すばらしくてNICE CHOICE

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Tokyo No.1 Soul Set『Beyond The World』

2009年3月4日リリースの8枚目のアルバム。

月曜日スチャダラパー、火曜日のSLY MONGOOSEときて、金曜日は、Melody FairあるいはAVEX・tearbridge records繋がりでTokyo No.1 Soul Set。前作『NO.1』からたった1年での新作発表には若干の驚きを禁じ得ないが、今作も勢いのあるトラックと前向きで明るめのBIKKEのリリックが印象的な仕上がりだ。

川辺ヒロシのトラックに調合された音の全てを解き明かせるほどには音楽的素養がないので、相変わらずセンスのいい上音に下世話にならない程度に力強く踊らせるビートを配し、そのバランスが素晴らしいとかなんとか適当にお茶を濁しておく。

イントロが3分弱もある少年ネルの物語「Nell」(M5)のビッケ・リリックで、"泣いただろ"が"泣いたらろ"としか聞こえないことや、続くM6「四月の約束」では語尾を「ね」で踏んでいくのを押韻なのかどうか迷う実験的リリックがあったりするものの、M2「Who Really Loves You?」やM7「Good Night Baby」といった曲には前向きなのか後ろ向きなのか結論があるのかないのか、全ては風の中に答えがあるといったビッケらしさが発揮されている。M2「Rising Sun」のようなメッセージ強めのリリックも悪くはないけど、どうも居心地の悪さがあるのだ。

かせきさいだぁ≡をコーラスに招いたM9「スパークリングサイクリング≡」は、春らしい柔らかみがあり、同時に青春の甘酸っぱさも感じさせる。

渡辺俊美の歌謡曲風味のメロディは今作でも健在で、M4「Endless Crow's Cry」ではまるまる彼の歌が使われる。それほどいい曲とは思えないが、彼が打ち出すポップさはTokyo No.1 Soul Setの音の方向性を決める重要な構成要素のひとつであるし、その他の曲ではビッケのポエトリーと川辺のトラックとの配分率も良く、うまく溶けこんでいる。


学生時代に好きだったグループがいまだに元気にアルバムをリリースしていることは素直に嬉しいし、こういう音がメジャーという土俵でリリースされていることも喜ばしい。
2009.04.17 Friday 23:59 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.04.19 Wednesday 23:59 | - | - | -
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