すばらしくてNICE CHOICE

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トランストリップ / Magic Magic

40点/100点満点中

チリ・アメリカ合作の2013年の心理スリラー。主演はイギリス出身のジュノー・テンプル。共演には『JUNO/ジュノ』『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』『キミに逢えたら!』のカナダ人俳優マイケル・セラ(製作総指揮にも名前を連ねる)、『エンジェル ウォーズ』のベイビードールことエミリー・ブラウニング(オーストラリア)、2004年の『そして、ひと粒のひかり』で主演したコロンビア人女優カタリーナ・サンディノ・モレノら。共同撮影にはクリストファー・ドイルもクレジットされている。

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アメリカ人のアリシアは初めての海外旅行にいとこのサラが留学しているチリに遊びに来た。サラの彼氏アグスティンとその姉バルバラ、アグスティンの高校時代の友達ブリンクらも一緒にチリ南部に旅立つが・・・。
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キョンシー』『モーガン・ブラザーズ』『パトリック 戦慄病棟』ときて、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」からの4作目は、第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭でジュノー・テンプルが主演女優賞を獲得した本作。邦題のおかげで鑑賞中は気づかなかったけれど、結構前から気になっていた作品で、ようやく見られたことになる。

しかし、つまらない。サンダンス映画祭で初上映され、カンヌ国際映画祭では「監督週間」で公開されるなど一定の評価はあるようだけど、非常に"実験的"な映画で、よく分からない演出と雰囲気だけはある音楽が付けられ、しかもそこで切るのかというあっけないエンディングを目の当たりにすると、まあその手の映画祭ならウケるのかもしれないねと遠い目をしてしまう。

初めての海外で不安を覚えるアリシアは、エミリー・ブラウニング演じる保護者的ないとこのサラが旅を一時離脱することで精神の不安定さを加速させる。しかもマイケル・セラ扮するお調子者ブリンクにちょっかいを出され、次第に幻聴幻覚に悩まされることになる。そこに本で覚えたての催眠術をサラのボーイフレンドのアグスティンにかけられ、てんやわんやな状況に。

精神を病んでいる人にありがちな、自分は大丈夫と思いこんだり、被害妄想を膨らましたりといった展開がPOVではないけれど、ややドキュメンタリータッチな映像で切り取られ、短い上映時間とはいえ終始アリシアのうんざりさせられる狂気と付き合うことにもなり、早々に失敗作であることが明らかになる。登場人物の設定や台詞もその場のアドリブで行っているような緩さがあり、それも見にくさに繋がっている。

ソファに腰かけるアリシアがアグスティンから催眠術をかけられる場面で、通常のスピードで見ている分には気づかないのだけど、早送りをした際にソファの柄の花がうごめいているのはちょっと面白かった。
2015.08.20 Thursday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:58 | - | - | -
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