すばらしくてNICE CHOICE

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チョコレート・ファイター / Chocolate

87点/100点満点中

『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督最新作。タイ国映画。2009年公開作品。

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日本人ヤクザ・マサシとタイ人女性ジンの間に生まれた子供・ゼン。自閉症ながらも類まれな身体能力を持ち、ビデオで一度観たアクションをすぐに自分の技にしてしまう。ある日、最愛の母ジンが白血病に冒されていることを知り、多額の治療費を工面すべく奔走する。ジンがお金を貸している人たちの元に訪れて回収しようとするのだが・・・。
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"ノー・ワイヤー、ノー・CG、ノー・スタント"という言葉に惹かれ、見に行ったら大正解。ハイキックハイキック、中段、いきなりのニードロップ。華麗な足技を連続するかと見せかけて、出足をローで払うというような小技を利かしたりと、闘い方のパターンが豊富で、90分間ほぼ戦闘の連続なのだけど退屈することはない。闘い方同様に、戦闘の場所も様々に趣向を凝らしているのが良い。

物語自体はとても単純で、いってみれば「スパルタンX」。ひたすら横スクロールで進み、中ボスを倒してクリア(貸金を回収)を繰り返し、ついには大ボスと対決する。格闘技ものの王道だ。氷屋、肉屋、オカマ軍団と脇もなかなかに個性的かつ分かりやすい。大ボス直前に出てきた眼鏡ジャージの彼はユニークだった。あれだけはオリジナルっぽいキャラクターに見えたけど、元ネタがあるのかしら。54-71のボーカルを彷彿とさせた。

ゼンを演じたジージャーはテコンドー上がりらしく足技のキレがすばらしい。エンドロールのメイキング映像を見るまでもなく、戦闘シーンはホントよくやるなぁという感嘆の連続で、隣の席の人は笑いながら見ていたけれど、私はとてもそんな余裕はなかった。ウッとか痛ッとか思わず言葉がでるほどの迫力で、それもこれも攻撃の受け手が見事だったからだ。音の迫力や主人公の技の見得もすばらしかったが、それ以上に名無しの敵役が真に迫った演技を見せたからこの映画は成功したのだと思う。
2009.06.01 Monday 23:59 | 映画 | comments(2) | trackbacks(0)
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2019.07.20 Saturday 23:59 | - | - | -
コメント
このジージャーという女の子は、トニー・ジャー(「マッハ!」、「トム・ヤム・クン!」)の師匠であるパンナー・リットクライの元で4年間修業したらしいです。
千代子 | 2009.06.10 Wed 13:36
あ、あと私的には阿部寛の殺陣も見応えありましたけどね。
知代子 | 2009.06.10 Wed 13:37
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