すばらしくてNICE CHOICE

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無料配信ミックステープ12月号(2013)
国産ヒップホップを中心としたフリーダウンロード・ミックステープの2013年12月発表分一覧。日本語ラップ専門情報サイト2Dcolvicsで紹介された作品を主に取り上げている。

<"これだけ聴いとけ作品"を簡潔に教えてくれというせっかちな人のための3枚>

左はMCバトルで全国的に活躍していた北海道札幌のラッパーMC松島の4本目のミックステープ。真ん中は京都のトラックメイカーのビート集。かなりユニークな音。右端はOlive Works所属のNaoto Taguchiの現名義Green Assassin Dollarでのビート集。ジャケットをクリックするとDL先に飛びます。



【○】Lo-Vibes 『Mo' Big Fun』
2013.12.01 / 全10曲30分 / mp3,flac,... / bandcamp
夜な夜な名演が繰り広げられている東京・中野の名物クラブheavysick ZEROで開催される「Mo' Fun」が14日で20回目を数えるということで、レギュラー陣とゲストが参加した記念コンピ。イベントの主催はKK率いるレーベルLo-Vibesであり、日本語ラップファン的にはそのKKとARI1010(久し振り)目当てに落としても面白いのかもしれない。アブストラクトで不穏なビートに出会えるはず。音が深く、フリーなのにかなり良い音質だ。


【○】VA 『Vocal Studies』
2013.12.01 / 全10曲56分 / 320kbps / HP
ネットレーベルMarginal Recが手掛けるコンピ。アイドル楽曲を中心に手に触れるもの全てを洒脱で強力なダンス音楽に改変してしまうフリーDL界隈で圧倒的な支持を集めるリミキサーが集結している。Loconyan、USYN、DJ AMAYA、akinyan electro、DJ SEVEN、そして十代トラックメイカーHerrokkin。変わり映えしないメンツともいえるが、さすがに安定しているので安心して聴ける。


【○】VA 『つくしEP5』
2013.12.02 / 全13曲57分 / 320kbps / Tumblr
こちらはつくしレコーズというネットレーベルによるコンピ。450円で購入できる中古盤で制作という縛りがあるようだ。参加者の中ではankokushinwa(先月のフリーDL作はこちら)しか名前を知らないが、ラッパーのミンちゃんがM3を褒めていたので落としてみたのだけど、なかなか愉快なリミックス楽曲が並ぶ。倍返しネタのM4は今年中に聴いておかないといけなさそうで、ここはシカゴのバインバインも加えて欲しかったところ。


【○】KAKATO 『JAPANESE IN THE THAI』
2013.12.03 / 全6曲19分 / 320kbps / Tumblr
環ROYと鎮座DOPENESSによるラップユニット・カカトのまさかの2枚目。傑作だった前作も上のリンクから一緒に落とせる。7〜8日にタイで行われた最大の音楽フェス「ビッグ・マウンテン・ミュージック・フェスティバル」(こんな感じ)に出演する(ステージの様子)ということで、タイにちなんだ趣向が取られた彼ららしい作品。しかし、最後の曲が仏教国に向かうというのにやけに挑戦的で一筋縄でいかないところもまた彼ららしい。


【○】MC松島 『自転車盗難撲滅EP』
2013.12.04 / 全10曲30分 / 320kbps / blog
時々面白いラップ(最近だと『ブーストコンピVol.2』(DL先)で発揮)やPVをアップしている札幌のソロラッパーMC松島の3作目のミックステープ(前作はここでDL可)。リンク先のブログにあるように、昨冬にCDRで配布されていたもの。自転車を窃盗してはいけないという明確なテーマが込められている。それ以上でもそれ以下でもない。私はまともな駐輪場を作らずに放置自転車撤去を進め、法外な罰金を支払って引き取らせる都政に怒りを覚えるけど。ジャケットは俳優のマシュー・ブロデリック。1986年の彼の主演作の題名がM2。グーグルの写真検索はホント便利。上で紹介のカカトを気に入る人に合うかも。


【○】CHIBA CHEMIST 『RIP SHIT RIOT』
2013.12.04 / 全14曲46分 / mp3,flac,... / bandcamp
ネバダ州出身の黒人ラッパー、チバ・ケミストのミックステープ。2003年以来東京で暮らしているそう。英詞ラップなら取り上げないのだけど、Budamunkと注目の若手トラックメイカーIll Sugiが7曲ずつ提供しているからだ。


【○】Arµ-2×Youtaro 『SILK EP』
2013.12.05 / 全8曲23分 / mp3,flac,... / bandcamp
他のトラックメイカーとのスプリット作をコンスタントに出し続けている奈良在住の陽太郎が今回相手として選んだのはオリーブ・ワークスに所属し、ファーストアルバムをリリースしたばかりの弱冠二十歳の新鋭アルツー。互いに4曲ずつのビート集。"日本のシルクサウンド"と銘打つだけあって、肌触りの良い音が紡がれる。唯一の共同作業となるCiaraのリミックス曲が良い。


【○】KAZBOH 『mysterious』
2013.12.06 / 全9曲24分 / VBR / HP
1994年生まれの福岡のトラックメイカー・かずぼーのビート集。福岡で結成されたSCRAWLというクルーのメンバーとのことで、リンク先のHPでは他にも無料配信音源がアップされている。素描のような音の連なりであり、茫洋とした楽曲が続く。それをミステリアスと呼ぶなら確かにそうかもしれない。


【○】Green Assassin Dollar 『Willow Weep Beat Tape』
2013.12.06 / 全8曲13分 / mp3,flac,... / bandcamp
DL数限界。上記のアルツーと同じくオリーブ・ワークスに所属する関東勢のひとり、Naoto Taguchiの現名義グリーン・アサシン・ダラーの新作ビート集。10月、11月と音沙汰なかったのが嘘のように今月は大量放出だ。本作はM1で私の"ジャズ世界へようこそ"とあるように主にピアノジャズをネタ使いした作品になっている。


【○】Green Assassin Dollar 『Midnight Sailing Beat Tape(320)DL
2013.12.08 / 全8曲13分 / mp3,flac,... / bandcamp
DL数限界。ほとんど間を置かずに発表された続編的な今月2本目。



【○】Audio $eitan 『Early Craziness』
2013.12.08 / 全7曲24分 / mp3,flac,... / bandcamp
外国での活動も長く、またMeisoとのコンビKaigen21Meisoでも知られる日本人ラッパーKaigenが2008年10月にリリースしたソロアルバムから自身のビートを"再構築した"インスト集。音を聴き感銘を受けるほどの出来ではないが、いくら"再構築"したものとはいえ、この上にどうラップを乗せていたのかは気になるところ。


【○】@trinitytiny1 『log!cmushroom』
2012.07.23 / 全20曲83分 / mp3,flac,... / bandcamp
無料配信終了。タイ駐在会社員としてよりも今ではトラックメイカー、あるいはCD版がすぐに棚から姿を消し買えない人続出の騒動もあった日本語ラップとジュークの邂逅『180OR60』の仕掛け人としても知られる(ここに詳しい)トリニティタイニー1がフリー配信だった前作(DL先)から2ヶ月後に配信限定でリリースした初作。9日に一日限定で気前よく振る舞われた。SIMI LAB・OMSBの普段とは違うイケイケなラップが聴ける。


【○】VA 『FOGPAK #8』
2013.12.09 / 全41曲165分 / mp3,flac,... / bandcamp
DL数限界。人気コンピ第8弾。今回のテーマは"夕暮れ天狗の流れ星"。すぐにダウンロード制限の200に達してしまう作品だけど、41曲も収録されて、2時間半以上もあると通して全部聴いている人がいるのか疑問に思える。




【○】GOMESS 『12345...』
2013.12.10 / 全10曲10分 / 320kbps / Twitter
1994年生まれ静岡出身で現在東京で暮らす十代ラッパー。依然話題の高校生RAP選手権の第2回準優勝者(YouTube)で、DARTHREIDER監修のコンピ盤にもソロ曲を寄せている。進化を続けるインディーズレーベルLow High Who?にも所属し、今年のBBOY PARK(YouTube)にも参戦済みだ。昨年11月に出たミックステープ(DL先)でもそうだったように、スタイルの影響元が素直に出ていたり、荒削りだったりするが、そこもまた魅力なのかもしれない。


【○】VA 『WarDub JapanCup 2013 Compilation Album - SURVIVORS』
2013.12.10 / 全21曲62分 / wav / HP
ウォーダブとは何かというのはリンク先に説明を譲るとして、トゥイッターのハッシュタグを駆使することで日本のトラックメイカーのみならず本場イギリスにもアピールしつつ、同地で根付いているという大会を日本でも成功させたことは単純に素晴らしい話だと思う。そう書いていながらも実際のところこの音楽の魅力を十分に分かっているわけではなく、たいしたことは書けないが、その名前を聴けば信頼できるというメンツが入っていることからも開催した意義は大きいのだろう。このまま日本に定着すれば、遅耳の私でもやがてはその熱意に押され魅力を理解できる日がくるのかもしれない。HABANERO POSSEからはGUNHEADが、他にCE$、CRZKNY、G.RINA、ラッパーとしても活躍するTAQUILACCI、ミンちゃん絡みの作品が楽しみなHyperJuiceやThe LASTTRAKが入選している。


【○】Arµ-2 『The Simplex LuvDoll​ (​Outtakes EP)』
2013.12.11 / 全6曲15分 / mp3,flac,... / bandcamp
こちらはアルツーのソロ作。洋楽ラップのリミックス。



【○】A2SHIT 『A WORLD』
2013.12.11 / 全7曲19分 / 320kbps / Twitter
長野のラッパーBGY a.k.a. Warboの実弟、"わがままモンスター"こと淳のソロでは初となるミックステープ。昨年10月にコンビで1本(DL先)出してはいる。荒削りさは変わらずでそのおかげでフックは幾分印象に残るが、ヴァースが弱い。ずいぶんと尻切れトンボな終わり方をするが仕様なのだろうか。


【○】VA 『水 2』
2013.12.12 / 全11曲44分 / 320kbps / HP
これまた昨年10月以来となる水ネタで攻めたビート集の第2弾。前回(DL先)はPARKGOLFが参加していたが、今回は同じく札幌のDJ YENの名前があって落としてみた。前回と同じ感想を。"可もなく不可もなし"。


【○】Hr.Sticko 『HRHD』
2013.12.12 / 全10曲分 / 192kbps / HP
2003年にはRAGING RACINGというグループでアルバムを1枚リリースしている大阪のソロラッパーHr.スティコー(以前の名義はHIRO)の"過去の秘蔵音源"とのこと。年季の入った関西ラップで、東京よりも西の方がある程度年齢がいっても、その気負いを感じさせない自然なラップができているなと思うことが多い。


【○】Shinsuke Yamaguchi×Green Assassin Dollar 『Peg Leg Shuffle Beat Tape』
2013.12.12 / 全6曲14分 / mp3,flac,... / bandcamp
グリーン・アサシン・ダラーことナオト・タグチとシンスケ・ヤマグチの神奈川在住コンビによるスプリットビート集。前者の曲ではジャズピアノ路線を継続させたM4の流麗さはさすが。初めて耳にする後者ではやはり力強いグルーヴがあるM1だろうか。もう少し長く聴きたい気もするが。


【○】SI-MA 『OKAY』
2013.12.13 / 全13曲34分 / mp3,flac,... / bandcamp
千葉のラッパー・シーマの初ミックステープ。常磐エリアらしい男らしさが充満するラップスタイルで、流行という概念からは1億光年離れているものの、自らのスタイルを頑なに守り、地元で両足をしっかり踏ん張るのもまたヒップホップのあり方なのだろう。そうしたラップの流行りすたりに比べ、音は古くてもそのかっこよさが比較的受け入れやすい気がするのは何故だろう。本作では今も通用するワンループ美学を聴くことができる。


【○】¥uK-B 『HUMANISM』
2013.12.15 / 全6曲21分 / 192kbps / blog
沖縄のコザ在住のソロラッパー・ヤックB。去年発表された無料配信曲を2曲聴いたことがあるだけで詳しい経歴を知らないが、押韻の手堅さや各種スタイルを折衷させつつ独自色を出していることからも結構キャリアは長いのかなと推測できる。もしそれが正しいならいぶし銀的な良さを、まだペーペーなら新人離れしたふてぶてしさのあるラップが魅力ということで。


【○】Arµ-2 『Jackoff or Foreplay (Outtakes EP)』
2013.12.16 / 全曲分 / mp3,flac,... / bandcamp
コラボ作を含めると今月3本目となる新進気鋭トラックメイカー・アルツーのミックステープ。洋楽リミックスや名古屋のラッパーCampanellaのリミックス、あるいはオリジナルインスト、おそらく九州武者修行時のセッションなどを織り交ぜたごった煮ではあるけれど、3作の中では一番音が立っていて完成度も高く聴きやすい。


【○】黄猿 『Re:Rehabilitation EP』
2013.12.16 / 全8曲25分 / 320kbps / blog
東京在住のソロラッパー黄猿が9月に発表した『リハビリテーション EP』の録り直し版。ボーナストラックとして2曲追加されている。その最新曲によればステッキなしで歩けるようになったそうで喜ばしいが、数百万の借金問題は解決できておらず、そうした辛い日々が綴られている。MCバトルで見せていた躍動するフロウを失った一方で、今回の大変な事故と引き換えにラップする内容を得たようだ。ただ、これまでフロウに頼っていたためか、正確な言葉使いではないリリックが多々見受けられ、勢いだけではなく聴かせるラップをするならば推敲にもう少し時間をかける必要がある。


【△】M.T & DJ TOGA 『Taste』
2013.12.17 / 全11曲28分 / 320kbps / Twitter
町田の6人組ヒップホップグループ孔雀のM.T、別名だと天照大神(また大層な・・・)の初音源集。結構きつい。2011年頃は今年ソロアルバムをリリースした同グループのMEKAや菊丸よりも積極的に単曲フリーDL曲を発表していた彼だけど、先のふたりはその後BBOY PARKのMCバトルで結果を残し、実力と人気を着実に積み重ね、アルバムにまで漕ぎ着けた。"遅れた分取り返す"とリリックにあり自覚はあるようだが、このラップを聴く限りミックステープに手を出すにはまだ早い。それと、孔雀の一員としてパフォーマンスしている時には気づかなかった菊丸とメカの2トップとの差が露わにもなってしまった。そういう意味でもきつい。


【○】TOSI 『MY STYLE -paint in hate face-』
2013.12.18 / 全10曲36分 / 192kbps / Twitter
神奈川県海老名市出身のソロラッパー・トシの3本目のミックステープ。昨年7月からラップを始め、今年1月と5月に早くもミックステープを発表している。"口先だけじゃない即アクション"を地でいくラップは年月がたいして意味のないことを証明しようとしているよう。オリジナルトラックを揃える意識の高さや居丈高な姿勢も貫録たっぷり。"ネット・現場の壁はぶっ壊す"と宣言しているように、ニコ動主体のラッパーやLHW?所属のMomoseと共にR-RatedのT.O.Pが参加しているのは興味深い。


【○】Budamunk 『Holiday Session Beat Tape』
2013.12.19 / 全2曲15分 / mp3,flac,... / bandcamp
5lack(S.l.a.c.k.)やISSUGIとのSICK TEAMのメンバーとしても知られるアメリカ西海岸育ちの日本人トラックメイカー・ブダモンクが、海外からも注目を集める若手の注目株イルスギとコラボした『Holiday Session Beat Tape 2012』に彼が鍵盤の音色で新たに味付けした音源とのこと。どうもこうもないがとてもらしい音だ。


【○】DJ TATSUMA 『For A Chenge - Beat Tape』
2013.12.20 / 全10曲40分 / 320kbps / SoundCloud
こんな具合(M9)に過去にラップ曲の"REMIXで使ったトラック"をまとめたビート集。つまり、最初からラップを乗せやすい仕様になっている。太めのビートとサンプリングを生かした上音はラップが自然に目立つ。音に困っているラッパーは利用するのも手だろう。よってただ聴くだけではM7を除けばいささか単調になってしまうのは仕方ない。


【○】TOYOMU 『janitor』
2013.12.20 / 全13曲26分 / 320kbps / Twitter
京都のトラックメイカーのビート集。何とも面白い音を出す。楽器によるバンド演奏と違い、MPCやサンプラーでのヒップホップの音制作はどうやって作られているのか正直よく理解していない。でも本作では特別な演奏方法や音の組み上げをしているように見えない。どのようにして音が鳴らされているのかこの私でも感じ取ることができるのだ。しかし複雑さがないにも関わらず、独自の調和が生まれ、不可思議な世界が姿を立ち現し、非常に楽しいビートに仕上がっている。これがセンスなのだろう。


【○】NoBuKi Beatz 『SWEETS4LIFE』
2013.12.21 / 全10曲17分 / mp3,flac,... / bandcamp
岩手のトラックメイカーのビート集。ワンループを大事にしたインストで、ラップを乗せやすそう。比較的開放的で明るい楽曲が並び、ソウルフルな味付けもあるため、単純に聴いていて楽しいのも良い。才気立ち尖った音があるわけではないが、安定している。


【○】HI-SO 『#ハイソジャック』
2013.12.23 / 全10曲31分 / 320kbps / web
確かに元FUNKY MONKEY BABYSのDJに瓜二つではあるが、一応ATENE STUDIO所属ラッパー・ハイソの初ミックステープとなる。無料配信が一般的になり始めた2010年に仲間の雄大と共に1週交代で、フリーダウンロード曲を意欲的に発表していたこともあるけれど、その後は15曲以上にもなるそれらを作品としてまとめることもなく、次第に存在感をなくし、無料で自作曲をDLさせてくれた奇特なラッパーで終わってしまった。しかし、"自慢のライム"とフロウは磨き上げていたそうだ。本作は、10月からの3ヶ月間にファンからリクエストを受けて制作した日本語ラップ名曲リミックス6曲と、おそらくは以前出していた同じくリミックス曲4曲(M10は3月に配信)を収録したものとなる。"色々あるさ 周りとの格差"とラップしているが、それは生活全般だけではなく、ラップについてもいえるようで、M9ぐらいにオッといわせるラップがなければ、韻だけを踏み、繰り言ばかりの内容ではそうならざるを得ない。


【△】VA 『LAYOUT Union Stream』
2013.12.23 / 全13曲44分 / 128kbps / Twitter
配信終了(300DL限定)。題名に揺れがあるが、7th Senseというグループが主宰するレーベル名がJamevuで、そのコンピと思われる。Zeebraになりきってるつもりの本気か冗談なのか不明なM2でラップ曲が始まり、実力的にはイマイチが続くことからニコ動ラッパーが揃っているのかもしれない。M8ではひとり降神を聴ける。音も低ビットレート以前の問題で酷い。この手の内輪の同好の士を外野がとやかくいうのは野暮だろう。

知ってる名前では、LHW?のDJ6月の初音源集(DL先)に客演していたANCELLや、先月出たコンピ(DL先)と同じ曲でモンスターハウスの一員・大我が参加。また、虹夢も10月の4本目のミックステープ(DL先)収録曲を提供している。下記の『BOOST COMPI vol.3』でNostalgiaTrust・SHU-THEをよく支える燈志籠・志聖のラップも聴ける。


【○】Astro Hound 『Xmas Beat Tape』
2013.12.24 / 全7曲25分 / 320kbps / SoundCloud
大阪の20歳のトラックメイカーBeats Zanがアストロ・ハウンド名義で発表したクリスマスプレゼント。4月以来(DL先)のビート集となり、リミックス集(DL先)やプロデュース作(DL先)を含めるともう7本目だ。親しみやすいメロディにホーリーな魔法が掛けられ、今年は粋なサンタクロースがやって来てくれた。季節ものにも関わらず、わずか7曲とはいえそれぞれに趣向を凝らしていて、この若いトラックメイカーが只者ではないことがうかがえる。


【○】P-PONG 『P-MIX』
2013.12.24 / 全13曲32分 / 320kbps / web
兵庫のソロラッパーPポンの初ミックステープ。好む好まざるに関係なく、すでに完成されたアクの強いラップスタイルで、大麻ネタ多めのラップを聴かせる。MCバトルで名を挙げ、すでにアルバムもリリースしているラッパーなのでそれも当然なのだけど、日本のミックステープ界は基本的には若手や新人たちのデモ発表の場と化している現状なので、先月のANARCHYに続き、こうして名の知れたアーティストが参入することは嬉しい。


【○】レイト 『放課後の落書き』
2013.12.24 / 全5曲16分 / 192kbps / YouTube
今となってはよく分からない事態だったけれど、2008年にデビューした当時いきなり話題となった石川県金沢出身のソロラッパー。トイレを反対に読んだMC名という煽りも注目された。発売日に慌ててタワーレコード渋谷店に行ったら残り数枚で、売れてるんだなぁと思ったものだ。その後はミニアルバム1枚と、今年ようやくのセカンドアルバムをリリースし、来年にはベストが出る。本作は謎のタイミングでの初フリーDL音源となる。学校カーストの最底辺、あるいは社会の底に漂う心情を拾うネガティブさはとても彼らしく、もはやラップの巧い下手で語るものではなく、彼にしかできない表現が確かにある。ただ、市販音源でも似たようなリリックを書いているわけで、どうしてこの5曲を無料配信にしたのかが分からない。


【○】KLOOZ 『HAPPY CHRISTMAS 2013 -DJ HIRORON MASHUP-』
2013.12.25 / 全5曲18分 / 320kbps / Twitter
昨年まで2年連続で聖夜に現れ、実際に街でプレゼントを配り歩いたサンタクルーズ。今年はアルバムデビューを果たし、配信シングルリリースも積極的に行っていたこともあり、さすがにお疲れな1年だったためか、恒例のクリスマスのお楽しみは仲間のヒロロンによる、彼のラップにDrakeやJustin Timberlakeのヒット曲を掛け合わせたリミックス集となった。M5がいい塩梅だ。


【○】Radoo 『Sky Berry 2.0』
2013.12.25 / 全7曲25分 / 192kbps / Twitter
大阪のヒップホップグループGhost Dogのラッパー兼トラックメイカー・ラドゥ。仲間の作品への客演や今年春先に出された船場のBLUE VERY STUDIO主導ミックステープシリーズへの参加などもあり、ここ1〜2年の旺盛な活動により、着実に地盤を固めている。ソロとしては昨年4月(DL先)以来となる。相方のBBも8月に出している(DL先)。派手なビートにもソウルフルなものにもぬめったフロウで滑らかに言葉を乗せていき、大方のリリックで言及している大麻の効果をそのまま体現したようなラップを披露する。


【○】C.O.S.A. 『2013 Instrumentals』
2013.12.25 / 全13曲38分 / mp3,flac,... / bandcamp
JET CITY PEOPLEのCAMPANELLAとのユニットCOSAPANELLAでも知られる名古屋のトラックメイカーC.O.S.A.の約1年ぶり5本目のビート集。題名から察するに今年提供したトラックやリミックスのインストをまとめたもののよう。深いビートに耳がいくぐらいでそれ以上の刺激は受けないが、ボーナストラック扱いの彼のサグいラップが音から受ける印象とは違い興味深い。これならラップをもっと聴きたい。


【○】DIZZY 『ANRI FULL』
2013.12.25 / 全7曲25分 / 320kbps,VBR / Twitter
ネットを中心に今年飛躍を見せるラッパー・ディジー(旧名義DRO)の今月の新作は、例によってAV女優・沖田杏梨への愛を綴った連作を再度まとめたもの。「ANRI」と「RESTAURANT」ではヴァースを差し替えた"ANOTHER MIX"も収録。もし今彼女が何者かに刺されたとしたら、いの一番に疑われるのではという偏愛ぶりだ。"ANRI"と書いて"神"とラップするし、何よりM2のリリックは普通に怖い。ただ、フロウを完全に自分のものとしているラップは強靭で、まあだからこそ狂気なわけだけど。来年も楽しみ。


【○】NORI Tart 『sleep』
2013.12.29 / 全12曲36分 / 192kbps / Twitter
配信終了。東京在住のラッパー兼トラックメイカーN.O.R.I. a.k.a Takachangmanが名義をNORI Tartに変え、先月に続き早くも2本目。前作は客演を多くしプロデュースに集中していたが、今作では前半5曲でラッパーとしての自分を強く出すため、排水溝にこびりつく灰色のヌメヌメのようなラップを聴ける。後半7曲のインストを聴けばラップよりも音にセンスを発揮するのは明らかだけど、そこは認めたくない何かがあるのだろう。


【○】Otomitsu 『bye 2013』
2013.12.29 / 全6曲13分 / mp3,flac,... / bandcamp
毎月ビート集を発表すると今年初めに宣言していたヒップホップグループOddbose所属のオトミツが、仲間とのスプリットビート集を間に挟みはしたものの、ソロとしては結局2月以来となる今年3本目のミックステープ。


【○】Green Assassin Dollar 『Segment Incorrect Beat Tape』
2013.12.30 / 全8曲13分 / mp3,flac,... / bandcamp
今年1月よりNarvubeatsを名乗り、6月にはこのグリーン・アサシン・ダラーに変え、もはやその総数を把握できないほど数多くのビート集を出してきたナオトタグチの2013年の最終作。独自のビート美学を貫く姿勢に揺らぎはなく、多くの作品は発表後数日あるいはひと月のうちにはネット上から削除するなど一期一会的な活動も一貫し、今年は日本人ラッパーとの共同作業も始めていて期待もあるが、不思議な得体の知れなさをずっと漂わせ続けている。本当に面白い存在だ。



【○】sputnik2017 『beyond the description』
2013.12.30 / 全6曲24分 / 320kbps / HP
音全般担当のTakuma Inoueと歌手Asa Tauraによって今年結成されたスプートニク2017の初作。"日本では珍しいアブストラクト・ヒップホップ"だとかいうので、期待と不安を入り混ぜながら聴いたら、これがなかなか悪くない。"東洋の繊細さが出たエクスペリメンタルなトリップホップ"と海外では紹介されたそう。童謡のようなメロディを浮遊感倍乗せで歌うボーカルが特徴で、アブストラクトでイメージする音は私にとってはもっと攻撃的で先鋭的なものだけど、トリップホップといわれれば納得する。ダークに陥らせない歌声が良いのだから、ポエトリーに2曲は不要。そういう意味では同時に出た4曲入りシングルの方がよくまとまっている(DL先)。


【○】VA 『おならBOOの「BOOST COMPI」vol.3』
2013.12.31 / 全25曲89分 / 320kbps / HP
玉石混淆とはいえ"玉"を探す楽しみがあった7月のvol.2(DL先)に続く今年2本目のブーストコンピ。さらに磨きのかかった作品になると勝手な期待があっただけに残念な出来だ。

前作は全18曲で71分とボリュームがあり、ひとつの作品として聴くには長すぎた。一方、本作は全25曲と増量されながらも、2枚組にすることで聴きやすくしたのはアイデア賞だと思う。mp3ファイルの時代に1枚も2枚組も関係ないといってしまえばそれまでだけど、私自身は古い人間なので、ビートルズがアルバム単位で作品作りを始めたことでより一般的になったアルバム信仰をいまだ持ち続けている。今の若者は曲単位で、つまりシングル重視で聴いているそうだから(レコードの容量問題などもあるので、本来的には歴史ある聴き方ではある)、作品がどれだけ長かろうとあまり関係ないだろうし、流れの起承転結といった展開の妙も今は意味をなさないのかもしれない。しかし、私にとっては45分前後に収めた今回の2枚組という設定はありがたい。

問題は中身にある。RAqの挑発的なラップに始まり、まさかの西の刺客HI-KINGが流暢なフロウで魅了し、Z.I.O-RAMAと沈黙を語る人という年の差コンビが不格好なラップながらも自分たちの言葉を届ける。そしてNostalgiaTrustのSHU-THEと燈志籠というグループの志聖によるM5だ。"趣味って何? 聞かれた時 ノドが裂けてもHipHopって言うなよ"というラインに出くわす。

ここまで聴いていて、"ダウンローしたのは熱いスピリット 悶々としたもん詰まったヤツ"というリリックが端的に示すように、世間が認めなくても、それぞれの立ち位置で懸命に生き、もがいている表現者たちの想いをテーマに今回の『Vol.3』が作られたのか。それは素晴らしいことだ!と早合点し、ひとり胸を熱くしていた。

いつの間にか時代は80年代のしらけ世代(私も知らないけれど、そういう括りがあったそうだ)のように、熱くなることをかっこ悪いとする風潮が蔓延しているそうだ。でもここまでのラップにはそういう時代の空気に抗うがごとく思いの丈を愚直に言葉にしている。その様は本当にかっこよく、そして輝いている。他人がどういおうと自分の生きたい道を熱意を持って突き進むことはいつだって偉大なことだ。M5まで聴き進め、本作にはそうした楽曲だけが詰め込まれていると思ってしまった。

その後急速に内容が陳腐化し、ただの見得や衒いが増え、そもそもラップの技術自体お粗末な曲に埋め尽くされていく。もちろんそれは序盤での私の感じ方に勘違いがあったわけで、非は私にある。しかしディスク1のM7やディスク2のM2、M5は本作のテーマうんぬんとは関係なく、曲の質として聴けたものではない。

2枚目も中盤、ほぼSIMI LABといっていいOMSBとUSOWA、Hi'SpecによるM6でようやく復調の兆しを見せ、本作で唯一の掘り出しラッパーkapper(2011年に数曲フリーDLしていたのを聴いていたがここで再会できるとは思わなかった。ありがたい)を満喫。終盤の2曲──京都のラッパーBESHALISTと石川のトラックメイカーCARRECによるM10と、キャリアが長いらしいYOCO ORGANのM12──は、この駄曲だらけの中ではもったいなさすぎるほどの良曲で、何を血迷ってそんなにいい曲を提供したのだろうと首を傾げてしまう。

おならブーさんとは直接関わりがないため、これだけの大作を制作する苦労は推し量ることしかできない。が、内容だけではなく外装にも気を使い、例えばmp3をCD-Rに焼きジャケットをプリントアウトすれば、デジタルから実際に手に取って音楽を"所有"できる楽しみを得られる仕掛けがあるなど細かい部分にも気を配っていて、本作に丹精込めたことは理解できる。また、歌詞欄にはこれまで通りに歌詞はもちろん、ミックスした担当者まで記され、さらにトゥイッター・アカウントを併記することでフックアップにもなっている。

日本のヒップホップを盛り上げるのは、何もアーティストだけではなく、聴き手にだってできることを彼は証明してもいる。日本語ラップへの造詣の深さや実際に創作にも携わっているという経験もあり、さらにはこれだけのメンツを集めることができる人徳や行動力を兼ね備えている。その結晶が本シリーズであることは間違いない。

ジャケットにファイナルと銘打たれているが、有終の美を飾らずにシリーズを終えるならば余計に残念だ。大変な苦労あってのミックステープとは承知の上で、名誉挽回の次作を期待したい。


【○】MC松島 & DJ MICKEY 『MajorCleanUp2013』
2013.12.31 / 全16曲60分 / 320kbps / Twitter
札幌在住のソロラッパーMC松島の今月2本目。前作は昨年CD-Rで発表していたものを改めて無料配信したものだったが、本作は正真正銘2013年の彼のラップとなる。MCバトル上がりということで多彩なフロウを繰り出せるのが持ち味という印象はあるが、ここではS.l.a.c.k.的なスタイルを貫く。

作品としては中盤以降のソロ曲でやや停滞感はあるものの(ベルサーチをエゴサーチにいい換えてしまうのは面白いが)、X-DOPE.ENT.のJazzdocumentや冬威、あるいは1月にミックステープを出したDOMINO-Pやそこでも活躍したLAZY SIMONなどの同郷の若いラッパーたちの奮闘が光る。

聴きどころはM4で長大な小節をシリアスに駆け抜け、そのままKendrick Lamarのヴァースで国内外問わず注目を集めた「Control」の上を前曲のテンションのまま突入し、聴き手の胸を十分熱くさせたところに、さらに冬威がものすごいラップを乗せて、ウォォォってなるにも関わらず、続くM6で駄目なラーメン屋の話って・・・。このギャップには楽しませてもらった。日本語ラップサイトAmebreakの年末井戸端放談で、アメリカや韓国であれほど皆を熱狂させた「Control」が日本で流行しなかった不思議について話題になっていた(実際に日本で発表したのはKBMぐらいか[SoundCloud])が、ここにきてようやく注目に値するリミックスが生まれた。M5を聴くためだけでも落とす価値がある。


【○】Sly a.k.a 9llA Soundz 『マンスリーすらいしー12月号 (最終号)』
2013.12.31 / 全9曲24分 / 320kbps / Twitter
毎月末に数曲入りのシングルを発表してきた兵庫県尼崎のラッパー・スライ。最後となる12月号は9曲入りと特大号だ。ボーナストラック以外は彼のトラックメイカー名義9llA Soundzによるもので、客演多めのお祭り的大団円ではなく、1年にわたり続けてきた誇りを胸に自身の言葉と音にこだわりを見せる。いわゆるヒップホップ的ではないけれど、そんなありきたりとは正反対のジャケットも人目を引く鮮やかさがある。







【○】T@K 『H.I.Phone Vol.2』
2013.11.24 / 全18曲60分 / 96,192,320kbps / blog
6月に1時間のミックステープ(DL先)を出している大阪のラッパー・タクがわずか5ヶ月で同サイズの第2弾を発表してきた。通算では6本目となる。今回も持ち前のスワッグなラップで、ヒップホップの母国アメリカのビートに日本語を当てはめる。話題になったキャップ女子を腐す楽曲もある。でも面白いのは前作同様にやっぱり後半で、いつ頃の楽曲なのかは不明だが、彼がJapp pepperと組むラップデュオ72SKaleの曲は初めて耳にするし、驚異の中学生ラッパーKiano JonEsとの新曲コラボも収録されている。盟友WARUSHIとの2曲に続き、メロウに畳み掛ける最後の2曲も良い。そういえば、画像サイズがちょっと大きすぎないか。


【○】Takuan & Otomitsu 『OddEye EP2』
2013.10.20 / 全6曲17分 / mp3,flac,... / bandcamp
今月もビート集を出しているオトミツと、同じグループに所属するタクアンとによる昨年7月以来(DL先)となるスプリットビートテープ第2弾。スプリットというとたいてい交互に曲が配置されるものだけど、彼らは前作もそうだったように、前半がタクアン、後半オトミツとなる(1作目とは順番自体は逆)。物語があるのかないのか分からない前者に比べ、今回のオトミツは歌曲をリミックスしていることもあり、私には聴きやすい。


【○】VA 『アニリミ最高!』
2013.10.12 / 全12曲62分 / 320kbps / HP
ネットレーベル・ゆるふわレコーズ企画によるアニメソングのリミックス・コンピ。ジャケットはレーベルの公式キャラクター・ゆるちゃんとふわちゃん。「secret base 〜君がくれたもの〜」以外知らない曲だけど、これらがかけられた時のフロアのアニメファンの盛り上がりは想像できる。日本語ラップファンにもお馴染みのThe LASTTRAKがThe LASTLION名義で、Cherry BrownやRAqにトラックを提供しているLil Chibiも参加。


【○】DJ 41 a.k.a. another sun 『Fragment of the star EP』
2013.10.01 / 全8曲39分 / mp3,flac,... / bandcamp
年初に新年おめでとうビート集(DL先)を出した神奈川県海老名市のトラックメイカーDJ41の新作。曲名から連想させる物語や景色を音で構築しようとして、前作の武骨さとはまた違う面白さがある。M2では少しずつ漏れ出る音を、一方、地球の核に向かう勇ましき前進を感じるM3、ロマンチックな上音を配しつつも低音がしっかり主張するM4といった具合だ。M6が"地方分権"と命名されているのは変わっている。この音がその言葉や概念から受ける彼の印象なのだろう。


【○】xEm 『Monthly Letter Oct』
2013.10.01 / 全6曲16分 / mp3,flac,... / bandcamp
神戸のトラックメイカー・ゼムのビート集。沈鬱な重い影が終始垂れ込める音。


【○】1968 『Aporia』
2013.10.01 / 全7曲8分 / VBR / HP
"フリージャズとエレクトロ"の融合とのことだけど、それとプラスしてゲーム音楽も多分に影響してそうなビート集。様々なサンプリング音源や生音の切れっ端をスピードを速めたり加工しながら、左右上下手前奥に配置していき、独特の美学で、"個性あふれる"音を構築する。


【○】3rd.Y 『ToxicTape』
2013.09.11 / 全9曲23分 / 320kbps / Twitter
WhatevaMuzikを主宰するBlaqCZAと共にヒップホップデュオScissor Sonzとしても活動するラッパーのサードYがソロで出したミックステープ。1月には本隊での6曲入り(DL先)も発表している。NICE GUY$ともよくコラボしているように、あの手のハーコーなスタイルを取るので、ヒップホップらしいなとは思うけれど、その実理解はできていない。M8のような単語だけではなく文章で聴かせるリリックをもう少し楽しみたいところ。



【○】K.E.N.5. 『BEAT Instrumentals』
2013.09.02 / 全19曲75分 / mp3,flac,... / bandcamp
博多在住のトラックメイカーのビート集。基本のワンループものから和を取り込んだものなど変化に富んだインストが並ぶ。が、リズムそのものが単調で面白さに欠く。拍子を正確に刻んでもグルーヴは生まれない。リンク先には他にも同クルーのビート集がいくつかアップされている。


【○】鉄兵×森羅 『POCKET PARK EP』
2013.03.12 / 全8曲26分 / 160kbps / SoundCloud
ULTIMATE MC BATTLE2連覇のR指定やKEN THE 390主宰のDREAM BOYに所属するKOPERUなどもメンバーにいる関西の若手ラッパー集団Tiny Titan Boxや、そのグループ内グループのようなJapidiotとしても活躍し、本作では全曲でトラック制作を行う鉄兵と、大阪のラッパー森羅とのコラボ音源。悪くないけど・・・ぐらいの感想しか浮かばない。




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<まとめ>
2010年〜2011年1月〜9月分 Tegetther
2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

・「JPRAP.COM presents "The Se7en Deadly Sins"」 →記事(2011.05.26記)
  2010年の主要フリーダウンロードミックステープについてもある程度まとめてある。
・「昨今の国産ヒップホップ・無料DLミックステープ事情」 →記事(2011.09.30記)
  2011年前半の作品に焦点を当てた記事。
・「VA『Fat Bob's ORDER vol.1』」 →記事(2011.10.07記)
  記事の最後に名古屋関連のミックステープのまとめた。
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2013.12.31 Tuesday 23:53 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.12.14 Thursday 23:53 | - | - | -
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