すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
06 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
<< 無料配信ミックステープ11月号(2012) | main | DATSUGOKU -脱獄- / The Escapist >>
ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定> / Hall Pass


2011年のファレリー兄弟のコメディ映画。オーウェン・ウィルソン主演。名脇役リチャード・ジェンキンスがファンキーなじいさんを演じている。日本では台東区の映画祭に『ホール・パス/夢の独身許可証<期間限定>』との題名で上映されたものの、そのままDVDスルーに。製作費3600万ドル。

************************************
リック·ミルズとフレッド・シーリングの親友コンビは現状に大きな不満を抱えてはいないものの、それぞれ長年の結婚生活に飽いてもいた。それに気づいたリックの妻マギーと、フレッドの伴侶グレースはこの先も長く続く関係に活を入れるべく、親友のルーシー博士に教わった1週間の間は浮気をしようが何をしようがお咎めなしの独身許可証(ホール・パス)を与えることを決断。自由を手にしたと喜ぶリックとフレッドのふたりだったが・・・。
************************************

『メリーに首ったけ』や『愛しのローズマリー』などでかなり毒を含んだコメディ映画を撮ってきたピーターとボビーのファレリー兄弟の2007年の『ライラにお手あげ』以来となる作品。アメリカでは公開週のチャートで初登場第2位となったものの、米コメディの常としてファレリー兄弟作であってもDVDスルーだ。新作で『三ばか大将』のリメイクとなる『新・三バカ大将 ザ・ムービー』もDVDスルーが決定している。

今アメリカのコメディ映画を牽引している印象のあるジャド・アパトー組やエドガー・ライト、『ハングオーバー!』のトッド・フィリップスらの諸作と比較すると物語の作りはとても丁寧で、だからこそその無鉄砲さの欠如が反対に笑い映画としての爆発力の弱さに繋がっていて、日本未公開も致し方ないのかもしれない。ただ、けしてつまらなくはない。奥さんとの本当の愛に気づくというとてもいい話ではある。

でも、キャメロン・ディアスにヘアージェル代わりに精液を塗り込んでいた頃の品のなさや笑っていいのかいけないのか試されているような障害者を使った笑いといった鋭さはもはやない。ドリュー・バリモアを主演に迎えた『2番目のキス』が分岐点になるのだろうか。似たような黒い笑いを作っていたケヴィン・スミスもまた最近は丸くなっているわけで、尖った笑いよりも普遍性に向かうのは自然なのかもしれない。

それでも最後の最後まで餡がしっかり詰まった作品ではある。能天気な男ふたりが主人公ということで全編にわたり下ネタが散りばめられ、時にハーブで赤い目になってみたり、リチャード・ジェンキンスじいさんの悪い顔が見られたり、性のマル秘テクを覚えられたり、あの甘酸っぱい10数年前を思い出したりもできる。


ウィキペディアによると、"ホール・パスとは、授業中にトイレに行く時などに先生からもらう、教室から廊下に出ても良いとする許可証のことで、そこから転じて、夫が友達と夜遊びに出かけるのを妻が許可することを意味するようになった"とのこと。
2012.12.04 Tuesday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2017.06.29 Thursday 23:58 | - | - | -
コメント
コメントする











この記事のトラックバックURL
http://gogonyanta.jugem.jp/trackback/4026
トラックバック
Profile
Search This Site
Category
New Entries
Comment


Archives

今日も愚痴り中