すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
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BBOY PARK 2013(8月18日)@代々木公園野外音楽堂

さて、BBOY PARK(以下BBP)2日目。1日目の疲れを不思議と気にせずサクッと起きられたはずなのに、代々木公園に着いたのは13時21分。慌てて家を飛び出した昨日よりも遅いとはどういうことだろう。


【SILENT HILL'Z】 〜13:24

静岡のグループ、サイレント・ヒルズ。昨年は1日目のメインステージに立ったが、今年はメインとは名ばかりのステージできっと驚いたことだろう。賑やかなフックが印象的。

【スナフキン】 13:25〜13:40

自分のトゥイッター・アイコンを考慮せずにそのグループ名をタイムテーブルで見た時に思ったのは、ヒップホップなのにずいぶんとメルヒェン(Ⓒ川原泉)なんだなってことだったけど、舞台のふたり組は少しもかわいくはない。BBPでは「証言」トラックを使えば簡単に人集めができるようで、あのメランコリックなビートが鳴り出すとすぐさまわらわらと我こそは意識高いと自認する"ヘッズ"が誘蛾灯に集まる夏の虫のごとくステージ前に集う。BBPで「証言」は鉄板だ。

【DJ CELORY from SOUL SCREAM】 13:40〜14:04

「I REP」に始まるDJセロリの選曲はなりふり構わず盛り上げようとするもので、「STAY STRONG」「デッパツ進行」「最ッ低のMC」「NMU」「蜂と蝶」と進み、「口からでまかせ」ではK DUB SHINEからZeebraのヴァースの頭まで聴かせてそのまま「Street Dreams」へ。"雷 RHYMESTER BUDDHA BRAND"と同志を上げていくところですかさず「人間発電所」。フックを十分歌わせた後は「WE SHINE」「Zoo Rock」「AREA AREA」「ONCE AGAIN」と新旧のクラシック、アンセムの目白押しでそれはもう盛り上がるしかない。

この後に平均年齢14歳のアイドルグループが控えているにも関わらず、NIPPSのパンチライン"中学生のプッシー"を流してしまうところに、DJセロリの悪意を読み取れなくもないが、彼女たちのために場を温めたともいえる。いずれにせよ、日本語ラップの聖地BBPに生粋のアイドルが出演することが伝えられ、当然賛否両論ある中、その直前にDJをするという難しい役どころを与えられた彼が、例え選曲が卑怯なほど名曲揃えだとしても、お盆の灼熱の太陽光が降り注ぐ下、問答無用で躍らせるのはやはりレンジェダリー・ソウル・スクリームの名に恥じないプレイだ。


晋平太が出てきて、ちょっとした説明を始める。"次のグループは今までのアーティストとは毛色が違うかもしれないけれど、どうしてもBBPに出たいといってわざわざ九州から出てきたグループで、俺は詳しいことは知らない(あ、責任放棄)し、文句もあるかもしれない。とにかく自分たちの目で見て判断して下さい。とにかくバイアスはなしで。ダサかったらダサいでいいじゃん。かっこよかったら応援してあげて下さい。それがBBPだと思います"。なかなかいいことをいう。


さすがは晋平太。ULTIMATE MC BATTLE史上初の2連覇を成し遂げた猛者の男気溢れる紹介を受けて、ステージに上がるのはショートカットが涼しげな深瀬智聖17歳(【追記(2013.09.12)】27歳とのこと。じわじわと尊敬の念が湧いてきた。ひと回り以上離れた若い子たちと同じステージに立っているなんて本当にすごい)。偉人Dr.DREをさらに大金持ちにさせ(、アルバム出さなくても金あるし別にいいっしょとさせ)た罪深きヘッドフォンを装着、DJブースに立つ。

まずはFla$hBackSが鳴らされ、程よいところでB.D.の「GOROAWASE」へ。BBPでもレアキャラのGORE-TEXヴァースが終わり、ということは曲も終盤がすぐそこというところで、これでいいのかなといった調子でポチっとすると、それまでの東京勢から一転、博多のTOJIN BATTLE ROYALの「Nan Shot-Ya」が鳴り出す。前列で見ているのでいつの間にかLinQファンに囲まれているが、彼らは一斉に喝采を送る。彼らもトージン好きなのか、あるいはリンクと同郷で粋な選曲と判断したのか。

そんな一時の盛り上がりをよそに日本語ラップファン、それもコアなファンにしか分からないような曲がSEとして使われている間、ブースでは初めて見る機材なのか17歳アイドルが戸惑い続けている。スタッフが駆けつけ教えたり、彼女自身が配線を変えてみたりするが、リンクのパフォーマンスは始まらない。舞台奥(ステージはテントなので控えているのが丸見え)には他のメンバーが所在無げに立ち尽くす。MC漢に唐突に変えた直後、深瀬はいきなりマイクを持ち、"みんな地蔵になってんじゃねぇぞこの野郎"と煽る。そういえば、大量発生すると予想されたリンク地蔵(参照)は杞憂だった。DJセロリの鬼のパワープレイが利いたのだろう。それはともかく、地蔵にもならざるを得ないだろう。炎天下、地味で根暗で向上心も協調性もない地下のラップを聴かされ続けるのだ。

漢のラップが続く中、マイクを一度は置いた深瀬が再び"こっちだって緊張してんだよぉー"と話し、さらに驚愕の事実を吐く。"下手くそなDJの後はアイドルで楽しんで下さい"。

ここでようやく理解したのはBBPの大ボスCRAZY-Aの数日前の呟きだ。

"LinQってアイドルグループの一人がDJで日本語ラップ好きらしいんだがBBPに出してくれって言うんでOKしたんだが他のメンバーも来ちゃうらしいのよね"

リンクの名前だけは知っていたものの、実際にどういうグループなのかは知らずにいた。RTでこの呟きを見た時、まさかアイドルグループにDJがいるものだとは思わず、コンサートの時にバックを支える大人のDJ、遊助でいえばDJ GPみたいな存在がいて、その人の後押しがあって今回の出演になったと理解したのだ。ずいぶんな早合点だ。今読みなおせば、"グループの一人"とちゃんと書いてあり、アイドルがDJをするとしか読めないことは分かる。

話を戻せば、先ほどまで深瀬がブースに立ち、ポン出しでBBPに合うような選曲のSEを出しつつ、機材トラブルを解消しているように見えたのは、つまるところDJプレイだったのだ。あー驚いた。

漢のらしくないフック、"成功の裏にある溜息の数 試してみなきゃわからない自分の力 ワンチャンス モノにできる実力と行動 できる判断力 準備はできているのか 次はお前の番だ"まで流してから、彼女は本来のアイドルとしての立ち位置に戻り、メンバーもステージに現れ、"完全アウェイですけれど頑張りますね"と健気に振る舞ってみせる。

【LinQ】 14:13〜14:27

地蔵から戻ったファンも手拍子をし、フックでは"おおぉーーだ"とか"せいやせいやせいや"だとかいう歓声を送る中、いかにもなアイドルソングを彼女たちは歌い踊る。2曲目の性急なビートだけは面白く感じるが、それでも歌メロはアイドルのそれでしかなく、自分の場違いさに気づき、後方に退却する。

ひょっとしたら低年齢のアイドルを目の前で見るのは初めてかもしれない。アイドル曲自体は嫌いではないし、あの一定のフォーマットに収まった歌はポップソングの鑑だとも思う。彼女たちの何に忌避感を覚えるのかといえば、同じ振り付けで踊る群舞の気恥ずかしさもある。振り付けはクレイジーAによれば、"日本を代表するダンスチーム(自己申告)"BE BOP CREWというチームが行っているらしいが。

それと、もうひとつ。正視できないもっと大きな要因は私の年齢が多分に関係しているのだろう。10代前半の女の子たちが大人の好奇な視線にさらされているのを、テレビではなく、実際の現場を見ることで感じる戸惑いは想像以上に大きい。アイドルとはそういうものだろうし、少女たちも大人から搾取されるだけの被害者ではなく、裏で支えるスタッフを始め、彼女たちを応援するファンとの間で共犯関係を築いていることは理解できる。しかし、実際に自分がその場に身を置くと、その生々しさはとてつもなく、しかもここが大事なところだが、パフォーマンスとして稚拙で、結局すごすごと後方に下がることしかできない。

どうしてアイドルについてこんなに長々と書いているのか分からなくなってくるが、BBPの日本語ラップファンが彼女たちにどうジャッジを下したのかは以下の写真の通り。上がリンク。下が同時刻のMCバトルエリア。NONKEYが自らいわば"対バン"を買って出たようだ。



終わりの方は日本語ラップに合わせて踊るのを遠目で眺めるに留める。帰宅後TLを眺めていて教えられたのだけど、最後に流れたRHYMESTERの「ウワサの真相」の一節にこんなリリックがある。"次の生贄はミスター喰わず嫌い はなから耳貸す気ないくせになにかとケチつけるお前とケリつける"、あるいは"オレにゃ意地がある めざすオリジナル"。曲に含まれる音やリリックを通してメッセージを伝えることもヒップホップの楽しみ方のひとつで、彼女たちは暗にそれを示していたと擁護する意見だった。なるほどとも思ったが、その歌詞の続きには、"キレイな見た目のウラにゃダサい真実"とあるのも興味深い。

"本当にBボーイのみなさんごめんなさい。ここに立っていることは本当に間違いだと思ってるんです"と17歳のいたいけな少女に恐縮させ、でも彼女は自分たちのグループ名に込めた想い──様々なモノを結び付けさせることができるアイドルを目指していると胸を張って語り、ステージを後にする。

最近ではtengal6改めlyrical schoolやライムベリー(参照)といったラップをするアイドルグループが活躍している。アイドル戦国時代などといわれ、これまでにない新しい切り口が必要となり、ラップを選択した奇形種であることは容易に想像つくが、そういったラップをするアイドルグループの出演ならばもう少し印象は違うのかもしれない。

リンクは確かにDJの真似事をするが、基本は笑顔を振りまきながらポップソングを歌う昔ながらのアイドルグループだ。最初に知った時は今回の趣向を面白がったにも関わらず、これ以上ないぐらいに鮮やかな掌返しを見せてしまうのは、何とでもリンクさせるという理想は素晴らしいものの、そのための説得力となる他ジャンルの人間を圧倒するパフォーマンス力が決定的に欠けているからだ。

【MIKU a.k.a tomboy』 14:29〜

"BBPのアイドルは私だと思ってるからー"と現れるのは元YA-KYIMの女性ラッパー・ミク。昨年末解散し、今年はソロで意地の連続出場を果たす。元気に飛び回り、盛り上げる。

あの3人組の中なら黒髪ロングのクールビューティーこそ見たいのにと思いながら会場内を散策しながらMCバトルエリアへ向かう。


今年はサングラスも販売。ちゃちいという評判だったが・・・。

もはやBBPの名店かなへび屋(HP)。今年は色々あって大変そうだったが、名物コンピも無事発売。良かった。アーティストの自主音源の委託販売はもちろん、無料配布のCD-Rなども置かれていて、飴ちゃんも貰える。

BボーイのBはブレイキングのB。

レディたちも。


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ここからの全ての写真(Y.A.Sの以外)はトゥイッターでアップされていた画像の無断掲載です。しかも400×300のサイズにトリミングしています。写真にリンクが張ってありますが、勝手な使用は不快とのクレームが来ればすぐに対処します。ピンボケ写真ながらもこの2日目も見たライブの写真を撮っていたつもりだったのに、なぜだかデータが消失していて、こんな失礼な形になりました。断りもなく使っておきながらアレですが、ありがとうございます。
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【龍道】 〜14:45

早口のラップの最後で"その速さ ライク快速アクティー"とあり、龍道と分かる。この日見たいとチェック入れていたラッパーのひとりだ。ミックステープを聴き、平塚出身ということもあり気になっていた。最新作はここから、2本目となる前作はここから落とせる。

高速でラップできることはもはや評価の対象となる時代でもないが、若手らしいふてぶてしさを宿すリリックは刺激的で、"先輩"を嘲笑する。かと思えば大甘なフックも作れたりと楽曲に振れ幅ありつつ、ヒップホップの王道を突き進むスタイルを保ってもいる。実際に見るライブパフォーマンスも音源から受ける印象そのままだ。

ライブの終わりに、"俺はホント有名になる。ここ数年でみんな見て見ぬ振りできなくなるから。龍道がヤバかったといっておけば、俺が売れた時にだからいったろとでかい顔できると思いますんでよろしくお願いします"と挨拶。惜しくも若くしてこの世を去った無名に近いラッパーがかつて似たようなことをいっていたと思い出す。彼こそはその思いを果たして欲しい。

・ラップマシンガン1号
・JUDGEMENT
・? ("HOOD FINEST REMIX"に新たなヴァースとフックを加えた曲)

【KOWICHI from enmaku】 14:46〜15:02

"ワッツァッープ!"と威勢よく出てくるのは川崎のenmakuからコウイチ。機材トラブルからかDJが曲の入りで数度躓くも、アウェイな状況を打破しようと声を張る。ソロで活動しているとは知らなかったが、エンマクはいいと評する声を聞いていたのでハードル高めで望む。でも仲間内のパーティでこそ生きるラッパーのようで、ぶらぶらとメインエリアに逆戻り。


【Sound Luck】
ミクの次だった六本木実業家ラッパーTOMOROのステージがすでに終わり、歌舞伎町生まれのふたり組サウンド・ラックがパフォーマンス中。チラっと見て、またMCバトルエリアへ。トモローみたいないかにもなギミックラッパーを呼ぶならアイドルがいても間違いではないのではと思えてくる不思議。実際に聴いてないので何ともいえないが。


【Y.A.S】 15:03〜15:18

伊豆の"至宝"ことY.A.S。ototoyでこの言葉を使い紹介されているのを先日読み、思わず"至宝"って・・・と吹いてしまった。2週間限定でミックステープを発表したばかりの仲間のZion SoldierからSTOCKやONE、INNTANAらと共にMCバトルエリアのステージに立つ。パパラッパーを強調するスタイルはやや押しつけがましさもあるが、STERUSSのcrime6と同種の熱さがある。健全に社会生活を送りながら(昼間はトラックに乗って夜は音のトラックに乗る)、ラッパーとして活動していることを全面に出し、途中ではふたりの愛娘をステージに上げ、彼女たちに向けて歌う感謝ラップは狭い日本語ラップファンの枠を飛び越えて、もっと広く訴えるものがありそう。

【金勝山】 15:18〜

いきなり講談調の語りが流れ出す。昭和初期のクーデター、ニ・ニ六事件をまるで目の前で見てきたように講談師が話す。軍備増強を目指す軍部と、国の財政の立て直しが先決だと拒否する時の大蔵大臣・高橋是清が対立し、力で政治を我が物にしようとする陸軍青年将校たちが決起。高橋邸に乗り込んだ。就寝中に突如サーベルを向けられた高橋と軍人たちの緊迫のやりとりが語られ、そして唐突にサゲを迎える。落語だったのだ(聴きたい人はニコニコ動画で。アップされている5代目三遊亭圓楽の「目黒のさんま」のマクラで聴ける)。

先ほどまでY.A.Sが"お昼だから楽しみましょうよ"といっていた雰囲気がサッと拭い去られる。SEの落語のオチには笑えたものの、初めて名前を知る埼玉は熊谷のラッパー金勝山のラップは一時期のKダブシャインかと思うほど社会派なのだ。確かに"雰囲気で飲み込む選挙"はたいがいだし、自衛隊の権限拡大も危険だ。堂々と日本の上空を飛んでいく北朝鮮のミサイルも問題で、呼吸しているだけで被曝しているのも事実だ。

彼のいわんとすることは分かるが、祭りというBBPの雰囲気の中では異質であり、それでも聴かせるだけの実力があれば黙って耳を傾けもする。が、フロウというよりもラップ調で自分の意見を語り出すそれはいささか滑稽に映るのは否定できない。ただ、"ファックバビロン"ということで断罪した気になっているラッパーに比べればその意識の高さは評価できよう。アイドルのリンクではないが、ふさわしい場があるだろうし、そうでなければそのアウェイを超越するだけの圧倒的な表現力や巧さが欲しい。

まさに彼が批判する日本国民そのもののようにその場を離れ、再びメインステージに向かう。


【MEKA from 孔雀】 15:22〜15:29

昨年のBBP MCバトル王者のメカが素敵な前向きさを全面に押し出して、"賭けてみる今日へ 振り向くな前だけを見ろ"と歌っている。MCでも"私が日本一顔が長いラッパーです"と笑いをとりつつも、押韻、フロウ、思わず口ずさめるフックの歌メロと、以前から確かにポップであることを隠すスタイルではなかったとはいえ、久し振りに見るとステージングも堂に入ったものでうまいこと流れに乗ると意外にSALUやAKLOよりも上に行けそうな印象すら抱く。9月にはファーストアルバムを出すそうだが、彼が2011年にソロで出したミックステープはまだダウンロードできる。

【孔雀】 15:29〜15:36

メカもメンバーの4MC1DJ1MPCの東京町田市のグループ孔雀が続けて登場。実際にライブ時間が短かったこともあるが、パッと現れ、4人の息の合ったラップの掛け合いを見せながら、あっという間に告知なども済ませ、風の如く駆け過ぎていく。メカと共にグループを引っ張る菊丸(2010年のU20 BBP MCバトル優勝者で、昨年のメカが栄冠に輝いたBBP MCバトルでは決勝で彼に敗れる)もまた11月にソロアルバムを出すそうだ。すでにDEJIとのコラボアルバムをリリース済みだが、やや退屈な作品だっただけに先輩に気を使わない、今日のライブのような若さみなぎるアルバムを期待したい。

【MATCH】 15:37〜15:48
那覇の普天間出身のソロラッパー・マッチ。アクロやKLOOZらがフリー音源を発表することで新世代の基準を作り上げている中で、GUNSMITH PRODUCTIONのJIGGが全面バックアップする形でいち早くファーストアルバムをリリースし、そのラップ技術に一部で高く評価されていたラッパーだ。ただ、私には最新のフロウというだけで評価するならば、何も日本語ラップではなく向こうのヒップホップを聴くわけで、実際にそのファーストもたいして面白いと思えず、今や携帯音楽プレイヤーの肥やしとなっている。よって先月2年半ぶりに出されたセカンドアルバムもスルーしていたわけだけど、生で聴いても分かるスキルの高さにかなり驚かされる。確かに英語混じりではあるが、ビートの深みを意識した言葉の乗せ方に稀有な才能が見え隠れする。あとはその態度以上に刺激的なリリックを生み出せればすごいことになりそう。

【KLOOZ】 15:49〜16:00

"ホワッツアッーープ!俺の番だぜ"と飛び出してくるDREAM BOY所属のクルーズの1曲目はKREVAプロデュースの「It's My Turn」。観客が一斉にステージに向かう。この日最初の圧力かもしれない。続いて、一度聴いたら十分でやっている当人ほどには面白いと思えない「Supa Dupa」。ただ、フックの歌いやすさからか、みんな口ずさんいる。そのまま同じくファーストアルバム収録曲の「Get It and Go」。最後にはSWAYと共に新曲の「Summer Vacation」を披露して終える。ドリームボーイに入ったことで、かなりの不安とそれが的中しつつあることにがっかり感の拭えないクルーズではあるが、こうした晴れの舞台ではネアカなキャラが一層輝くわけで、お祭り男然としたパフォーマンスは見ているだけで楽しい。

【KEN THE 390】 16:00〜16:11

クルーズが下がった瞬間、代々木公園に鳴り渡るのは「24 Bars To Kill」ならぬ、「What's Generation」。このビートを聴くとどうしてもSki Beatzが浮かぶ。ともかく、今や日の出の勢いのドリームボーイの総大将ケンザ390が姿を現す。そこら中から歓声が上がり、観客の密集度もさらに増す。フックだけではなくヴァースの語尾をかぶせる青少年たちも多数。やっぱり巧いとは思えないのだけど、声量が安定し、しっかり通る声を出せるのは野外フェスでは強い。それと、確実に規模を大きくしていると聞くイベント「超・ライブへの道」で掘り起し育ててきた成果でもあるのだろう、若い客からの声援が本当にすごく、感心させられる。晋平太がゲストの3曲目でさすがに限界に達し後退。その後はクルーズが再度ステージに立ち、最初の今日イチの盛り上げを果たす。

【DARTHREIDER】 16:11〜1621
ケンザ390のかつての上司ダースレイダーが"レゴー"と歌いながら現れ、"俺の話をきけぇ〜"やブルーハーツを引用しているのをケバブ屋台に並びながら眺める。メインステージではDJ YUTAKAのプレイが始まったので、食べ歩きしながら、16時31分MCバトルエリアに。


【DJ BUNTA】 〜16:41

万寿目的で来てみると、少し早かったようでDJブンタのパフォーマンス中だ。ラッパーがラップすることについては言葉を扱うことからああだのこうだのいえるし、楽器にしても普通のロックバンドならあのギターは巧いだとかベースがヘタレだねとか調子に乗って指摘できるわけだけど、DJ、あるいはMPCなどのヒップホップのトラック制作機材となると一度も触ったことがなく、どこをどう押せばどういう音が出るのかが分からず、いまだ理解できていない。

よってDJも単純に選曲で躍らせるたぐいなら、機材の事に思い馳せることなく踊って楽しめるが、プレイヤーを楽器のように使うターンテーブリストとなるとやっていることはさっぱりだ。ギターでいえば冗長なソロ(ニルヴァーナを好きになってからはソロを認めなくなった)みたいで、アートフォームというよりも自己満足な自慰行為にしか思えないことが多い。

そんなわけだから、かなり冷ややかな心持ちで眺めるが、彼のプレイは意外にも面白い。もちろんどう音を出し、どのプレイがすごいのかははっきり理解しているわけではないのだけど、メリハリのある展開や常にキープされているリズム(いつかのBBPでDJユタカが力説していた。どんなに高度なプレイを決めようがリズムキープを忘れるな!)が体を音に乗せ、それはきっと小難しいことをしているのだろうが、見ている身には常に音楽であり続ける。音をスクリューさせている間、リズムは消失するが、それでも彼の場合聞こえないリズムが聞こえる。「Smoke On The Water」のあの有名なリフをスクラッチだけで行うという技もキャッチーで楽しい。

【万寿】 16:46〜

DJのセッティングが長引き、しばらく時間が空くも、横須賀のソロラッパー万寿が登場。最近ごたごたが続くforteのキャップをかぶっていて、それだけで好印象だ。しかし、ライブ自体は前列のファンをそれなりに盛り上げるものの、一見さんをむんずと捕まえるほどの力がない。TLで時々熱烈なファンを見かけ、気になっていたが、これまで聴いてきた客演時のラップのように特に記憶に残る何かがあるわけではないことを実際に確認。

退屈なので、メインエリアに行くとステージには今年もBBPでしか名前を見ないLUCK-END。メンバーのBIG-Tが亡くなったことは話題になったものの、本隊は無視されているラックエンド。ふたつステージがあってもこういうことはあるのだろう。MCバトルエリアにすごすごと戻る。


【TAKUMA THE GREAT】 〜17:14

一部ではそのラップ技術の高さを称賛する声を聞くものの、昨年のソロアルバムの出来はイマイチで、ちょくちょく見かける客演でのラップもいわれるほどかと常日頃疑問に感じている横浜のソロラッパー。たんに大柄のラッパーの声が苦手といってしまえば身もふたもないが、"俺の物は俺の物 お前の物も俺の物"と歌う姿には空地のドカンの上でリサイタルショーを開催する彼を、本人が意図する以上に彷彿させる。とはいえ、男女問わず熱く盛り上がっている光景からはヒップホップってよく分からない音楽だという疎外感を強く突きつけられる。

【USU aka SQUEZ】 17:15〜

数年前には大所帯グループNITE FULL MAKERSを率いて出演を果たし、今回はソロでMCバトルエリアのステージに立つ新潟のラッパー・ウス。それまでのHOOLIGANZファンと場所を入れ替え、前列には新潟から駆け付けたと思しき熱烈なファンが声を送るが、それをとりまくようにして見つめる後方との乖離がずいぶんとある。フックでの歌メロはよく声が通るのに、ヴァースでのラップの声が小さいことをいぶかしみながら、メインエリアへ戻る(この後、客演にhilcrhymeのTOCが登場したそうだ)。


【MaryJane(LUNA & TSUGUMI)】 〜17:21

Mr.マリックの不肖の娘として親子でテレビにも出ているルナとSOULHEADのツグミが結成したラップユニット。最後の曲の終盤をチロッと見ることができた。

【SIMON JAP】 17:21〜17:33

今年のBBPの功労者のひとり、サイモン・ジャップ。晋平太や次に登場するD.D.Sと共にアーティストの紹介や観覧マナーの注意、ゴミ拾いなどを率先して行っていて、そういう姿勢を見てしまえば、ライブ内容や楽曲の微妙さについて指摘することは難しい。自分が歩いてきた失敗続きの人生を隠すことなくリリックにしたため、そんな過去やそこから諦めずに這い上がってきたからこそ今の自分があると自己肯定するラップはまさに定型化されたヒップホップであり、教科書通りだ。決して難しい言葉を使わず、日本語のイントネーション通りにラップされるために初めて曲でも理解しやすい。大変な人生だったんだなぁと感慨にふけっていると突然襲い掛かってくる歌メロフックにはしびれるダサさがある。

【D.D.S】 17:34〜17:45

BBP功労者ふたり目。タクマザグレートのところで大柄なラッパーのラップを苦手と書いた矢先に180度違うことを書くようだが、彼のラップはいい。何が違うのかといえばやはりスキルなのだろう。ビートへの対応力の点でずば抜けている。昼間に出演していたマッチと同じ沖縄出身で、そのマッチが柔軟にビートと遊んでいるとすると、D.D.Sの場合はその体型通りに重いフロウを繰り出しながらもリズムに対しては繊細そのもので、それが力強いグルーヴを作り出す。

スピーカーからの出力は十分なのに、音を上げるようにPAに指示するものだから、彼のラップがさらに力を増して轟くのには辟易させられるが、それでも聴かせてしまい、乗らせる巧さが減じないのはさすがだ。PONYとのコラボアルバムをリリース済みだが、ソロ作が待たれるラッパー。

3人目の功労者、晋平太の、"晋平太だぜっ!"との決め台詞を背中で聴き、急ぎMCバトルエリアへ。


【KUTS DA COYOTE】 〜18:05

日が陰り始める中、すでにライブはスタートしているが、ともかく見たかったステージに間に合う。なかなか全体像が見えてこないグループEMERALDの一員としても活躍する彼は、故郷の南相馬について歌った「4 MY CITY II 南相馬REMIX」(YouTube)が素晴らしく、期待する若手ラッパーのひとりではあったのだけど、それまでの客演曲やソロ曲をまとめた昨年リリースのミックスCDがパンチに欠け、新作のファーストアルバムも視聴機止まりで終わってしまったわけで、生で聴けば印象も変わるかもとわずかばかりの期待を抱いて望むも、見込みは外れる。

「YOUNG.WILD & FREE REMIX」の客演で登場のGIPPERがSnoop Doggかくや(写真手前の人。風貌も似ているかも)の日常会話の延長線上にある極めて自然なフロウのラップをしていて目が覚める。名前だけは聴いていたし、実際のその曲もミックスCDに収録されているのだけど、実際に生で見た方が感銘を受けるというカッツダコヨーテとは逆パターン。

彼で第2部のライブショーケースが終わり、続いて年齢制限なしのMCバトルが始まるので、またまたメインエリアへ帰る。


【鎮座DOPENESS】 〜18:12

メインステージを大勢の観客が取り囲む中、鎮座ドープネスは宇宙人のようなラップをしている。確かなスキルがあり、ユーモアも人一倍持ち合わせている。だから一般的なラッパー像とはかけ離れた格好やラップ内容でもイロモノ扱いされない。UFOの曲から"放射能 NoNoNo"というフレーズが飛び出し、すかさず"俺も社会派だ"とコミカルに振る舞う。さらに続けて"まるでKダブ・シャイン"と付け加えることでBBPを一気にヒートアップさせる。サービスでKダブの決め台詞"自分が自分であることを誇る"とまでいい足す。独特な世界観を保ちながらラップだけでしっかり沸かせるのだからさすがだ。

【G.K. MARYAN】 18:12〜18:31

鎮座ドープネスの頃から人が多くなり、とてもではないがステージに近寄れない。まあ次はG.K.マーヤンだしと後ずさりし、歩道橋の上から眺めやる。彼はゴミの分別に一家言あり、ペットボトルの包装をミシン目に沿って破って捨てているなどのとても当たり前のことをさも大変そうに話す姿はもはや微笑ましい。真面目に聴いているヘッズたちの年長者を敬う気持ちも立派だ。

とはいえ、この日、いやBBP両日でも目玉といっていいSEEDAが次の次に登場するわけで、我慢してできるだけ前に進み、シーダ地蔵(参照)となる決意を固める。孔雀の菊丸やサウンド・ラックのHIDEを従え、「TAKE THE VICTORY」を意気揚々と披露するも、途中で息切れするのは若手がどれだけ素晴らしいかを伝えるべく、自らを貶めるという年の功がなせる秘技だろう。

しかし、彼は馬鹿だ。本当に頭が悪い。BBP名物の毎度のお楽しみと思い、固まりながらひたすら時が過ぎるのを待っていると、G.K.マーヤンは唐突に政治を語り出す。"戦争に行かざるを得ない法律を勝手に作らせるな。施行されてからいっても遅い"と少しは真っ当なことをいったかと思うと、声を落とした体で、"直接クビを取りに行っちゃえばいいんだよ。危なそうな奴誰かいないの? 今から行ってこい!"。どこかでお調子者が"行ってくるぜぇーい"と声を上げる。"首相のクビを。その前にセキュリティとかがいるからなぎ倒して、首相のところへ。色々やった方がいいよ"。その後は"フリーだぜ Bボーイパーーク"と叫んだが、彼のいうフリーが何なのか理解できない。どんなことでも自由に発言できる場という意味で"フリー"なら彼は自由をはき違えている。

彼の台詞を聞き背筋が寒くなるのは、上記した金勝山のライブの冒頭で二・二六事件のあらましが綴られたことも影響している。正当な選挙で選ばれた大臣を自分たちの意に反するからと起こしたクーデター。そうした事件の怖さを彼は想像できないのだろうか。都知事を拉致するというストーリーテリング曲がキングギドラにあるし、この後に登場する漢もまた"東京都知事にヒットマン"とラップしている。が、それらはヒップホップというアートフォームの中に落とし込んだものだ。ここでのG.K.マーヤンはフリースタイルでもなくただのMC中の言葉であり、実力的にはどうかと思うが、日本語ラップの歴史の生き証人のひとりであることに変わりはない。つまり、ある程度影響力のある人物が二十歳未満の若者も多い中で放ったわけであり、大げさにいえばテロの教唆だ。1年に一度の大舞台でマイクを持てる高揚感から思わず出てしまった本音で、本人はその意味など全く理解できていないのだろう。だから馬鹿なのだ。ステージの上で腕立て伏せをするといった愛すべき馬鹿なら笑うこともできるが、真性のそれはかなりきつい。

昨日はMCバトルエリアでライブしていたTAKARABUNE CREWのKM$やK-RICHと共に最後の曲だと「城南STYLY」を披露。ようやく終わったと安堵するのもつかの間、"友達が来てるぜ、UZI"と盟友のウジを呼び入れ、アカペラで「俺の言い分」を実演。新日本プロレスの中邑真輔の物真似だというおかしな叫びを発し、ようやくステージから下りていく。

次がDELIで、その次にシーダだ、と期待に胸を高鳴らしていると、G.K.マーヤンが最後の最後で、"お前らレゲエは好きか? レゲエとヒップホップはお友達だし、師弟関係にもあるぜ"と雲行きの怪しくなることをいい出し、"次はレゲエ界から大御所来るぜ、BOY-KEN!SHIBA-YANKEE!"。

あーもう、また余計なサプライズ。

【SHIBA-YANKEE & BOY-KEN】 18:31〜18:47

シバヤンキーというのがレゲエ界でどういう位置付けなのか知らない。喉の血管が切れんばかりにでかい声を出し、"早口は好きですか?"と高速でまくしたてる。"聴いてくれよ音と言葉を"というわりには、その言葉に内容がない。つまり高速で言葉を吐き出すといっても、それは例えば志人のように日本語で内容や韻を内包する高速ラップとは違うのだ。基本はスキャット。即興で言葉を繰り出すことが多い点では評価もしようが、内容が伴わずそれで速射ならよそでやってくれ。

続いて、日本語ラップ界隈では"BOY-KENとは同意見"で一番有名なレゲエの人、ボーイケンに交代。さらにでかいレゲエ声を代々木の空に響かす。誰もが願うガンジャ自由化を心の底から希っているのが分かるステージだ。短い出演時間の中にもしっかり反原発の歌を盛り込んでくる辺りは、ヒップホップよりもレゲエの方が政治に意識的なのかもしれない。

やっとレゲエ界の大物だというふたりのショーケースが終わり、タイムテーブル通りなら次がデリとなる。まだまだ地蔵が続くなと思いつつ、できるだけこの隙に前へ進もうとするが、それでも心の奥底に油断があったのだろう。D.D.Sと交互に司会を務めているサイモンジャップが"次はシーダ"と叫んだ時には一瞬戸惑う。しかし、場内のワァーという歓声と共にみんなが前に一気に詰めかけ、その今日イチの圧を利用し、要領良く歩を進める(しかし、ここでひとつ誤算があった)。

【SEEDA】 18:48-18:58

最前列は大変な状況のようで、サイモンジャップやDJユタカらが出てきて大声で一歩下がるよう呼びかける中、シーダの1曲目はなんとSCARSの「Come back」。"ここから夢が見えーる"と力強くも気高く、最後のラインを歌い切ると、「S・S・C・C・A・A・R」と連呼。しかも上半身はまさかの裸(後から知るが、腰パンの下がり具合がシカゴ仕様)。2曲目は"君はどうしたい?"と問いかける「HELL'S KITCHEN」。

CONCRETE GREEN新作の制作のため赴いたシカゴでは平和を表すハンドサインとして"Love"の"L"を掲げていたとMCで話し、"ラブある奴はみんなL掲げてくれよ、ナーミーン"と求め、チームという意味の"Squad"でコール&レスポンスを行う(これもシカゴで仕入れたのだろう)。新しい刺激から素直に影響を受け、すぐさま取り入れる速さ、それは制作にももちろん関係するモチベーションになり得ているわけで、その心の開きようが彼の動きを面白くも興味深くさせる。子供が誕生し、前年よりもピースフルな方向性に向かうのかとか思いきや今年は終始攻めの姿勢でいい意味で期待を裏切り、10分という短い時間の中でも新鮮な驚きを与えてくれる。

「不定職者」後には、"来年もこれたら嬉しいな"とこちらこそ嬉しくなるひと言を呟き、もはや合唱状態となる「花と雨」。この最後の曲の2ヴァース目でそれまでかぶっていた赤いキャップを空に飛ばす。ステージがギリギリ見られるかどうかの状態なので、彼が投げた瞬間を目撃しておらず、何か赤いものがシュルルルとやって来るのは見えたものの、とっさに掴もうと思えず(疲れて判断力もかなり鈍ってはいた)、そのままスルーしたところすぐ後ろに落ち、後方の人が手にできたのだ。残念。それはともかく今年もEMI MARIAのコーラスパートで大歓声が起きる。

"Give me love!"と叫び、"大げさじゃないけど愛してるぜ"と去り際に話し、ステージを後にする。

さぁ終わったし、MCバトルエリアでこの日チェック入れていた最後の一組SMOKIN' IN THE BOYS ROOMを運が良ければ見られるかなと離脱の構えを取った瞬間、ステージでD.D.Sが"今日アナウンスされていないシークレットゲストがもうひとりいる"と話すので踏みとどまざるを得ない。

【MC漢 & DJ琥珀 from 鎖GROUP】 18:59〜19:14

DJ琥珀が小気味良くスクラッチを入れる中登場した漢は前列のファンと握手するという珍しい光景ができる。"BBPは意外に時間に厳しくて速攻でマケっていわれてて、まあ俺は巻けるんだよ。時間はマケねぇけど、俺が巻くのはポリスとガンジャだけだ"。初っ端からサービス精神全開だ。DJ琥珀が機材トラブルと奮闘する間、いらつかずにMCで繋いでいく姿勢はエンターテイナーそのもの。発声と口の形が異なるいっこく堂の芸を真似してみせ、"これでいつかラップやってやろうと思っている"など、曲や外見からは想像できないチャーミングさを惜しみなく披露。

打ち合わせなしのライブと豪語するだけあり、選曲でももたつき、なかなかライブに入らないが、ようやくDJ琥珀との呼吸が合い、これが日本語ラップだと大見得を切り始まる。がしかし、入りを間違え再び中断。中堅どころのステージとして普通ならどうなんだろうと思ってしまうところだけど、見ている側にいら立ちを募らさせず、笑いに転化させることができるのは強面なのにどこか愛嬌がある漢の面白いところだ。

ヒューマンビートボクサーのMASTERも加わり、予定していた「光と影の街」と「スキミング」の2曲を終え、アカペラで数小節やって切り上げようと振り返った漢は、犬を抱えた男がステージの端に立っていることに気づく。"あ・・・"で言葉が途切れ、すかさず"TABOO1です"とマスターの解説が入る。漢は小学校時代からの仲間に、"お前これ以上しらふでぶっ飛ばせるの止めてくれよ"と言葉を投げかけ、マスターのビートボックスの上でILL BROSのふたりは「新宿U.G.A remix 03'」をパフォーマンス。

"マイクを握る現場 俺たちがやってるのはアルティメット でも次出るのはRレイテッドだ"と漢がきれいにまとめて次に繋ぐ。タイムテーブルによるとそのR-RATED枠は容赦なしの50分間。T.O.PとSMITH-CNが気になりはするものの、50分も耐える自信は端からなく、「24 Bars To Kill」のビートが流れる中を抜け、MCバトルエリアへ向かう。


【ISH-ONE】 〜19:30

シーダや漢の裏というかなり不利な状況でも想像以上に人を集めていることに驚く。軽くフリースタイルした直後に、"(音が悪すぎて)チョー鍛えられるぜ"と笑いを取り、ファーストソロアルバム収録曲「Music」へ。続いて鎮座ドープネスやCRAZY-Tを呼び入れる。もはやリリックは聴き取れないほど酷い音環境ではあるが、そんな状態でも体の動きすら音楽と感じさせる鎮座ドープネスには感心するしかない。

最後は「New Money」。MCによれば、ニューヨークのヒップホップ専門ラジオ局HOT97で流れたという。タクマザグレートを始めラッパーがたくさんステージに上がる。確かに音の調子も悪いが、それだけみんながマイクを持てば出力に問題が出てくるのは当然だろうと素人にも思えるほどで、ラップが巧いとかそれで踊れるとかそういうのとはもはや別問題。ファンが集まる前列はさすがに盛り上がるも、その周辺はステージの狂乱を遠巻きに眺めるのみ。イシュワン(ブラックミュージック専門サイトbmrにイシワンとあるが、司会進行のノンキーはイシュワンと呼ぶ)のラップは英語が混じることで本格っぽく聞こえるのかもしれないが、決して巧くはない。

【RHYME BOYA from DINARY DELTA FORCE & DJ BUNTA】 19:32〜19:44

人のごった返すメインエリアからMCバトルエリアへ移動してきた時に結構集客していて、イシュワンも頑張っているなと思ったものだけど、ライム・ボーヤが登場するとみんなのお目当てが違っていたことを知る(当然トリも注目なわけだけど)。

神奈川県でも川崎や横浜、相模原に続くヒップホップの町にいつの間にかなっている藤沢市出身者だとか。モス・ヴィレッジってなんだよとも思うが・・・。MCバトルで活躍するラッパーと名前だけ記憶しているが、音源では未聴で、今日初めて耳にする。なかなか面白い声を出す。狐火の泣きそうな声にも近いウェットさ、あるいは不安定さがあり、地下のラップにありがちなドスの利いた声音でないのが、ロックでいえばベンジーだ。ユニークといえば聞こえはいいが、好みが分かれるところでもありそう。

方々でかぶせる声が上がり、ずいぶんな盛り上がりを見せるも、声に幅がなくそのためラップが一本調子となり、どうしてそこまで歓声を上げられるのかと疎外感を味わう。


"最近俺らの地元の藤沢に引っ越してきた、俺が昔からすげぇお世話になっている・・・"とパフォーマンス終わりに話し始め、オッまさかシークレットでCOMA-CHIが!とちょっと期待を募らせるが、そのまま"浜の大怪獣が控えてるぜ"といい切り、それにかぶせるようにロベルト吉野が"手癖の悪い"鬼スクラッチをかます。

【サイプレス上野とロベルト吉野】 19:44〜19:58

繰り返されるステルス・クライム6の"イチハチヨンゼロヨンゴー"に合わせ大声援が巻き起こる中で、貫録たっぷりに現れたサイプレス上野は早くもダイブ。落とすなと叫びながら10メートルぐらい進むのだから、下で支える方も偉い。ワンマンライブでもなんでもなく、ただのフェスなのに。彼らのライブの良さはふたりの確かな技術に裏打ちされたエンターテイメント性の高さで、"ごちゃごちゃいわんとぶっかます"姿勢は見事だ。

1曲目の「ぶっかます」に続く「サ上とロ吉」では"サ・ウ・エ・ト・ロ・ヨ・シ"のコール&レスポンスの時にみんなを背にあるメインステージの方を向かせ、観客全員でRレイテッドを驚かすよう全力で叫ばせる。楽しい。ひたすら楽しい。メインエリアはどんな感じなのだろう。時間もないからとサクサク進み、次は「よっしゃっしゃっす〆」。女の子たちも口ずさむ。そして、「ヨコハマシカ」。

10分ばかり見たところでちょっと離脱してメインエリアに行くとRYUZOが朝6時に起き出す労務者やシングルマザーの夜の蝶の気持ちをライミングしている。名曲だとか聴くが、まあ人それぞれだ。

サ上とロ吉のステージに戻ってきてみると、「ヒップホップ体操第二」をやっている。以前のは一度その場でしゃがませてから一斉に飛び上るという振りだったが、この第二も何か特別な演出があったのだろうか。終盤にも再びダイブを試みるサ上。外国人観光客も楽しそうに写真を撮っている。

MCバトルエリアではMCバトルの準決勝、決勝が行われるので、メインエリアへ戻ることに。しかし、今年は20時までという時間制限がないようだ。例年なら20時に終了しなければいけないと、終わりの方は駆け足となるが、今年は比較的緩やか。


【RYUZO】 〜20:02
結局、"嘘だといってくれと神に祈る"リューゾウを再び眺めることに。わずかの時間聴くだけでも、歌っている彼の代わりに自分の喉が痛くなりそう。

【AKLO】 20:02〜20:13

バックDJにDJ YUKIJIRUSHIを従えて、"待ち望んだ展開だろ?"と登場。まずは「RED PILL」。ライブでも音源で聴くのと同じ言葉の微妙なニュアンスを、しかもいつも以上に条件の悪いBBPのステージで出せている。決して強く張るわけではないのによく通る声でのラップはそれだけでライブ巧者に映るし、何より同世代のクルーズとはまた別種の華がある。「CHASER」終わりのMCで、ラップを始めた15歳の頃に行ったBBPの話をし出す。当時憧れていたRINO LATINA IIがステージに現れた時に観客が上げた歓声と、今日自分が登場した時の空気感が似ていて嬉しいと語り、その当時同じように熱中していたスポーツをネタにした「サッカー」へ。ボールを蹴る振りをする演出を止めたのは正しい判断。

そして、BBP2013の大トリ。DJユタカがKダブ・シャインの名前を告げる。もちろんバックDJはDJ OASISだ。

【K DUB SHINE】 20:14〜20:30

まずはキングギドラの「UNSTOPPABLE」で始まり、「ECDのロンリーガール」。老いも若きも男も女性も楽しそうに歌う。これまでBBPも含めて何度か代々木公園で彼のステージを見てきたが、声の張りが一番良い。もともと難解な語彙を使わないリリックで、聴き取りやすいラップではあるのだけど、言葉がより明瞭で耳に飛び込んでくる。ツアーに出たり、レコーディングをしたりといった話は聞こえてこないし、コンスタントにライブをしているわけではないだろうによく仕上げてきている印象だ。

ヒップホップとの出会いやその"歴史"を語る「正真正銘」に続くMCで、アメリカで生まれたヒップホップが今年40年記念だという話を始める。DJクール・ハークがニューヨークのブロンクスの集合住宅の一角で後のブロックパーティの原型のようなパーティを行った1973年8月12日がヒップホップ誕生の日としているそうだ。DJユタカも所属しているズールーネイション(Kダブ・シャインは"ズルネイション"と長音なしに発音。ずっと違和感を覚えるが、実際の発音はどうなんだろう)も発足から40年だと話が飛び、その結成を呼び掛けたアフリカ・バンバータの偉大さを語り出す。

ギャングとしてならしていたアフリカ・バンバータは、ヒップホップのパーティやアフリカのズールー人との出会いを通し、それまでの暴力に頼り法律を犯していた行いを改める。しかも支配していた地域のギャングたちをも自分と同じように改心させ、サウスブロンクスのギャングたちは彼の後に続いたというにわかには信じられないどこか理想郷のような話をする。それがズールーネーションの基盤となり、"Love"、"Peace"、"Unity"、"Knowledge"、そして"Having Fun"の精神を掲げ、その後のラッパーたちに影響を与え続けたそうな。

まともな教えだ。BBPでのKダブ・シャインの演説といえば、これまでは安直な政府批判や反原発に固執しがちだったが、今年のは珍しく素直に耳に入ってくるお話であり、幾分牧歌的に過ぎる点もあるけれど、日本で文化としてのヒップホップを根付かせようという啓蒙活動としては有意義な語りだ。

"これからはズルネーションの意志を引き継いだお前たちみんなの時代だぜ"と「新しい時代へ」、そして「自主規制」と社会派ラッパーらしい曲を続け、最後は福島第一原発事故への憤りを歌う「沈まぬ太陽」で締める。

【CRAZY-A & DJ YUTAKA】 〜20:35

Kダブ・シャインに導かれ、"BBPの長老たち"こと、クレイジーAとDJユタカ、それと背後にはDJ BEATが控え、いつもの締めの言葉を述べるという予定調和の展開を、DJユタカがマイクを持ったまま怒りを突然爆発させ、断ち切る。前列の人間に憤っているようだ。きっと礼儀知らずがいるのだろう。事情がよく分からない後方ではなんだなんだとなるもよく分からない。

結局マイクを譲られたクレイジーAが穏やかに総括する中、今度は前列からふたりの男がもみ合いながら下がってきて、目の前でくんずほぐれつし始める。"ステージが使えなかったとか色々あったけど、最後楽しかったからこれでいいじゃないか"というDJユタカの声が響く一方で、ガタイの良い男が相手を押さえつけようと上下する乱闘が続くわけで、なかなかシュールな光景だ。BBPはこれで何年か来ていることになるが、喧嘩を目の当たりにするのは初めて。

まあそんなこんなで、"来年もまた会おうぜー"とDJユタカが叫び、クレイジーAお決まりの"BBPこれにて終了"という宣言が出され、今年も無事終了!取っ組み合っていたふたりも我に返ったのか争いを止め、立ち上がろうとしている。めでたしめでたし。


************************************


毎年同じ感想で終わり、芸がないのは承知の上だが、行ったら行ったで楽しい。それに尽きる。

開催日の発表が6月末と遅かったり、毎回失笑を買いながらも進歩のない公式HPや、小出しにしすぎる出演アーティスト情報だったりと、いくら入場無料のイベントとはいえ、これだけフェス文化が根付いた昨今ではその緩すぎる運営ぶりに呆れを通り越し、もはや生暖かく見守っていこうと思わせる催しであるのは今年も変わらなかった。音楽フェスと思うから間違いで、町内のお祭り(ブロックパーティ)と考えれば、許せもするのだろうが、そろそろ日本のヒップホップ全体を背負うイベントなのだという強い自負の念が必要なのではと思ってしまう。

BBPがメインステージとして使用してきた代々木公園の野外ステージの使用許可が今年4月から低音の出る音楽イベントでは下りなくなり(ここのブログ記事の中段参照)、2009年以来の2ステージ制となったことは、野外ステージが使えないことと同じぐらい今年の大きい変化だったわけだけど、力をつけてきた若手が例年以上に多く出演しているのも良い変化だった。

サイモンジャップのブログ記事を読むと明らかなように、メインステージは彼と晋平太、D.D.Sの3人が中心となり出演者を選出し、サブステージといえるMCバトルエリアはおそらくノンキーが一任されていたのだろう。しかし、開催10日前に動き始めるというのもすごい話だ。これまで内幕はあまり語られてこなかったので、もしかしたらそれが普通なのかもしれない。恐ろしい。

一方で、以前からこうなればいいのにと思っていたオール・トゥモローズ・パーティーズのようなキュレーターシステムを結果的に導入したともいえる。特にMCバトルエリアでのノンキーが選んだ出演者たちはバラエティに富むと共にひと癖もふた癖もあるアーティストたちが揃い、ジャンルを超えてイベントに出て、顔が広い彼らしいラインナップで素晴らしかった。

また、近いとはいえふたつもステージがあり、見たいアーティストが同時に出演する時間があるなど、BBPらしからぬ悩ましさを味わわされるのも、その時は憤りもある(ゲストで登場したSKY-HIのラップを見られなかったのは悔しい)が、悪くない。いずれにせよ、今年は野外ステージのアリーナエリアがデッドスペースとなり、混雑するのかと思いきや、シーダ以外ではどのアーティストの時も比較的落ち着いて見られたのは、人出がやや抑えられていたこともあるが、出演アーティストの傾向が異なるふたつの舞台を用意したことが功を奏したのだろう。端的にいえばイケイケなお兄ちゃんお姉ちゃんは辛気臭いMCバトルエリアには行かず、ある程度棲み分けができていた。

出演アーティストたちも気にしていたように、音環境は確かに酷く、MCバトルエリアではPAの人が頻繁に場内を歩き、音をチェックし改善を重ねるのだけど、それでもかなり手こずるなど、せっかくいいパフォーマンスをしても肝心の出力のところで問題があるのは演者にとっても不幸でしかない。来年こそは野外ステージが使えればいいが、こればかりはアーティストがほぼボランティアで行っているイベントでもあり、ロビー活動をしようかという話にもならないだろうし、状況の好転を願うのは難しいのかもしれない。

問題といえば、スポンサーが減少し、かなりの費用を負担しなければいけなくなったのも来年の開催に絡む話だろう。ただ、具体的な話を始めるのが1〜2ヶ月前ではそれも当然なのかなと思わなくもない。これまでついていたスポンサーに今年から切られたとしても次を探すのに時間があまりにもないわけだ。

パソコンの急速な発達で録音機材を安価で揃えられるようになり、20歳前後の若いアーティストたちが精力的にフリーダウンロードなどで作品を発表し、また人気番組「高校生RAP選手権」といった追い風も生まれ、文化の存続や拡大にとって大事となる若手が次々に頭角を現すなど、日本語ラップには他の音楽ジャンルにはない(アイドルやヴィジュアル系、ボーカロイドは別にして)勢いが確かにある。ただ、商売に結び付いていないのが現状で、それがスポンサー減にも繋がっているのかもしれないが、シーダ以降確実に盛り上がってきている日本のヒップホップが、毎夜の地下活動ではなく、唯一といっていいぐらいに一般の人たちにも分かりやすくヒップホップというものを伝えられるイベントなのだから、東京の一ブロックパーティという小さい枠に収まるのではなく、大きな目的を掲げたイベントになればいいのにと願わずにはいられない。

最後に。上述したように、龍道以降のライブ写真はトゥイッターで検索したもので、全くの無許可掲載となる。クレームがあればすぐに対処するが、ひとまず感謝を。

それと、会場の和気あいあいとした雰囲気はG-BOYさんのブログ記事に詳しい。

ところで、今年はBボーイたちの味方HIPHOP戦隊B-BOYGERを見なかったが、彼らは出演できていたのだろうか。ああいうお約束は、それこそヒップホップという文化の普及に大事だと思うが。
2013.08.18 Sunday 23:59 | 音楽 | comments(8) | trackbacks(0)
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2017.03.28 Tuesday 23:59 | - | - | -
コメント
あなたの文章を読んでいると気分がわるくなりました。
悪意を感じます。 HIPHOPが嫌いなら聴かなくてもいいのではないでしょうか。
人をバカにし、見下すのがお好きなんでしょうか?
問題があるのは、演者側ではなく、あなたの心の闇か何かではないでしょうか。
coco | 2013.09.05 Thu 21:11
私にはむしろ優しさや熱意すら感じるけどなぁ。まぁ、人それぞれなんでしょうね。それこそ、私は生活や心の闇を描いたRYUZOの『HATE MY LIFE』が大好きです。しかし、反対の感想を持つであろうgogonyantaさんのB-BOY PARKの記事も毎年楽しく読ませて頂いております。仮に私が同じテーマで書いても、アーティストに擦り寄って媚びた文章しか書けそうにないですから。また、普通の人で、尚更HIPHOPが嫌いであれば、こんなダサいジャンルに時間も金も労力も掛けないはずですよ。

話は変わり、本記事のK DUB SHINEの下りが興味深かったです。彼の登場までに出てきたアーティスト達の欠点(単純な実力不足・浅はかな知識での政治批判)を全てカバーしているという内容なので是非とも生で見てみたかったです。それとアルバムを出した事すら知らなかった丸のアルバムも非常に良さそうなので購入してみます。加えて龍道やMEKAといった若手を聴いてみる楽しみも新たに増えました。毎度ありがとうございます。
Earth | 2013.09.06 Fri 00:43
毎年熱いレポありがとうございます。
メインステージの屋根が2012なのを考えると本当に金無いんですね。出来る範囲でサポートしたいですけど、募金額の明示とかはしてくれるんですかね?あと、ノンキさんのブログにて「BBPを24時間テレビのようにしたくない」という発言も気になりました。なんというか、頑張ってほしいです。よくわかんないけど。
失礼しました。
MC漢a.k.a.ウイルスバスター | 2013.09.06 Fri 04:05
こんにちは。毎年bbpを楽しみにして、静岡から代々木へ足を運んでいます。
また、毎年gyogyoさんのまとめブログも楽しみにしています。
土曜日には行けなかったので、tetrad the gang of fourのレビューを期待していたのですが、mcエリアにいっていて見てなかったのでしょうか?
毎年楽しみにしているbboygerも今年は出演がなくて残念です。
chin-cas | 2013.09.07 Sat 14:58
こんな長い記事を読んでいただいた上に、コメントまで貰えて本当に嬉しいです。


coco様

こんばんは。
はじめまして!

> あなたの文章を読んでいると気分がわるくなりました。
> 悪意を感じます。 HIPHOPが嫌いなら聴かなくてもいいのではないでしょうか。

どの辺に悪意を覚え、"人をバカにし、見下"していると感じられたのか詳しく書いていただけるとありがたかったです。私には全く覚えのないことですので。ただ、ヒップホップが嫌いかどうかでいえば、別に好きではないです。たんに今日本の音楽ジャンルの中で新しい才能が次から次へと出てきているので興味深く、食いついてるだけです。"冬の時代"がまた来るなら、もっと動きのある別のジャンルに行くと思います。

> 問題があるのは、演者側ではなく、あなたの心の闇か何かではないでしょうか。

鋭いです。そしてわざわざそのように指摘しなければならないcocoさんもまた同じ穴のムジナ、あるいは類友なのでしょう。仲良くしましょう!



Earth様

こんばんは。
なんか色々フォローしてくださり、ありがとうございます。なのに、上で一部否定したりもしてすみません。

> K DUB SHINEの下りが興味深かったです

今回の彼は本当に良かったです。的確な演説とメリハリの利いたパフォーマンス。選曲もキングギドラやソロの定番曲から、最新曲まで短い時間でしたが、これぞKダブって感じでした!丸はアルバムだとホントいいです。お勧めです。ぜひぜひ。



MC漢a.k.a.ウイルスバスター様

こんばんは!

> 募金額の明示とかはしてくれるんですかね?
> ノンキさんのブログにて「BBPを24時間テレビのようにしたくない」という発言も気になりました

Nonkeyの発言の意図がどういうものなのか分からないですが、まあ24時間テレビ自体批判がありますし、なんなんでしょうね。ブログ見てみます。

先ほどSKY-HIのBBPでのライブ動画を見ていたのですが、集客やスポンサー勧誘の点でもっとやれることはありそうです。誰にでも開かれたイベントであることが大事ですし、確かに協力したいし、頑張って欲しいですね。



chin-cas様

こんばんは!
ありがとうございます。

> 毎年bbpを楽しみにして、静岡から代々木へ足を運んでいます。

ということは今年はサイレントヒルズやY.A.Sが出演していましたし、最高だったのではないですか?前者はほとんど見られなかったですが、Y.A.Sの"BBP私物化"は面白かったです。

> tetrad the gang of fourのレビューを期待していたのですが
> mcエリアにいっていて見てなかったのでしょうか?

その通りです。申し訳ない。当初はNIPPSもありがたがって見ていたのですが、最近はレギュラー化していて、ありがたみが薄れているというのが正直なところで、でもそれはあんまりな話ですよね。さんピン期から活躍し続けているレジェンドですし。

> 毎年楽しみにしているbboygerも今年は出演がなくて残念です。

ああ、やっぱり彼らの出番は今年なかったんですね。いないとなると途端にさびしくなるから不思議です。ニップスもきっとそうなんでしょうね・・・。
gogonyanta | 2013.09.07 Sat 23:57
gogonyantaさん、誠実な返答をありがとうございました。
gogonyantaさんの熱量のこもった情報にはかなり楽しませてもらってもいます。
これからもブログ、楽しみにしています!



coco | 2013.09.13 Fri 18:45
まあコイツが酷く気持ちが悪いの確かだろ

はあ | 2013.10.26 Sat 04:56
はあ様

こんにちは。
コメントありがとうございます。

具体的にどなたのことを申し上げているのか分かりませんが、気持ち悪い人間って普通にどこにでもいますよね。このブログにも時々意味の分からないことをわざわざコメント欄に書いてくる人がいたりして、キモって思っちゃいます。
gogonyanta | 2013.11.03 Sun 16:13
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