すばらしくてNICE CHOICE

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リクイッド・ウッズ 樹海 / YellowBrickRoad

66点/100点満点中

2010年のホラー映画。邦題は"道が液体のようだ"というセリフから。DVDスルー作。製作費38万ドル。

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1940年10月。ニューハンプシャー州フライヤーで全住民が北方の森へと姿を消す不可解な事件が発生。捜索隊は凍死体や死因不明体などが数人の遺体を発見したものの、大半の者は行方不明となった。写真家テディ・バーンズとその妻メリッサを中心に行動心理学者ウォルターなど専門家からなる計7人のメンバーは、70年前に起きた忌まわしき事件の真相を調べるため同町にやってきた。協力に名乗りを上げた唯一の町の住人を加えた8人は北の道を歩き出す。
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大昔に起きた謎の集団消失事件を追うグループは、町の住民が長らく秘密にしていた"黄色いレンガの道"(原題)を同じように歩いてみることに。オープニングの映画館シーンでちらっと題名が出てくるように、「オズの魔法使い」で、ドロシーが北の善き魔女から教えられるままにエメラルドシティへ向かうため、3人の仲間と歩む道に由来する名前だ。今回はカカシだけ出てくる。最初の数日は何事もなく前進できる。やがて計器が狂い、どこからともなく"音"が聞こえ始める。そしてその音に影響されたのかみなの心がさざ波を立て始め、最初の悲劇が起こる。

町の大半の人々が消息を絶った北の果てに一体何があるのか、広範囲にわたり聞こえる音は何なのか、8人はどうなるのか・・・。発想は面白い。オチもまあ悪くない。『2001年宇宙の旅』のあのオチになにがしかの深遠な意味があるように、もしかしたら本作にもあるのかもしれない。ただ、小学生がキューブリックのその映画を何の予備知識もなしに見たら、宇宙に浮かぶ大きな赤ん坊にはてなマークが出てしまうように(大人だって"高尚な"作品と知らなければ、アレ何なのと口走ってしまうだろう。アホだと思われたくないから黙ってるだけで)、本作もどうしてそうなるの?となることは受け合える。

決してつまらない映画ではない。中盤以降で一行がばらけてからは物語の焦点が拡散してしまうきらいはあるものの、狂気が徐々にみんなを飲み込んでいく怖さは生み出せている。予算がほとんどない中で壮大なオチを作ることは困難だろうし、期待してもいけない。それでももっと何か、『アナザー プラネット』のようなもう少し分かりやすい着地点でも良かったのでは、と思わなくもない。でも、まあこれはこれで、ありなのかもしれない。
2014.05.01 Thursday 23:57 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2017.09.06 Wednesday 23:57 | - | - | -
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