すばらしくてNICE CHOICE

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フランケンウィニー / Frankenweenie

75点/100点満点中

ティム・バートン監督が少年時代の思い出を映像化した1984年の同名短編映画をストップモーション・アニメで長編化した2012年の白黒3Dファンタジー・コメディ。製作費3900万ドル。

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友達のいない孤独な少年ヴィクター・フランケンシュタインは屋根裏で大好きな発明や映画作りに熱中している。ある日愛犬スパーキーが事故死する。その事実を受け入れることができないヴィクターはジクルスキ先生の科学の授業をヒントにスパーキーを生き返らせる実験を思いつく。嵐の夜ついに成功する。継ぎはぎだらけのスパーキーと感動の再会を果たすが・・・。
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何かに熱中してひとり遊びが上手で友達がいないと親から心配される少年。ティム・バートンの生い立ちは全く知らないけれど、本作にはこれまでの彼の作品にあった要素が全て詰め込まれている印象がある。ものの考え方、捉え方、影響を受けてきた作品、そういったものが随所に見られて、ひとつひとつ紐解いていったら時間もかかるだろうけれど、それもかなり楽しそうな作業だ。

科学自体に善悪があるのではなく、使い方が問題であり、賢くそして何より心を大事にして使うことだという科学教師の言葉は、311以後に生きる日本人として胸に響く。本作でやっぱりバートンと思えるのは少年が主人公の通常の物語だと心の成長が描かれ、ひとりもいなかった友達も増え、めでたしめでたしなエンディングを迎えるものだけど、本作にそれがない。そこが良い。

彼と死から甦ったゾンビー犬は町の人々に受け入れられるが、彼は彼のままなのだ。異形の人々を好んで描いてきたバートンもまたそういうことなのだろう。
2013.06.26 Wednesday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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