すばらしくてNICE CHOICE

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東京事変『スポーツ』

2010年2月24日リリースの4枚目のアルバム。
/5点中

2年5ヶ月ぶりの新作。椎名林檎は昨年ひさびさにソロ名義のアルバムをリリースしたばかりなわけでずいぶんとよく働く。前作『娯楽(バラエティ)』での彼女は作詞と歌い手に徹したが、今作では再び作曲も手掛けるようになった。内訳はギターの浮雲が4曲(うち3曲で作詞も)、キーボード・伊澤一葉が6曲(うち2曲は椎名との共作)、ベース・亀田誠治1曲で、椎名が2曲だ。前作で7曲を担当した浮雲の負担が減った形となる。

本作の印象は、そのアルバムタイトルになぞらえると、コンマ何秒というギリギリのところでしのぎを削り合う競技ではなく、当然といえば当然ではあるが調和が尊ばれてる団体競技に近く、しかもトリッキーなプレイなど用いず、確実性を重んじる面白味のないチームだ。

初期のロックバンド然とした姿はもう影も形もなく、腕に覚えがあるミュージシャンたちの才能と経験で、様々な要素をポップスに落とし込むという技術の高さを堪能できる。このバンドにとっては新鮮味あるコーラスワークも、ジャンクなギターリフも、ジャジーなピアノの旋律、マドンナのような80年代ポップス要素、成熟というよりは爛熟に近いメロウさも、疾走感、幽幻さ、チャート向けポップスまでどんな音にも対応してしまえる。

ただ、椎名林檎といえば、ひりつくような痛みが持ち味だと思っていて、それをいつまでも忘れられないファンからすれば、今回も物足りない出来だ。とはいってもそんな音があったのはセカンドアルバムまでなわけで、聴くならもういい加減彼女の様式美に従って作り出される作品を受け入れろという話ではあるのだけど。


NHKの音楽番組でのインタビューによると、彼らのアルバムタイトルはテレビ欄のジャンル名に由来するそうだ。すでに次も決まっているらしい。"衛星"とかにして海外ミュージシャンとの豪華コラボレーションとか面白そうだ。
2010.03.04 Thursday 23:59 | 音楽 | comments(2) | trackbacks(0)
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2020.04.08 Wednesday 23:59 | - | - | -
コメント
東京事変いいですねー!!
東京事変 | 2010.04.21 Wed 15:31
東京事変様

そうですね。いいですね。
gogonyanta | 2010.04.25 Sun 14:58
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