すばらしくてNICE CHOICE

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ウィンターズ・ボーン / Winter's Bone

76点/100点満点中

ジェニファー・ローレンス主演による2010年の人間ドラマ。2010年サンダンス映画祭ドラマ部門でグランプリを受賞。第83回アカデミー賞では作品賞・脚色賞・主演女優賞・助演男優賞の候補に。製作費200万ドル。

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アメリカ中西部ミズーリ州のオザーク高原の寒村。心を病んだ母と幼い弟妹を抱え、一家の大黒柱として懸命に生活を切り盛りする17歳の少女リー。昔家を出ていた父が自宅を保釈金の担保にしたまま失踪したため、自宅差し押さえの窮地に陥る。家と家族を守るため、父親の捜索に乗り出すが、親族を始め村人たちは父親の存在をタブー視するようにリーを追い返す。
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わずか17歳で、精神を病んでしまった母親を支え、幼い弟と妹を養っていく少女の物語であり、お金がないことから生まれるトラブルの数々を前にするとどうにも滅入ってしまう作品ではあるのだけど、ジェニファー・ローレンス演じるリーはその逆境に無理して抗うわけでもなく、淡々と受け入れ、でも下を向くわけでも上を向き過ぎるわけでもなく、明日を見ずに今という時間だけを確実に生き抜こうとする。生きる上での彼女のその強さをドラマチックに演出せず、貧乏を絵に描いたような何もない土地を描くことで陳腐さから逃れて、地味ながらも見応えのある作品になっている。

一族の結束に翻弄されながら、同時に誇りにも感じているある意味で達観した17歳の少女という難しい役どころを演じるジェニファー・ローレンスは本当に見事だ。
2012.09.03 Monday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:58 | - | - | -
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