すばらしくてNICE CHOICE

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ニューイヤーズ・イブ / New Year's Eve

71点/100点満点中

『バレンタインデー』の監督が同じ趣向で撮った2011年の群像劇。製作費5600万ドル。

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2011年のニューヨークの大晦日。世界中が注目するタイムズスクエアでのカウントダウン・イベントを取り仕切るクレア。失敗の許されない一大イベントを前にナーバスになる彼女をニューヨーク市警のブレンダンが支える。一方、豪華パーティの料理を一任されたケータリング会社社長ローラは、カウントダウン・ライブを控えた元彼でロックスターのジェンセンと再会。病院のベッドで新年を迎える偏屈で孤独な元報道カメラマンのスタンを看護師エイミーは優しく気遣う。友達とカウントダウンに行く約束をした15歳の少女ヘイリーは憧れのセスとのファーストキスを夢見ている。
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大きな感動を得られるわけでも、爆笑を巻き起こすコメディでもないけれど、鑑賞中はそれなりに楽しめる作品。毒にも薬にもならないが、何も全ての映画が重厚である必要はなく、そこそこのハリウッドスターが織りなす群像劇もたまにはいいものだ。

自分のための整理も兼ねてエピソードごとに俳優陣をまとめておく(ウィキ参照)。

「NYタイムズスクエアのボール・ドロップ舞台裏」
タイムズスクエア協会の副会長クレアにはオスカーを二度受賞したヒラリー・スワンク。彼女を支える黒人警官ブレンダンはラッパーのリュダクリス。電気技師コミンスキー役の俳優は監督のゲイリー・マーシャルの常連だそう。クレアの上司、つまり協会会長にはほぼカメオ出演だけど、サラ・ジェシカ・パーカーの旦那マシュー・ブロデリック。オーディション番組『アメリカン・アイドル』の司会役に抜擢されて人気が出たライアン・シークレストが本人役でイベントの司会をする。マイケル・ブルームバーグ市長も同様に本人役。

「年頭の誓い」
アハーンレコードに勤めるイングリッド役にはミシェル・ファイファー。彼女が2011年年初に立てた誓いを実行する手助けをするのが自転車便のポールで、ザック・エフロンが演じている。イングリッドの上司役は『猿の惑星: 創世記』で認知症の父に扮していた。

「アハーンレコードの大晦日パーティ」
ケータリング会社の社長で料理人でもあるローラは『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』に出演していたキャサリン・ハイグル。そのローラの元彼でロックスター・ジェンセンには本物のロックスター、ジョン・ボン・ジョヴィその人。ローラの部下でお色気と笑い担当のエバは、『新・三バカ大将 ザ・ムービー』で夫殺しを企む悪女を演じていたコロンビア出身のソフィア・ベルガラ。

「病院」
余命わずかの入院患者スタン・ハリスが本作一番の大物ロバート・デ・ニーロ。看護師エイミーはハル・ベリー。そのエイミーの戦地にいる夫には、今回は扱いがちょっと酷い印象のラッパー・コモン。エイミーの同僚の看護師はまさかのアリッサ・ミラノ。気づかなかった。スタンの担当医のケイリー・エルウィスは『ソウ』や『抱きたいカンケイ』でも医師を演じていた。NG集でのデ・ニーロのひと言は『ソウ』での彼の活躍も掛けているのだろう。

「出産競争」
出産を早めようとアンチョビを丸飲みしようとするテス・バーン役にはブレイクしきれないジェシカ・ビール。そのテスの産科医モリセットは、アタリコメディの『EROTICS 美しい女たち』のカーラ・グギノ。バーン夫妻の競争相手シュワブ夫妻の旦那で口が悪いマナー学校経営者には1997年のドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』で主演(脚本と製作も)していたティル・シュヴァイガー。

「アパート」
おんぼろエレベーターに閉じ込められるランディとエリーズ。ランディはアシュトン・カッチャー。エリーズは人気ドラマシリーズ「glee」のヒロインで、今年彼氏で同じドラマの出演者だったコリー・モンティスをオーバードーズで亡くしたリア・ミシェル。

「結婚式からニューヨークへ」
スピーチをするためにニューヨークに戻ろうと必死になっているサム役には「トランスフォーマー」シリーズのレックス大佐でお馴染みジョシュ・デュアメル。ファーギーの旦那だそう。道中でサムの話を聞く牧師の妻モードにはアニメ「シンプソンズ」のリサ・シンプソンズの声優を担当しているイヤードリー・スミス。サムの母親ローズ役は、『24 -TWENTY FOUR-』の女性大統領役で人気を博したチェリー・ジョーンズ。

「母と娘」
15歳と難しい時期のひとり娘を育てるシングルマザー・キムにはサラ・ジェシカ・パーカー。その娘ヘイリーは、少し残念な育ち方をしているアビゲイル・ブレスリン。


このチャーミングなおばあちゃんは誰なんだろうと思ったらミシェル・ファイファーで驚いた。確かに老け気味だったけれど、本作では若さへの固執がなく、その分反対にかわいくなっていたのは面白い。今夏公開された『ペーパーボーイ 真夏の引力』でいい演技を見せていたザック・エフロンが口先だけの男を好演している。アイドル上がりと思っていたがいい役者になるのかもしれない。

各エピソードがそれほど絡まないのは残念で、中途にあるイベント責任者クレアの演説もやや鼻白むものなのだけど、それが微妙に伏線になっている辺りは巧い。サムが去年の大晦日に出会った女性についてもミスリードがよく効いている。が、最後の最後でサラ・ジェシカ・パーカーの衣装チェンジはやりすぎで(そのままのかっこうで急ぎやって来る方が自然な気も)、花を持たせすぎている感もあるが、そういう大団円感がこうしたオールスターキャスト映画には必要なのかもしれないとは思った。
2013.12.30 Monday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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