すばらしくてNICE CHOICE

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友だちのうちはどこ? / خانه دوست کجاست ؟‎

55点/100点満点中

1987年のイラン映画。監督のアッバス・キアロスタミは1997年に『桜桃の味』でカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得し、その2年後には『風が吹くまま』でヴェネツィア国際映画祭審査員賞を受賞している。

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イラン北部、カスピ海近辺の村コケール。山をひとつ隔てた隣村ポシュテから小学校に通うモハマッド・レダ・ネマツァデは何度も注意されたのに宿題を別の紙に書いてきて担任から叱責を受ける。次同じことをしたら退学だと警告を受け泣き崩れる級友を隣の席のアハマッドは見ていたが、帰宅してみるとカバンの中にネナツァデのノートが紛れ込んでいる。よく似ていたのだ。宿題をしてから外出しろという母の制止を振り切り、友達のため隣村に駆け出すが・・・。
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お笑いコンビ・雨上がり決死隊の髪がきれいな方の蛍原が、確か彼らが司会を務める番組「アメトーーク」でだったと思うのだけど、生涯ベスト3に入る映画を挙げていた中で唯一題名を知らなかった作品。ここ数日ずっと気になっていた映画を立て続けに見ているが、そうした作品が概してそうであるように、やはりイマイチだった。

我こそは真の映画ファンでございという真面目な映画好きに好まれるのは分かる(蛍原がそうなのかは知らないが)。長めのカットの中、ありふれた日常を素人臭い演技(ウィキペディアを読むと本当に素人らしい)で、演出らしさを廃しできるだけ自然な様子を映し出すことを心がけ、最後には爽やかな余韻を残す。ハリウッド映画に毒されている身には退屈極まりない。だいたい子役の素人臭が大根の中でも一番苦手だ。

失われて久しい子供の頃の感情。教師の理不尽な叱責、親の頭ごなしの非難の言葉や決めつけ。そうしたものに今なら整然と異を唱えることができても、引っ込み思案でなくても大人のそうした"横暴さ"にはなかなか立ち向かえないものだ。それでも子供には子供の世界があり、友情があり、行動倫理がある。本作ではアハマッド少年のそうした心の機微が丁寧過ぎるほどに描かれている。だからこそ、大昔自分にもそういうことがあったと思い出させる映画ではあるのだけど、その淡い演出が延々と続くそれはもう眠さとの闘いにならざるを得ない。
2013.09.30 Monday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.09.06 Wednesday 23:58 | - | - | -
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