すばらしくてNICE CHOICE

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ロフト. / Loft

62点/100点満点中

ベルギーのミステリーサスペンス。2009年公開作品。

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建築家のビンセントは、酒飲みのマルニクスや引っ込み思案のルク、精神科医のクリス、その弟で色男のフィリップという4人の家庭持ちの親友に、彼が設計した新築マンション最上階のロフトルームを共有しようと提案する。5人だけの秘密にし、それぞれが自由に情事を楽しむ部屋とするのだ。それから1年経ったある朝、ルクがその部屋で女の死体を発見する。慌てて集まった5人は互いに疑心暗鬼に陥りながら犯人捜しをするが・・・。
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"ベルギー国民10人に1人が見た"という宣伝文句に釣られて見に行ったのだけど、いささか退屈な映画だった。血まみれの死体を発見してしまう序盤と、ついに真相が分かる終盤、続けてのどんでん返しはさすがに見応えがあったものの、長い中盤がどうにもこうにもあくび連発の出来だ。ハリウッドが権利を買い取って、大枠はこのままでセリフだけ変えてリメイクして欲しい。

映画は何本もの時間軸が錯綜する。5人が警察の取り調べを受けている現在と、その数時間前にルクが死体を発見し4人を呼び寄せ、5人が雁首揃え互いを疑う近過去、そしてその犯行現場の部屋で5人がそれぞれの秘密にしていた過去の出来事を思い出すという時間軸だ。当然いくつもの伏線があり、お色気もアクションもあるのだが、いずれにしても演出が残念としかいいようがない。

ようやく目が覚めるのは、それらの時間軸や伏線が一気に凝縮する終盤だ。警察の詰問が激しさを増し、犯人はお前だと詰め寄られる。その人物がオープニングから漏らしていたセリフや仕草が全て別の意味を持ち始め、真実が明らかになっていく。その過程はさながら『ユージュアル・サスペクツ』だ。カイザー・ソゼが誰なのか分かったように、観客もそうだったのかとふに落ちる。そしてさらに続きまであるのだ。面白くないわけがない。

なのに、中盤での失点が大きく響き、どうにも評価を上げられない。もったいない。


最後に、国民の10人にひとりが見たという売り文句もいいが、共有する情事部屋(ヤリ部屋でもセックス部屋でもいいけど)で女性死体が見つかり、持ち主が右往左往する話といえば、押尾学の事件そのものであり、宣伝ひとつでもっと話題になる映画になったと思うけど、実際に死人が出ているわけで難しいだろうね。
2009.12.09 Wednesday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(2)
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2019.08.20 Tuesday 23:58 | - | - | -
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