すばらしくてNICE CHOICE

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柳原慧『コーリング 闇からの声』

読了。
☆☆☆/5点中

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死者が出た部屋の清掃業務を行う"特殊清掃屋"として働く山神零と"僕"(純也)。ある日、彼らは風呂場に溶けて死んでいた女・津島恵美の部屋の清掃を行う。その後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)の中に「つしまえみ」の名前を偶然見つけた純也は、零と共に恵美の死の謎を追い始める。
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序盤の津島恵美の部屋を清掃するシーンが強烈すぎる。死後2ヶ月経ったために"人肉が溶けてできたシチュー"だとか、心憎いまでに気持ち悪くもこと細かな描写、清掃後の湯船に突如姿を現したもの・・・。怖い。

恐怖映画だったり、小説を読んだ後にあれは本当に怖かったと確信するのは、夜道の暗がりが異常に嫌だったり、シャワーを浴びるときに目を潰ることができないといった行動に表れるのだけど、今回は出だしが出だしだけにシャワーがとてつもなく怖くて、目をカッと見開き、髪を洗った。

その後の展開も単行本での発表が2007年というわりには、狂牛病だったりMIXI、美容整形、風船おばさんと若干古いネタではあるのだけど、テンポ良く進んでいくので楽しんで読めた。彼女(著者は女性だったと解説で初めて知った。男性だとずっと思っていた)の作品はこれで3作目だが、本作が一番面白い。最後に判明する被害者の意外性も実に見事で、きれいな円形を描いている。
2009.11.01 Sunday 23:56 | | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:56 | - | - | -
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