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Lee Morgan『The Gigolo』

Lee Morgan / The Gigolo
Label: Blue Note
Release: 1966

Personnel:
Lee Morgan - trumpet
Wayne Shorter - tenor sax
Harold Mabern - piano
Bob Cranshaw - bass
Billy Higgins - drums

Recording Date:
Tr.2: 1965.06.25
Tr.1, 3-6: 1965.07.01

Song List:
01. Yes I Can, No You Can't
02. Trapped
03. Speed Ball
04. The Gigolo
05. You Go To My Head
Bonus Track
06. The Gigolo (alternate take)


1938年7月フィラデルフィア生まれのリー・モーガンは、1956年11月に録音された『Lee Morgan indeed!』でブルーノートからデビュー。わずか18歳。"クリフォード・ブラウンの再来"と呼ばれたそうで、名声を欲しいままに1958年にはアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに参加。あの名盤中の名盤『Moanin'』でも快活に吹いている。翌年に本作でテナーサックスで参加のウェイン・ショーターがバンドに加わり、一時期共に活動していた。しかし、1961年、彼は麻薬で体調を悪くし、故郷に一時戻ることに。1年半ほどの休養を取り、ニューヨークに戻ってきた彼はロックの8ビートを取り入れた『The Sidewinder』を1963年12月にレコーディング。ビルボードの総合アルバムチャートで最高位25位まで上り、復活を高らかに宣言すると共にインディーズレーベル・ブルーノートの財政を救った(と同時に自主レーベルの限界も明らかに)。

ジャズロックの流行を決定づけた『The Sidewinder』を聴いた時にロックというにはキックが弱く、こんなものかと落胆していたら、それならアルバム『Cornbread』を試してみたらと親切な方から教わったのだけど、なぜか手に取ったのはその前年の作品となる本作。『The Sidewinder』から数えると間に3枚分のレコーディングをしているが、後年リリースされるもそのうち2枚はお蔵入りになっていたので、大ヒット盤後の2作目がこの『The Gigolo』になる。

ジャケットがブルーノートらしくない。撮影はレーベルオーナーのアルフレッド・ライオンの右腕フランシス・ウルフの手によるが、デザインにリード・マイルスがクレジットされていない。録音された1965年にレーベルは大手のリバティーレコードの傘下に入っていて、レコーディング方法自体はライオンのこれまでの流儀でやれたそうだが、それでも影響はあったということだろうか。そのライオンも1967年7月28日の録音を最後に一線を退いた。

ベースとドラムは『The Sidewinder』の布陣のままで、モーガンは軽快にトランペットを歌わせる。どの曲でもひらめきのあるフレーズを聴かせはするし、よくまとまっている演奏は時に非常に情熱的だ。ただ、曲単位でこれというものがないまま流れていく。
2014.05.30 Friday 00:00 | ジャズ | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.10.16 Wednesday 00:00 | - | - | -
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