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サランドラ / The Hills Have Eyes

60点/100点満点中

ウェス・クレヴンがデビュー作『鮮血の美学』後の1977年に監督2作目として発表したホラー映画。製作費23万ドル。

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事故により砂漠のど真ん中で立往生する一家。核実験場にもほど近いその荒れ地には食人一家が暮らしていた。
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フランス人監督アレクサンドル・アジャが2006年にリメイクした『ヒルズ・ハブ・アイズ』(製作にクレヴンも関わっている)を見ているため、どうしてもその比較となってしまうが、衝撃、怖さという点でオリジナルはリメイクに勝てていないし、何よりもアジャのえげつなさを再認識させられる作品となる。

米軍の核実験場とその近くで暮らす食人一家に明確な関連付けをアジャはしている。放射能が彼らに突然変異をもたらしたのだと。しかし、本作は匂わせるだけにとどまるし、それもアジャのリメイクを見ていなければ、そこまで分からないかもしれない。

物語の展開自体はほぼ同じだ(だいぶ前に見たのでアジャ版の記憶はあいまいだが)。被害に遭う一家は元警官の父親とその奥さん、3人の子供。そのうちのすでに結婚している長女には夫と生まれたばかりの赤ん坊がいる。計7人はトレイラーを利用しカリフォルニアに向かう途中、最悪の事件に遭遇する。

リメイク版の食人一家は化け物たちだったが、本作では確かに人間を食べようとするユニークな点はあるものの、やや気性が粗い程度の普通の人々で、文明の機器を利用し、飛んで火に入るトレイラー一家に襲いかかる。その攻防が見物だろうし、母親を利用した罠は小気味良いが、その一方で時代を織り込んで見る必要もあり、アジャ版を見た後ではホラーとした怖がるのは難しい。

アジャの見事な手腕を改めて評価させる作品。彼は本当にえげつない。最近は少し不調のようだけど。
2013.07.08 Monday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.11.22 Wednesday 23:58 | - | - | -
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