すばらしくてNICE CHOICE

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烏丸匡 『シャングリ・ラ』全4巻

2008年11月発売。      2009年4月発売。      2009年9月発売。

2010年2月発売。

SNSで勧められて先日読んだ『ノー・ガンズ・ライフ』のカラスマタスクが漢字の"烏丸匡"(読みは同じ)だった頃の作品。原作は池上永一の同名SFファンタジー小説。当時、2006年ぐらいか? 結構評判の小説で、その数年後にようやく読んでみたら、かなり不思議ことが描かれながらも、どこか地に足を付けている世界観が魅力のひとつだったそれまでの池上作品とは異なり、キャラ立ちを優先させ、大仰な設定を取るのに、その内側は空洞なハリボテ世界が広がっているとても安直な物語でしかなく、次第に辟易していき、その大著の残り5分の4ぐらいまで辿りつけていたけれど、結局放り投げてしまった。こうして漫画といえどもオチを読めるのは喜ばしい、かもしれない。


地球温暖化と過激な緑化計画の結果、東京はジャングルと化していた。中央政府や富裕層は、空飛ぶ高層建築"アトラス"へと移住し、地上に残された人々はスラム街"ドゥオモ"に立て籠もった。押し寄せる自然の猛威と政府の圧政に抗うべく、ドゥオモの住民は北条國子率いる武装集団"メタルエイジ"としてアトラスへの進攻を始めるが・・・。


主人公の北条國子を始め、その母役でオカマのモモコ、対立する美那とその従者・小夜子、もう一方の勢力・涼子といった登場人物たちは、これでもかと大コマで見得を切り、物語そっちのけで奮闘してみせる。アニメ化もされたようで実に角川らしいメディアミックスぶりだったが、確かに小説よりは分かりやすい絵の方が合っている。そして、漫画版も小説と同じく面倒な設定を(おそらく)敢えて放棄し、敵味方関わらずキャラがとにかく輝くための展開に終始する点で一緒だ。まともに読むと底の浅さにげんなりさせられるが、モモコ中心に読めばそれなりに楽しめはする。
2015.09.15 Tuesday 23:58 | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0)
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2019.08.20 Tuesday 23:58 | - | - | -
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