すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
07 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< 魔女の宅急便 | main | 名不-synchroniz、TWIGY&Lionz of Zion@吉祥寺WARP >>
KREVA『くレーベル【其の五】 その後は吾郎の五曲』

2009年6月17日リリースのコンピレーションミニアルバム。

KREVAが主宰する「くレーベル」のコンピも本作で5枚目。第2弾の『100%RAP』しか聴いたことないのだけど、クレバがメジャーでリリースする作品とは違い、日本語ラップ村の偏屈な村民も満足のヒップホップが聴けると評判のシリーズだ。

全曲でラップするクレバはもちろんのこと、客演陣も魅力的で良質なラップを披露。特筆すべきは熊井吾郎の低音を利かせたトラックメイキングの冴え。爆音で聴けば聴くほどその太さにうっとりさせられる。クレバの亜種ではあるのだけど。ただ、今のクレバが作らない音を出してくれるのは貴重。

M2「NEXT LEVEL」で、"次の会場はきっとスタジアム級"とラップするクレバには照れもないし、ましてや強がりでもなく、さも当然な未来の予定として聴ける。翻ってKEN THE 390が先日のライブ中のMCで、"代々木体育館でやりたい"と語ってファンすらも凍りつかせたことを思い出し、ケンザ390もまだまだだなと思った次第。

M3「good boy, bad boy」ではSEEDAにいいところ取りをさせているために、じっくり彼のラップを堪能できはするのだけど、同時に1曲だけでは満足できないことにも気づかされる。アルバム単位で色々な表情を味わえてこそ、シーダというアーティストのラップを聴いた気分になるのだ。

一番満足できたのがM4「無くない! 無くない!」。L-VOKALのラップには大きく頷き、AMIDAで爆笑。アミダの昨年末のアルバム同様に秀逸なユーモア精神に溢れている。トラックメイカーとしての腕もすごいのだけど、ラップももっと聴かせて欲しい。

最後のM5「忘れずにいたいもの Remix」は最初クレバがラップしているのかと思ったほど。師匠をコピーしきった千晴の名人芸には言葉もない。
2009.07.31 Friday 23:59 | 音楽 | comments(6) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2017.07.26 Wednesday 23:59 | - | - | -
コメント
なんだが評判いいみたいですが、まだ聴けてません。SEEDAとの曲はユーチューブで聴きましたが。
なんていうか、これだけの面子を集められることが素直に凄いなと思いました。KREVA、なかなか侮れないっす(笑)
ジャ丸 | 2009.08.03 Mon 03:55
ジャ丸様

こんばんは。
コメントありがとうございます。

> KREVA、なかなか侮れないっす
私にはクレバを侮ること自体が難しいですけどね。売上も考えれば、日本のトップはクレバなのではないでしょうか。それならこれだけのメンツも容易に集まるってものかと。
gogonyanta | 2009.08.04 Tue 01:34
> KREVA、なかなか侮れないっす
いろいろな場所で形はどうあれ愛の告白されてますもんね
日本語ラップでは一番安心してアルバムを買えてソロになってからの作品はラッパーの中で唯一全作持ってます。


以前にも増して般若はKREVAのことが好きでしょうがないんだと思うようになったのですが
どう思います?
僕は般若もKREVAも大好きなんですが
2ばん | 2009.08.04 Tue 17:09
いつも楽しくブログ読ませてもらっています。
SEEDAやL VOKALがリリース歴の浅い若手をCCGや摩天楼でシーンに引き上げ、今度はKREVAがSEEDAやL VOKALをオーバーの世界に引き上げるというサイクルには健全なものを感じますし、今後とも続けてほしいものです。
それにしてもアングラからオーバーへの回路が実質このルートしかないとは。。
かつてキック時代のKREVAを批判していたラッパーよりも、今のKREVAのほうがよほどシーンの発展に尽力しているのには微妙な気持ちになりますが。
maomaoma | 2009.08.04 Tue 18:16
KREVAってアングラに媚び売ってると思いますが。
ミンチ | 2009.08.04 Tue 21:53
2ばん様

こんばんは。
コメントありがとうございます。

> 以前にも増して般若はKREVAのことが好きでしょうがないんだと思うようになった
般若は自分が背負うものが大きくなればなるほど先を行くKREVAを意識せざるを得ないように思いますね。今までは嫌悪に向かっていた気持ちがあるとき共感に傾くことも十分にあるでしょう。そうなったときには面白いことになるかもしれませんね。Kダブ的な一本気も大事ですけど、般若はもう少し柔軟性がありそうですから。



maomaoma様

こんばんは。
はじめまして。

> アングラからオーバーへの回路が実質このルートしかないとは。。
確かに寂しい状況です。ただ、今度鎮座DOPENESSが東芝EMIからメジャーデビューするそうですが、メジャーからの一本釣りはいくらCDが売れない時代とはいえ行われているのだなぁとちょっと救われた気分になりました。なんでもタイトルはクレバとかぶりますが、『100%RAP』らしいです。

ただブルーハーブ辺りを見ていると、メジャーに行っても中間搾取が苛酷なわけで、インディーズのままの方が利益率がいいのかなとは思います。

そういえば、RIP SLYMEがここ1~2作でアングラからオーバーの流れを作ってますね。COMA-CHIやJUNGLIST YOUTHSを起用していました。



ミンチ様

こんばんは。
チョクチョクコメントをありがとうございます。

メジャーの一線で活躍して、しかも結果もちゃんと残しているアーティストが今さら売れないラッパーに媚びを売っても仕方ないわけで、その解釈は何とかの勘繰りかと。
gogonyanta | 2009.08.06 Thu 00:39
コメントする











この記事のトラックバックURL
http://gogonyanta.jugem.jp/trackback/2903
トラックバック
Profile
Search This Site
Category
New Entries
Comment


Archives

今日も愚痴り中