すばらしくてNICE CHOICE

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インサイド・ミー / Plush

46点/100点満点中

『トワイライト〜初恋〜』『赤ずきん』の女性監督キャサリン・ハードウィックによる2013年のサスペンス映画。主演は『エンジェル ウォーズ』『トランストリップ』のエミリー・ブラウニング。共演には、『ラブド・ワンズ』で逆にヒロインに襲われる役を演じたゼイヴィア・サミュエル。TSUTAYA限定レンタル作品。DVDスルー作。製作費200万ドル。

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ヘイリーは弟ジャックとロックバンドを組み、人気が出たものの、雑誌記者カーターと出会い、双子を身ごもり結婚する。相棒を失ったジャックはその喪失感からクスリに走り、結局死んでしまう。苦しんだヘイリーは再び詩を書き始め、ふたりのバンド・プラッシュを再始動。弟に替わるギターリストとしてエンゾを加入させ、ふたりのコラボは成功したように見えたが、同時にふたりは関係を結んでしまう。ツアー期間中だけの仲のはずだったが・・・。
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キャサリン・ハードウィックという監督は『トワライト』を見ずに、『赤ずきん』だけの鑑賞で断言するのもなんだけど(『ロード・オブ・ドッグタウン』は途中でギブアップした)、とても詰めが甘い。そしてダサい。冒頭のタイトルロールからしてどうだろうという出来だし、ロックスターのグラマラスな生活を表面だけこそげ取ることで記号化の羅列でしかない前半は当然のように無駄に長い(しかも、ジャック・ホワイトとコートニー・ラヴの姉弟という設定だ。メグではないだろう)。

オープニングの猟奇的な殺人、ヘイリーの旦那カーターが追っている連続殺人事件など、伏線的に情報は出されるものの、それまたなんだかヤバい殺人鬼がいるという記号でしかない。わざわざ加えているカーターの連れ子にしてもたいした役割を担わされることはなく、不必要でしかない。ヘイリーのお隣さんの態度も無駄に印象が残るという意味でノイズにしかなっていない。ラストシーンの思わせぶりもいかにもお子様向けだ。

撮りたい絵は見えているのだけど、それを生かす演出や脚本が作り上げることができず、ただの散漫な物語に終わる。『赤ずきん』と同じ。

"禁断のエロティック・サスペンス"や"音楽も本格的なロックムービー"との宣伝文句が躍るが、禁断のエロティックというほどではない。エミリー・ブラウニングには『エンジェル ウォーズ』の頃の輝きはもはやなく、主婦ロッカーという役どころにぴったりでその意味ではリアリティはあるが、エロスはいくら下着をとっかえひっかえしようが生まれるものではない。"本格的なロックムービー"に関してはプラッシュが歌う曲のメロディは悪くない。エミリー本人が吹き込んでいるのかは知らないが、雰囲気のある歌声ではある。ただ、いかにもロックスター然としたツアーはそこれこそ漫画『NANA』のような少女趣味なありきたりな描写に留まり続ける。
2015.09.11 Friday 23:58 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:58 | - | - | -
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