンガーの客演という新たな色が加えられた。M3「あまいやまい」の椎名林檎、M5「記念日」ではKREVAの新譜にも参加していたさかいゆう、M6「Music Is Mine」ではCrystal Kayが珍しく激しい歌い方をしている。

それ以外の曲もこれまでのような皮肉の効いたものから、ロマンティックなもの、しんみり路線、エロエロもの、竹内のソロ曲とバラエティに富んでおり、熟練したと表現しても何ら大袈裟ではない音を楽しめる。

"マボロシの死"と読めてしまうアルバムタイトルに、裏ジャケの墓石とこのユニットの終焉を想像せざるを得ないのだが、RHYMESTERのマミーDよりもマボロシとしての彼の方が生き生きとしているので、是非ともこのまま続けて欲しい。本隊あってのサイドプロジェクトなのだとは思うけど。時々でいいからふたりで新しい音を聴かせて欲しい。
2009.04.02 Thursday 23:59 | 音楽 | comments(3) | trackbacks(0)
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2017.10.15 Sunday 23:59 | - | - | -
コメント
gogonyantaさんはコンパス閉鎖についてはご存知でしたか?4月25日限りで閉鎖らしいです。コンパスが閉鎖してもgogonyantaさんにはいろいろな作品を批評していただきたいです。
話は変わりますが、ZEEBRAの武道館のDVDは見ましたか?自分としてはライムスターやKREVAのときと比べるとクロスオーバーしてなかったような気がしました。ZEEBRAが強調してるユニティーも結局口だけになったような気がします。
ざわざわ… | 2009.04.05 Sun 13:55
まだ聴けてないんで全面的に参考にさせてもらいます!

ライムス好きな俺としては本隊の活動もそろそろほしいッス。

ちなみにDさんはまたやる的な事も言ってたッス!
乱打aka尻Ass | 2009.04.05 Sun 20:23
ざわざわ…様

こんばんは。
コンパスの閉鎖はホント残念ですね。思わぬアーティストのインタビューがあったりして面白かったんですけどね。

ZEEBRAのDVDは見ていません。DVDデッキがずっと故障中ってこともあるのですが、まあ映像作品そのものがあまり好きではないので、見られる環境でも見ないでしょうね。ざわざわ…さんがお書きになった"ユニティー"がどんな状況を指すのか分からないのですが、上から下まで様々な世代のラッパーを呼んだライブだったと聞きますし、彼なりのマイ・ピープルが集まり彼にとっては楽しかったのではないでしょうか。D.Oの場面を削除したと聞きました。情けないことだと思います。



乱打aka尻Ass様

こんばんは。
マボロシは存続ですか。それは良かったです。現役の表現者として次なるステップがどうなるのか非常に気になるところです。情報ありがとうございます。
gogonyanta | 2009.04.07 Tue 00:50
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