すばらしくてNICE CHOICE

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スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン / Starship Troopers: Invasion

55点/100点満点中

ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』を実写化した「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズの第4弾。日本人監督荒牧伸志が2012年にフル3DCGアニメとして映画化。大ヒットしたポール・バーホーベン監督の1作目の製作費が1億ドル、テレビ映画企画だった2作目は700万ドル、そしてなぜか劇場で鑑賞している3作目が2000万ドル。フルCGで描くとどれぐらいで制作できるのか気になるところだが、本作の製作費は公開されていないよう。

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バグの襲撃で壊滅状態の宇宙基地フォート・ケイシー。カール・ジェンキンス超能力戦略担当大臣は戦艦JAW号を強引に指揮下に置き、カルメン・イバネス艦長を置き去りにしたまま逃げ去る。強襲艦アレジア号が基地の奪還に向い、カールと対立し拘束されていた"ヒーロー"ことヘンリー・ヴァロー少佐らわずかな生存者を救出し基地を脱出する。その後、JAW号が消息を絶ち、ジョニー・リコ将軍の指令の下、アレジア号は捜索に向かうが・・・。
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1作目に登場したリコとカルメン、カールの3人が出世し活躍しているので、シリーズのファンにとっては楽しいのだろうが、初作にだけあったブラックユーモアまでは再現されず、SF戦争アクションに終始する。お話自体はたいして手の込んだことをしていないのに、展開が速すぎるためか追いつくのにひと苦労だ。どう考えても歩兵部隊全滅だろうと思うほどバグが大挙として押し寄せるのに、奇跡的に踏みとどまる描き方には、アニメの盛りの美学があるのかもしれないが、あまり感じは良くない。

武器や装備品などのメタリックな質感や敵の外観といった人間以外のCGの出来はそう悪くない。しかし、"実写的写実性"を求めるこの手の3DCGアニメは無機物は描けても、人間はまだまだ無理だというのは、だいぶ前に見た『ベクシル 2077 日本鎖国』の頃と変わっていない。力を入れたと思しき、瞳をアップで映すシーンはそれでも健闘しているといえるが、全体では映画というよりもゲーム画面を見ている気分にさせられる。それと、その力を入れているところとそうでないシーンとの乖離が大きいのも気になる。

今回フルCGアニメになるといった時点で、描写についてはこれまで以上に期待していなかったが、例え製作費が少なく映像に難があっても、その分お話を練ったものにすれば物語として魅せられるのにと思わなくもないけれど、そうした優秀な人材を雇うのも金次第なのだろう。
2014.03.05 Wednesday 23:57 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2020.04.08 Wednesday 23:57 | - | - | -
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