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YOU THE ROCK★、DARTHREIDER&ISSUGI@渋谷THE GAME
「蝕 ~HIP HOP WILL NEVA DIE!! SPECIAL~」に行ってきた。YOU THE ROCK★を筆頭にDARTHREIDER、ISSUGI、DJ HIGHSWITCH a.k.a. HIROと4本ものリリースライブ(とはいえ聴いてるのはダースレイダーのみというのもアレな話ではあるが)がある上に、ダースレイダーの新譜を持参すればディスカウント価格の1500円。「ROCK IN JAPAN」でKICK THE CAN CREWの再結成を見られない悔しさを晴らさなければという思いもあり深夜の渋谷に向かった。

12時40分前に到着。どうしてここのボディーチェックって厳しいのだろう。大バコは知らないけれど、小バコで靴の先まで触られるところって他にあるのか。気を取り直して中に入ると思った以上に閑散としたフロアが広がっていた。初めてのイベントは始まる時間が分からないから困る。

「蝕」って確か日本語ラップ縛りで回さなければいけない決まりがあるのかな。ともかくひたすら日本語のヒップホップが流れていた。Romancrewの「Love Comes & Goes」からBRON-Kの「ROMANTIK CITY」へとか。今の日本語ラップ中心のDJプレイの必須曲は「ROMANTIK CITY」のようで、必ず流れる気がする。"ゲロの飛沫がロマンティック"

ただ、昨日のTWIGYのDJプレイが良すぎたせいもあったのか、日本語ラップのビートは概ね尖りすぎているように感じた。レコードの有無なのか何なのかは知らないが、まろやかさが足りず、とにかく耳に突き刺さり、踊るに踊れない。日本語ラップで踊れないとはよく耳にする話ではあるが、ラップの内容が理解できてしまうところに原因があるのではなく、ビートの質感に問題があるのではと感じた1時間弱だった。


さて、主催者ダースレイダーが1時18分にようやくステージに現れて、開会を宣言。一発目は女性のダンスチーム櫻一派の5分間パフォーマンス。


【ISSUGI from MONJU】 1:27~1:46

DOWN NORTH CAMPのMONJUからソロアルバムをリリースしたばかりのイスギで前半のライブはスタート。

一度だけ中野でMONJUのライブを見たことがあり、青の闇の底で3MCのラップがうごめき、またこれこそがヒップホップのビートだよと舌なめずりしたくなる重く深く沈む音に魅せられた記憶がある。それと比較すればの話ではあるが、今回のイスギのラップは明るく感じた。予想していた以上に強く言葉が発せられるので、初めて聴いたにもかかわらず、リリックが聴き取れ、そこで表現されている彼らの夜遊びやら生活、感情の揺らめきといったものを楽しむことができた。

問題はフロウが平坦なために意外に飽きが来やすいこと。客演ラッパーが登場することで違った味付けになるものの、20分弱のライブは終盤辛いものがあった。音源も16FLIPのトラックでなかったならば難しそう。


1.Thursday
2.morning
3.coffee break (new joint)
4.EAT feat. S.L.A.C.K.
5.The Steez
6.The HAND (LEFT HAND RMX)
     feat. Mr.PUG & CENJU
7.Day to Day



【DJ HIGHSWITCH a.k.a. HIRO】 1:47~2:01

続いてマイクを握ったのは餓鬼レンジャーのトラックメイカー兼ラッパー・DJ HIGHSWITCH。彼がラップするようになったのは『DA-PONG』からだったかな。その辺のアマチュアラッパーよりは喉が強いし、活動歴も長いことから場慣れ感は申し分ない。けれど、トラックメイカーとして数々の名曲を作り出してきた彼がどうしてラップするのという疑問しか浮かばなかった。フロウに幅がなく、力強い一本調子が15分続いた。抑揚が欲しい。


1.パーティーピーポー★ShakeAssGO★
2.inda Clubbin' ~ラップゲーム開始~
3.フォーメーション feat. Song Riders
4.Party Time feat. KEN THE 390
5.駆け抜けろ365



DJ 49による45分間のDJタイムを挟む。前半はレゲエ主体でゆるくゆるく温めていたのは記憶しているけれど、気づいたらJUSWANNAの「ピエロスタイル」~SWANKY SWIPE「愚痴か? 否か?」を経て、もう1曲あって、多分SCARSの曲だったかの後に、SEEDAの「DEAR JAPAN」をフルで流していた。JUSWANNAが歓声のピークだったか。



【DARTHREIDER】 2:48~3:26

DJ 49が十分に盛り上げたフロアにさらに燃料を投下したのがDa.Me.RecordsのCEO・ダースレイダー。技巧派ではないけれど、その野太い声を一度張り上げれば膨大な量のファンクがこぼれ落ち、強引に聴き手をヒップホップの渦の中に巻き込んでいく。

前半は最初の1曲を抜かして客演なしで進み、後半は客演アルバムとなった『enter the GARAGE vol.1』そのままに次々とラッパーが登場。

「JAPANESE WILDSTYLE」で久しぶりにNORIKIYOのラップを聴いた。ダースレイダーが1ヴァース目でしっかりと曲のテーマを伝え、2ヴァース目のラッパーは小細工なしの、あるいは小細工できないのか分からないが、至ってストレートなラップを披露。けれど3ヴァース目は全く腹から声が出ておらず、言葉がよろけきっていた。一体誰なんだろうと思っていたところで、ダースレイダーが袖に下がるふたりのラッパーを紹介。そこで3人目がノリキヨだということを知る。

アルバムで同曲を聴いたときは3ヴァース目のラップについては特に思うところはなかったが、内容に関しては不満だらけだった。でもそれはアルバムの記事に譲ろう。ともかくライブではSEEDAに次ぐ実力派とされている若手アーティストのラップとは思えなかった。

思い出せば、シーダの横浜でのインストアライブで客演として出ていたときにも声が出ておらず、それなのにアルバムを制作中だと話していて大丈夫なのかと勝手に心配したものだ。結局そのファーストアルバムは高評価をもって迎えられたわけで、その後に見たTKCとのライブは夜も深い時間帯だったために、ほとんど客がいないにもかかわらず、熱いパフォーマンスで好印象だった。

つまるところ、客演としてライブするときは本来の調子を出せないということなのだろうか。この日も全てのライブが終了した後に、サイドMCとしてサイプレス上野と共にDJブースに立っていたが、自分の曲が回ったときはしっかり声が出ていた。

客演はいきなり登場し、テンションを一気に高めなければならないわけで難しいことも分かる。実際にその後に出てきたキリコも普段のライブとは違い、やや空回している様子だった。反対に良かったのがRYUZOだ。リリックが一瞬飛んでしまったり、間違えたりとアクシデントはあったものの、そんなのは些細なことと少しも意に介さないゴリ押しラップでフロアを盛り上げた。リリックをよく聴けばたいしことないのだけど、生だからこそ勢いがあり耳を奪われた。

最後の「CISCO坂」の前に披露した、THE BLUE HEARTSの「ラブレター」の上で日本語ラップの偉人たちへ素直な感謝を打ち明ける「LOVELETTER」は新曲なのかな。ダースレイダーらしいヒップホップへの愛が詰まった熱い曲だった。


1.世界最高のPARTY feat. INDARA & DROP SHOT
2.GET FUNKY!!!!
3.WHY WE BURN!? (Funky Child Mix)
4.ママのあそこにKISSしな!
5.JAPANESE WILDSTYLE feat. SITE & NORIKIYO
6.明日に向かって撃て!! feat. RYUZO
7.JAZZY HIPHOP IS DEAD feat. キリコ
8.MOONDANCE feat. MACSSY
9.LOVELETTER
10.CISCO坂 feat. カルデラビスタ & ZEN-LA-ROCK



ダースレイダーはライブ終了後そのまま"完璧ティーチャー"の前説を始めた。

"俺はこう思う。アメリカの奴らがBoogie Down Productionsにすごい救われたとしたなら、俺はDJ BEN THE ACE AND YOU THE ROCKのアルバムにどんだけ救われたことか。PUBLIC ENEMYがアメリカですごい影響力があったとしたら、俺はYOU THE ROCKの『THE SOUNDTRACK '96』を聴いてどんだけ影響を受けたことか。RAKIMがすげぇラップをしたとして、近田春夫のカバーの「HOO! EI! HO!」でラップってホントものすげぇんだなって日本で感じることができた。そんなアーティストを、先生を紹介したいと思います"


【YOU THE ROCK★】 3:29~4:25

圧倒的だった。1時間弱のステージの間、汗みずくでラップし続ける三十七の男に釘付けになっていた。かつて"ストリップだけはするなよ Mr.エンターティナー"と嘲笑ったIll-Bosstinoもこの日のライブを見たなら、もうそのラインを吐かないと思う。ヒップホップに対して、フロアを埋めるファンに対して、何より20年間のマイク稼業に対して真摯な姿勢を貫いていた。

2000年の冬にNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDと出会い、その衝撃から日本語ラップを色々と聴き漁るわけだけど、ちょうどK DUB SHINEのセカンドアルバム『生きる』がリリースされたばかりで、日本語ラップの押韻の基礎を作ったひとりとの説明になるほどとありがたがりながら勉強していた。同時に聴いていたのがユーザロックの『THE SOUNDTRACK '96』や『THE★GRAFFITI ROCK '98』だった。Kダブシャインの精緻な韻には確かに感嘆させられたが、それより押韻を無視してでも伝えたいことをバカでかい声でラップするユーザロックの奔放さに不思議と心が動かされた。何より良かったのはラップを聴いていて楽しかったのだ。

あのときヘッドフォンから流れていた曲が目の前で実際にラップされているのだ。まさかこんな小さいハコで見られるなんて想像もしなかった。「MIC MASTA」も「HIP HOP BOOGIE」も「FUKUROU (YAKANHIKOU)」も、そして「HOO! EI! HO! '98」もだ。1ヴァースとフックのみの短いバージョンではあったが、大いに盛り上がった。

懐メロといってしまえばその通りだとも思う。フロアが狂乱状態になったのは前半の最後にやった「証言」だった。でも三十路の坂を下り始めている男が全身から汗をほとばしらせ、言葉を吐き出し、禿げてしまったのか剃っているのかは知らないが、禿頭をさらし、飛び散る汗を拭い、ブリンブリンを仲間に預け、Tシャツを脱ぎタンクトップになり、より身軽になって全身でヒップホップを体現しようとする彼に両手を挙げて答える以外に何ができよう。

TVスターにはなり損ね、一発屋芸人のごとくテレビ業界から追われた証言2番手は後輩の興したレーベルに拾われたわけである。証言4番のように武道館で祝うこともできないだろう。けれど、だ。この日のパフォーマンスには、"OUTA HERE"と語り出すあの曲に封じ込められていたとてつもない熱量と同じぐらいのエネルギーを感じることができた。つまり、ユーザロック★、ネバダイだ。

それはライブの構成にも表れていた。たいていの観客は昔の曲を聴きたかったと思う。けれど、日本語ラップファンなら誰もが一度は耳にしたことのある名曲を前半に矢継ぎ早にこなし、後半で最新作『ザ・ロック』からの曲をほとんどフルで披露していた。リリースパーティなのだから当然なのかもしれないが、そこに今のユーザロック★を感じて欲しい、聴いて欲しい、そして今の方がずっと良いはずと確信しているアーティストの誇りがあった。

新曲に関しては一ファンとして思うところもあったが、とにかく熱のこもったラップにやられてしまったのも事実。DJ YASのトラックにツイギーとその愛弟子SYZZY SYZZA(遠目で見ると顔がツイギーにそっくり)と共にやった「マヨナカノ動物園」は良かった。


1.MIC MASTA
2.HIP HOP BOOGIE
3.JAPAN IN THE HOUSE
4.Hip Hop Royal
5.BLACK MONDAY '96 (最後のラインをアカペラで)
6.FUKUROU (YAKANHIKOU)
7.Over The Border
8.HOO! EI! HO! '98
9.証言
10.BAGING SHAKE IT (HIP HOP)
11.パンクロック
12.オレノマイク
13.オン ザ コーナー
14.ウーウーソウル
     feat. ダースレイダー & サイプレス上野
15.マヨナカノ動物園 feat. TWIGY & SYZZY SYZZA
16.リザレクション feat. DEN
17.ディアチルドレン
2009.08.02 Sunday 23:54 | 音楽 | comments(10) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:54 | - | - | -
コメント
>まろやかさが足りず、とにかく耳に突き刺さり、踊るに踊れない。

たぶん蝕のDJ達はセラートだからmp3か良くてもaiff。
バイナル特有のあの妙な音の丸みはデジタルでは出ていないだけ。
要するにアナログとデジタルの差。ただそれだけです。
後はよっぽど悪いクラブで中低音がうまく調節出来ていないか。

まあ初歩的な問題だと思いますが。。。
か | 2009.08.05 Wed 03:43
>つまり、ユーザロック★、ネバダイだ。

全くもって、同感です。僕は以前、池袋BEDでユウちゃんのライブを観たのですが、その時点ではまだ新譜の曲の制作は始まっていなかったためか、ほとんどが昔の曲のセットリストで泣きそうでした。最近の曲も嫌いではないのですが、往年の名曲をやられると(リアルタイムで体験したわけでもないのに)いやがおうにも熱いものが込み上げてきます。
影月 | 2009.08.05 Wed 08:12
か様

こんばんは。
いつもいつもいつもありがとうございます。

> アナログとデジタルの差
それは分かった上で書いています(ほら、大事なのは行間ですよ)し、それだけではないのだろうなぁってことです。PC上で打ち込んで作るトラックなのか、レコードからビートを引っ張ってきて組み立てているトラックなのか、その辺りも関係していそうだなって話です。



影月様

こんばんは。
いつもありがとうございます。

> ほとんどが昔の曲のセットリストで泣きそうでした。
もらい泣きしそうです。そうですよね、狭間の時期で見れば、昔の曲ばかりってこともあるんですよね。ゲストは駆けつけなさそうですけど。

8日に今度は八王子でライブがあるようで、主催者のブログにコメントしてお願いすれば、なんと1000円で見られるとか。遠いので行けなさそうですが。。。
gogonyanta | 2009.08.06 Thu 00:49
それを言うなら素材や制作ツールよりも
ミックスとマスタリングの問題じゃないですか?

TWIGY氏がどの国の誰の曲をどういう形でプレイしていて
それを何と比べていらっしゃるかはわかりませんが
音質の話をするのならPCで打ち込んでいようが
レコードからネタ引っ張ってようが仕上げ方の問題。
国がかわればもちろんマスタリングの仕上がりもかわるでしょうし。

最近はネタもドラムキットもmp3って人が多いし、常識になってます。
それをいかに綺麗に聴かせるかが鍵を握ってます。
(あんまり賛成ではないですが。)

なのにHIPHOPの音をHIPHOPらしく(陳腐な表現ですいませんね。)
仕上げてる音源なんてここ最近ではあまりないです。
みんなお金がないから自分でやるんですよ。

素材も腕もひどい環境で作られた音はそりゃひどいもんでしょ。
ちょっと考えればわかりますね。




か | 2009.08.06 Thu 10:22
>最近はネタもドラムキットもmp3って人が多いし、常識になってます。

独自のリサーチですか?常識になんてなってないと思いますよ。

>国がかわればもちろんマスタリングの仕上がりもかわるでしょうし

まず人によって違いますよね。同じ人でも日によって違います。その日の湿度によっても違いますよ。

>HIPHOPらしく仕上げてる音源なんてここ最近ではあまりないです。

そもそもHIPHOP''らしく''仕上げてる音源なんてあるんですか?

>みんなお金がないから自分でやるんですよ。

いつの時代もそうですよね。逆にお金があってエンジニアに任せればHIPHOPらしくなります?ヒドイ環境であろうとなんであろうとかっこいいものはかっこいいと思いますが。


かさんはPCで得た情報だけを頼りに文章書いてませんか?

三等兵 | 2009.08.06 Thu 17:57
三等兵さん、こんにちは。
三等兵、、、、、ですね!

>常識になんてなってないと思いますよ。
mp3が常識になっただけで主流になったとは言ってないです。
ただ最近は本当に多いですよ、mp3データでの制作。
ソフトが増えたのとドラムキットの普及ですかね。


>まず人によって違いますよね。同じ人でも日によって違います。その日の湿度によっても違いますよ。
もちろん誰もが同じマスタリングを毎回出来るなんて思ってもいません。
ただgogonyantaさんがTWIGYのDJと比べてらっしゃるとボクは思ったので、
もしTWIGYがプレイしていたそれが洋楽ならと思い
海外でのマスタリングだと仮定した上で話してます。
湿度やHzによってかわるのはもはや常識ですよね。


>そもそもHIPHOP''らしく''仕上げてる音源なんてあるんですか?
HIPHOP“らしく”、やはり陳腐でしたね、申し訳ないです。
ここ数年での音楽制作ソフトの普及によりMPCの出番は
圧倒的になくなりました。
最早、MPC独特の音質(アタックの強さと湿気)が必要とされていなければ
これといった出番もないのだと思います。(まあ、人それぞれでしょうが。。。)
やはりHIPHOPに象徴されるのは基本としてアタックの強いドラムだと思います。
サンプリングしたドラムブレイクスをMPCを通して太く仕上げる。
これはHIPHOPのサウンドシンボルと言っても良いと思います。
しかし最近はドラムはそこまで重要視されておらず、
上音の邪魔にならない程度のドラムの出し方が主流となってる気がします。


>逆にお金があってエンジニアに任せればHIPHOPらしくなります?
腕のあるエンジニアに任せてるか任せてないかの話です。
お金の話がしたいんじゃありませんよ。


>かさんはPCで得た情報だけを頼りに文章書いてませんか?
そんな情報が乗ってるHPでもあるなら教えてください。


よろしくお願いします。
か | 2009.08.06 Thu 20:42
かさん、返信どうもありがとうございます。
DJ、バトルDJ、トラック製作、マスタリング等をやってますがまだ半人前にも満たないので三等兵と名乗らせて頂きます。宜しくお願いします。

>mp3が常識になっただけで主流になったとは言ってないです。

主流ってどこから出てきたのでしょうか?mp3が常識になってはいないと僕は言っているのですが…。
スクラッチライブ、セラート等でmp3データが常識と言うなら納得できます。僕の周りのDJではmp3率がかなり高いです。しかし、制作段階でmp3を使うと言うのはあまり僕は聞いた事ありません。この前のアルバムでカニエがmp3データでやりとりしてたというのは聞きましたが決して常識にはなってないと思います。

>海外でのマスタリングだと仮定した上で話してます。湿度やHzによってかわるのはもはや常識ですよね。

海外であろうと日本であろうと湿度等によって同じマスタリングが出来ないとわかっているならば『国が違えば〜』と言う表現は少しおかしいのではありませんか?

>ここ数年での音楽制作ソフトの普及によりMPCの出番は圧倒的になくなりました。

確かに僕の周りでもハードよりソフトという人が多いです。ちなみに僕はmpc3000と2000xlユーザーです。8月9日にAKAIのMPCバトルの決勝トーナメントがあります。僕はそこにいます。去年はbudamunkyとk-moon xが決勝で中々面白かったです。今年もHIPHOP''らしい''音が聞けると思いますよ。もしお時間あったらどうですか?

>HIPHOPに象徴されるのは基本としてアタックの強いドラムだと思います。

個人的にアタックの強いドラムは好きです。特にプレミアのドラムとかクラブだと首振れます。しかし、HIPHOPに基本なんてあるという考えがナンセンスかと思います。アタックが弱かったとしても『こんなネタからサンプリングしたのか…本当にHIPHOPな奴だな』なんて僕は思います。
OH NOのHEAVYなんて、上ネタをチョップしただけでそれに引っ付いてるドラムしか使ってないと思うんです。(伝わり辛い文章でしたらスイマセン)それでもHIPHOPが伝わってきます。
少し話がそれてしまいましたが僕が言いたいのは、ドラムのアタックが弱いからHIPHOP''らしく''ない!なんて考えはおかしいと思います。

>腕のあるエンジニアに任せてるか任せてないかの話です。お金の話がしたいんじゃありませんよ。

それならば、かさんの『みんなお金がないから〜』という書き出しは間違ってると思いますよ。金で左右される様な書き方ではありませんか?

>そんな情報が乗ってるHPでもあるなら教えてください。
今の世の中google等で気になるワード検索すればいくらでも出てきます。だからこそ間違った情報は流したくありません。


宜しくお願いします。
三等兵 | 2009.08.07 Fri 15:18
三等兵様

とりあえず個人の価値観の話になりそうでキリが無いので
ここで一発終われるようにお返事します。
ただ無視はしませんのでご安心ください。

>この前のアルバムでカニエがmp3データでやりとりしてたというのは聞きましたが

ほら、もう浸透してるんですよ、アナタや私やカニエも含め
製作陣の間では“mp3が使われている”って事実が。
音楽制作は一般的な職業ではありません。いわゆる職人てやつです。
その職人の間でなら、使っている使っていないは別にして
mp3の浸透率はかなり高いでしょう。
それを踏まえて常識と言っています。

それか三等兵さんが携わっている仕事が
よっぽど職人気質な方々との営みでmp3が立ち入れないような
ストイックな環境である可能性も否定できないですね。


>『国が違えば〜』と言う表現
湿度はわかりましたからボクの返事をちゃんと読んでください。
仮定があるんですよ、仮定が。


>OH NOのHEAVYなんて
Selda BagcanのInce Ince使ってるやつですね。
まあ弱冠ドラムいじってますけどプレミアみたいにアタック求めてるような
感じではないですね。
そこにHIPHOPを感じるならそれでいいじゃないですか。

それに

>ドラムのアタックが弱いからHIPHOP''らしく''ない!なんて考え

あれれ、そんなこと言いましたっけ????
言ってたらごめんなさい☆
ブレイクビーツがHIPHOPの一つの基本なのに
最近はその欠片も感じられないなと思いましてね。
オナラみたいなバスドラに軽いクラップ。
例えかっこいい曲だとしてもHIPHOPっぽくはないな〜って思いません?


>『みんなお金がないから〜』という書き出し
金の有無には左右されてるでしょう、実際。
圧倒的な理由としてお金の話を持ち出しました。

ただ、お金が無いから自分でやって「これがHOPHOPだ!」って言うのは
かっこいいとは思いません。
貧乏や環境の悪さをHIPHOPで片付けるのは美しくありません。
その現状をHIPHOPで打破する姿勢が美しいのだと思いますね。
「制作費がねーけどなんとかやってみる!でこの作品を売った金で次はもっと良い制作環境やエンジニアを用意する!」
って意欲のほうがよっぽどかっこいいと思いますけどね。

悪い音は悪い音。
果たして制作者は全員、音の悪さを「HIPHOPだから」って言い訳で
納得しているのでしょうか?
か | 2009.08.07 Fri 16:59
ちょっと、かさんは議論が下手ですね。幼稚ですよ。
三等兵さんがわかりやすく返信してあげてるに、揚げ足とりばかり気にして、
自分をよく見せたいばっかりにただ他人に噛みつきたいだけなんじゃないの?

管理人さんもっとかさんに強く当たってもいいと思うんですけど。
なにか信念があるんでしょうか。いつまでも相手にするの時間の無駄でしょう。
ミットゥー | 2009.08.07 Fri 17:23
三等兵様

こんばんは。
はじめまして。
そして、申し訳ないです。かさんは最近このブログに顔を出すようになった、いわゆるかまってちゃんでして、目を放した隙にまた騒がしているようで、本当にすみません。

彼の活躍ぶりはCOMA-CHIの「99 bars」についての記事のコメント欄を見ていただければ一目瞭然です。相手にするだけ時間の無駄ですので、よろしければ次回からは無視されるようお願いします。

COMA-CHI「99 bars」
http://gogonyanta.jugem.jp/?eid=2877

> スクラッチライブ、セラート等でmp3データが常識と言うなら納得できます。
> 僕の周りのDJではmp3率がかなり高いです。

やっぱりそういうものなんでしょうね。重たいレコードを運ばなくて、なおかつ曲数を多く所持できるわけですから利便性は格段に上がるわけです。2年前の記事ですが、GAGLEのブログでDJ Mu-Rが愚痴っていました。今回はそのことも頭にあったのだと思います。

http://blog.gaglog.jp/?eid=729983

> 制作段階でmp3を使うと言うのはあまり僕は聞いた事ありません。

私はヒップホップに留まらず、いわゆるバンドサウンド以外の音の制作については無知でして、記事中でも極力音については印象以上のことを語らないようにしているのですが、こういったお話を聞けるのは興味深いです。素材として圧縮音楽ファイルは使わないということですよね。

おふたりの間で取り上げられていたOh Noの「Heavy」も面白いですね。

Oh No「Heavy」 from 3rd AL『Dr. No's Oxperiment』(2007)
http://www.youtube.com/watch?v=lPZC5esCJN8

Mos Def「Supermagic」 from 4th AL『The Ecstatic』(2009)
http://www.youtube.com/watch?v=WEpcweXVJh8

元ネタとなったトルコの歌手Selda Bagcanの「Ince Ince」(1976)
http://www.youtube.com/watch?v=Z1GRirCTLQ0

いやいやYouTubeは本当に便利です。そういう話でもないのでしょうけど。。。というか、Mos Defの新譜って出てたんですよね。ファーストから復習していたのに肝心要の新作にまで辿り着きませんでした。おかげさまで思い出すことができました。いきなり「Supermagic」で幕を開けるというのは強烈で名盤の予感がします。


> HIPHOPに基本なんてあるという考えがナンセンスかと思います。

私もそう思います。先日聴いたKREVAとAMIDA、L-VOKALの曲で、Lボーカルがラップしてました。"ヒップホップはこうじゃなきゃダメ っていう考えがヒップホップじゃねぇ!"。本当にそうだと思います。固定観念に縛られないからこそ、スクラッチなんて技も生み出されたのでしょう。

かさんは独特のヒップホップ論をお持ちの人でして、それはそれでユニークなのですが、いかんせん議論する力や人の文章から真意を読み取るという読解力に欠けるところがあり、多分中学生か高校生ぐらいの方なのだと思います。ですので、まあ不愉快な点は多々あったとは思いますが、許して上げてください。

これに懲りずに、技術的なことも含めまたコメントをいただけると嬉しいです。



ミットゥー様

こんばんは。
コメントありがとうございます。

かさんにつきましては、上でも少し書いたのですが、別の記事で十分やり合いました。そこで結構きつく書いたのですが、3歩歩くと何とやらってやつでして、どうにも反対に懐かれてしまったようなんです。まあ、コメントを寄せてくださる方にこれ以上一方的な論理をわめき立てるようですと、こちらもIP拒否設定をしようかとは思います。

不愉快な思いをさせてすみませんでした。
gogonyanta | 2009.08.08 Sat 03:08
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