すばらしくてNICE CHOICE

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MICHITA『Dawning』

2009年12月16日リリースの4枚目のアルバム。
/5点中

Libyus Musicに3枚のソロアルバムと1枚のコラボアルバムを残し、地元でもある北海道を拠点とするMIC JACK PRODUCTION主宰レーベルIll Dance Musicに移籍してのリリース作品。ファーストアルバム『ONE』以来のラップ曲のないインストゥルメンタル作となっている。

大きな変化は久石譲を彷彿させる日本人の琴線を連打するメロディが紡がれている点だ。Nomakの1枚目『Calm』に通じる音ともいえる。以前よりピアノが彩る"芳醇なメロディ"は顕著だったわけだけど、その主旋律に力がより注がれ、それに伴い、しんしんと降り積もる雪景色が想起されるとかなんとか形容されていた上音も春を迎え、明るさや温かさに満ちている。

アルバムタイトルの"dawning"は、"夜明け"や"始まり"を意味するわけだけど、音の変化はもう少し劇的な印象だ。夏の青空がのぞいていると思える曲すらある。

しかし当然のように、その音の色彩・奥行きの誕生と同時にビートは弱体化している。また作り込まれた主旋律に頼りすぎるきらいがあり、展開も乏しい。久石譲的にメロディを明るくしていながら、ループミュージックに留まっているために、華やかなメロディだけが繰り返されるわけで息がつまる。M3「Kankami」は言葉の響きが美しい語りっぽい歌が入ることで、幾分中和され、心地良く聴けた。
2010.01.05 Tuesday 23:59 | 音楽 | comments(3) | trackbacks(0)
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2018.08.09 Thursday 23:59 | - | - | -
コメント
こんにちは。
はじめまして。先ほどオロカモノポテチの事を調べていたら、ここに来てしまいました(^_^;)
辛辣(?)ながらも的を得た批評と多ジャンルにまたがり深い造詣が伺えたのが面白いなと思いコメントさせていただきました。
これからも更新楽しみにしています。
supremekicks | 2010.01.09 Sat 19:35
ラップがないだけに、どれも同じような曲に聴こえてしまうんですよね。
メロディは綺麗なんですけど、どうも食傷気味になります。
inner scienceやolive oilは綺麗な上音にバキバキのビート、多彩な展開、みたいな曲があって面白いんですが。
rb | 2010.01.09 Sat 21:26
supremekicks様

こんばんは。
はじめまして。

何だか嬉しい言葉をたくさん並べていただいたのに、肝心のオロカモノポテチの情報が少なくて申し訳ないです。何はともあれ、がんばります。ありがとうございます。



rb様

こんばんは。
いつもありがとうございます。

> メロディは綺麗なんですけど、どうも食傷気味になります。

そうなんですよね。どこかで聴いたことあるなぁというのは確かにあるのですが、よく作られたメロディだなとも思うんですよね。でもビートが弱いから、きれいなだけで終わってしまっているという。

> inner scienceやolive oil

どちらもちゃんと聴いたことないんです。そろそろ聴かなきゃと思いながらもずるずるときてしまいました。今年こそはしっかり聴こうと思います。バキバキのビートってのにそそられます。
gogonyanta | 2010.01.10 Sun 00:27
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